Office365ProPlus展開ツールであるが、ファイルサーバーなどにインターネットからダウンロードしたインストールファイルを格納し、そこからPCにインストールすることができる。企業内のネットワークトラフィックを抑えるためには有効な手段である。しかし、実際に展開ツールを使ってみると悩ましい問題がある。

 

バージョン指定でインストール、バージョン指定で更新プログラムなどのxmlファイル設定ができるが、新しいバージョンを配布しても、インストールしたPCのOfficeのバージョンをずっとそのままである。長期にわたってバージョンアップしないと不都合が出る可能性大なので、これはおすすめしない。

 

常に最新バージョンをユーザーにリリースとなるとOffice2016ProPlusは不具合が多い。検証してからでないとユーザーにはインストール配布したほうがよい。結果としてテスト検証用のインストールファイルとユーザー配布用のインストールファイルをわけて、テスト検証でOKになってものをユーザー配布用にコピーするなどの方法がいいのかもしれない。

 

(参考URL)

https://blogs.technet.microsoft.com/microsoft_office_/2012/12/07/office-365-proplus/