Keep in Loopの「ギターにケースは必要ねぇ!!」
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

お知らせ

メンバーが個人的にブログやってます。

よかったらどうぞ。

ASA http://ameblo.jp/hdom-asa/

KEIJI http://ameblo.jp/onehdomjp/

ASAより

明日岐阜駅でLIVEがある。

そのLIVEが終わった瞬間にウチは解散である。


解散の理由は沢山あって、メンバー間で何回も話し合いをしたし、悩みまくった。

音楽、仕事、プライベート、その他にも自分達を取り巻く環境は日々変化していて、

その環境の変化に適応する為に自分達も姿を変えていかなければならない。

その中で同じ気持ちや情熱を持ち続ける事が困難になってしまった。


ぶっちゃけよう。

最初に解散に向かう引き金を引いたのは俺だ。


Kちゃんとバンドを組む事になった時、

自分はギタリストとコンポーザー(作曲家)という立ち位置を選択した。

ボーカルが見付かり、TOYOに出会い、大老に出会った。

楽しかった。


しかしボーカルの脱退が決まり、バンドは岐路に立たされた。

解散させたくなかった。

結果、バンド名を一新し、俺がボーカル兼ギターとなり、今のバンドが誕生した。


周囲は期待してくれた。

数々の関係者が自分達の為に動いてくれて、色々なお話を頂いた。

恵まれた環境にバンドを置く事が出来て、後は自分達の楽曲や演奏をそこに乗せるだけだった。

LIVE活動を始め、CDを発売し、順調に進んでいるはずだった。


でも俺は楽しくなかった。

苦しかった。

歌えない。


ギターを弾きたいと思う欲求。

曲を書きたいと思う欲求。

その気持ちはずっと変わらずそこにあるのに、

歌を歌いたいという欲求が沸いて来ない。


自惚れではなく、バンドは8割方ボーカルに懸かっていると思う。

周囲の期待、メンバーからの信頼に俺の気持ちは付いていかなかった。

プレッシャーばかりが圧し掛かり、応えられない自分がもどかしくて、申し訳なくて、

結局潰れてしまった。


その話をメンバーにした。

もちろんこの状態でバンドを続けて上手く行くはずがない。

今後どうするべきなのか、4人で話し合った。


何度も話し合いをする中で、

今まで良くも悪くも勢いで誤魔化して来たものが、現実として自分達の前に現れるようになった。

練習量の少なさ、演奏技術の不足、バンドのメンタリティの低さ、楽曲の甘さ。


自分達は何を目指しているのか、どこへ行きたいのか、

その為に何が足りないのか、

客観的に見えるようになった。


そして、

今のままバンドを続けるよりも、それぞれがそれぞれの思う道を選ぶ方がいいという結論に達した。

だから解散。


もしも俺が歌い続けていたら、

解散って結論が出たのかは分からない。

今まで通り勢いだけで突っ走っていたかもしれないし、

結局いつかは同じ壁にぶち当たって同じ答えを出していくのかもしれない。


違う選択をしていたらどうなっていたかなんて分からないけれど、

俺は歌を歌わないという選択をして、バンドは解散という選択をした。


キッカケは俺です。

皆さん、ごめんなさい。


解散以外にもいろいろ考えたよ。

新しいボーカルを見付けてバンドを存続させるとか、

一定期間活動を止めて、落ち着いてからまた動き出すとか。

でも4人の気持ちが同じラインで揃う選択肢は解散しかなかった。



ウチね、仲いいんすよ、4人。

喧嘩もしないしプライベートでも遊びまくるし。

俺がこんな自分勝手な選択をしてバンドを壊したのに誰一人責めないし。

これからもずっとツレだし仲間だしライバルだと思う。

最高のメンバーでバンドが出来た。



違う環境で音楽を始めたり、音楽から離れたり、

恋人ができたり家族ができたり、

Keep in Loopのない生活が始まって時間がたつと、今の気持ちも忘れていくのだろう。

Keep in Loopとして楽しかった事、苦しかった事、感じた事、

その総てが新しい生活に塗り替えられて忘れていくのだろう。

忘れずにいるなんて不可能だと思う。

人間は忘れていくのだ。


自分で書いた曲も、何百回と演奏して歌った曲も、

いつかは忘れてしまうのだろう。


でもそれを悲しいとは思わない。

忘れるという事は、前に進めているという事ではないでしょうか。

その場で立ち止まっていたら、思い出は美化されてよみがえり、忘れられないと思う。


だから願わくば、

メンバーにも、ウチに携わって頂いた方々にも、

ウチの音楽に触れてくれた方々にも、

早くKeep in Loopを忘れてもらいたい(笑)

立ち止まらずに進んで欲しい。自分も含め。


寂しさや悲しさはもちろんある。

無念でもある。

やり切ったかと聞かれれば、YESではない。

もっとやりたかったし、もっと出来たと信じているし、

ここに留まり、もう一度動き出すのを待っていたい気持ちが少なからずある。


だからといって止まっていてはいけないのだと思う。

もう自分達を取り巻く環境は変わっている。

一刻も早く変わってしまった環境に自分達の身を追い着かせなければならない。

特に俺は自分でバンドを壊しておいて、感傷に浸っている場合ではないし、そんな権利もない。


明日のLIVEが終わった段階で気持ちは切り替えなければいけない。

新しい生活や、新しい環境に向け動き出さなければいけない。


わがまま放題、自分勝手放題の俺から、

最後にもう一つわがままな言葉を。


解散という結論はKeep in Loopにとってはストップかもしれないが、

各メンバーにとってはスタートであり、前進です。

だからこれからも心のどっかで応援してほしい。

俺?

俺はいい。

応援しなくて。

戦犯だから(笑)


長くなったけれど、これが総てです。

読んでくれた人がどう思うかは分からない。

メンバーも読むだろうが、改めてどう思うかは分からない。


ただ自分が今どう思っているかは分かる。

最高のバンドだった。

最高のメンバーだった。

そしてそれを壊した十字架を俺は心の隅に持ち続ける。

でも何も変わらずツレとして遊ぶ。

音楽を続けるなら応援する。

Kちゃんとは琵琶湖に行く。

大老とはパチンコに行く。

TOYOとは飲む。


そんな感じです。


ちなみに、このブログも閉鎖する気はない。

近況連絡版みたいな感じで、たまに更新したいと思う。


最後の最後、

今まで応援してくれた方々、支えてくれた方々、

本当にありがとうございました。

俺らの音楽に触れてくれる人がいる、好きになってくれる人がいるっていうのは、

最高の喜びであり最高の幸せであった。

ありがとう。


Keep in Loopはなくなっちゃうけど、

きっと4人とも音楽は辞めないよ。辞められないから。

また何処かで会ったりするよ。


期待を裏切った罪悪感があるので、各メンバーの季節ごとの出没地域を書いておきます。

興味のある方は参考までに。


ASA  春:東京競馬場 (G1開催の為)

     夏:琵琶湖 (Kちゃんと)

     秋:京都競馬場 (G1開催の為)

     冬:スキー場 (Kちゃんと)


大老  春:オー○ヤ (花の慶次・斬)

     夏:ワールドカッ○ (北斗の拳2)

     秋:オー○ヤ (キン肉マン)

     冬:徳○会病院 (リハビリ)


K    春:アートネイチャー (増毛の為)

     夏:琵琶湖 (ASAと)

     秋:ヘアフォーライフ (増毛の為)

     冬:スキー場 (ASAと)


TOYO 春:家?

     夏:家?

     秋:家?

     冬:家?


以上です。

最後のLIVE、頑張って来ます。

バイバイ。

また書くけど。





TOYO最後のブログ!

このバンドは僕が、もう一回真剣に音楽をやりたいと思わせてくれたし、


やっぱり音楽って良いなぁ~って再確認させてくれた。


良い仲間に出逢えたと思います。


今後どうなるかまだ分からないけど、音楽は死ぬまでずっとやっていきたい。


24日最後のライヴ楽しんでやりたいと思います!!





1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>