俺の中の究極
カセットテープの需要は今……
2008年9月12日 エキサイト
よくよく見ると、カセットテープのデザインってかっこいい
20年程前には誰もが使っていたカセットテープも、MDやCD-Rの登場によりその存在は影を潜め、最近では、店頭で見かけることもめっきり減った。かく言う私もカセットテープから卒業して久しいのだが、あれだけお世話になったカセットテープが、誰にも知られずに孤独死していくのはなんだか寂しい気もする。
そこで、お世話になった感謝の意味も込めて、カセットテープの断末魔!? を見とどけることに。
まずは、大手カセットテープメーカーに現状を聞いてみた。
「当社では現在、ノーマルポジションテープで4品種、販売を致しておりますが、昨今MD、CD-Rやメモリーオーディオをお使いになる方が増えており、カセットテープの需要が大幅に減少していることなどから、10月より1品種(型番URタイプ)に集約をしてまいります。当面はこの品種のみで販売は継続してまいります」とのこと。
記事詳細は、http://www.excite.co.jp/News/bit/E1221100924263.html
TDKのMA-R(違うかもしれない:覚えてない、ジャケットがない)
これは、当時、最高級カセットテープ。
アルミダイキャストのベースを透明アクリルでサンド
中のテープは、もちろんMetal。
普通は、酸化鉄の茶色いテープなのだが、
磁性体を鉄にすることで、音よく録音・再生した。
アルミダイキャストの重厚感、
カセットの振動を抑え、テープ走行のナメラカさを追及した。
らしい代物です。
なぜか金もない高校生が、これを奮発して買った。
もうないよねー。こんなの。
カッコ良さと高級感ただようこの概観。
一発でめろめろ。
手放せない、1本ですね、25年物ですかね。(笑)
PS.
で、何が入っているかというと
Christopher Cross - ANOTER PAGE
収録曲をYouTubeからくっつけましたPCの方はどうぞ
この記事、書きながら、久々の再生
うーむ、高音の澄んだ歌声、劣化なく、忠実な再生。
25年前のダビングとは思えない音。
やるなMetalテープ。