添加物の入っていない漬物
母へのお土産
時間があった所為かも知れない。
久し振りに、祇園にある建仁寺に行ってみたくなる。
思い出のある建仁寺。
ふと漬物屋さんが、目に留まり
母に添加物の入らない土産を買って帰ろうと思う。
四条通りの「西利」、そして高島屋で
「大安」の漬物を買う。
（と言っても、表示を見て買うこと。
アミノ酸等添加物入りが殆どです。）
母に持参するも、出掛けていなかったので置いて帰り、
後に電話をすると「すいません」と言われる。
寺田先生は、家族に挨拶をする時でも
「おはようございます」と言われたので、
私も電話で娘にも「おはようございます」と言っています。
父母即恩
「父母の恩の有無厚薄を問わない」西晋一郎
人間として生を受け、生かされています。
その縁を受けて誕生してくる可能性は
実に７０兆分の１であると計算されています。
「たらちねの親のみいのちわが内に
生きますと思う畏（かしこ）きろかも」森信三
「父母の恩徳は、天よりも高く、
海よりもふかし。
あまりに広大無辺の恩なるゆえに
ほんしんのくらき凡夫は、
むくいんことをわすれ、
かえって恩ありとも、
恩なしとも、おもはざるとみえたり。」中江藤樹
「父母に仕うる道は、愛と敬との二つなり。
愛はいつくしみあいする心なり。
敬はつつしみうやまう心なり。」石田梅岩
「忘るなよ天地のめぐみ君と親
我と妻子を一日なりとも」二宮尊徳
「親を思ふ心に勝る親心
きょうの訪れ何ときくらむ」吉田松陰
「親孝行は 子孫の繁栄。
おやは浮世の福田じゃ」白隠
「たらちねの母が形見と朝夕に
佐渡の島べをうち見つるかも」良寛
寺田一清編『たねまき文庫』より