何事も遅すぎることはない
代々木のカヌー連盟の門を叩いて今年で10年。
最も漕いだ1年だったと思います。
国体をはじめとして、2018シーズンは本当に様々な経験をさせていただきました。
サポート&応援してくださった皆さん、大会を運営してくださった皆さん、全国各地の選手の皆さん、今年も試合ができる喜びを感じられました。
ありがとうございました!
このシーズンを振り返って感じたのは
本当にカヌーというスポーツを心から愛している、
そして本当にもっと良くしていきたい、という思いです。
試合に参加する選手は、目指す場所の差はあれど、
みんな、昨日の自分を超えたい、少しでも去年より上手く漕げるようになりたい!
そう思って日々時間を作って精一杯の努力をしています。
スポーツは勝つこと自体が目的ではないけども、だからこそ勝つこと、それに向かって努力することこそが醍醐味だと思うのです。
プロアスリート、サラリーマンアスリート、学生アスリート、シニアアスリート、、、
いろんなアスリートのカタチがあっていい。
スポーツをするのには人それぞれの情熱があり、いろんな目標や理由があっていい。そう思います。
そんなあらゆる情熱を尊重できるスポーツにしていきたい!
いま、強く感じています。
ここまで10年。何事も遅すぎることはない。
まだまだ成長できる!
モチベーション高く、燃えています!!
アスリートの本棚vol.1 『マルチ・ポテンシャライト』エミリー・ワプニック・著 長澤あかね・訳
「マルチ・ポテンシャライト」
=さまざまなことに興味を持ち、多くのことをクリエイティブに探求する人
TEDで550万回再生を越えた著者の動画がこちら。
ぼくは現在
カヌー競技のアスリートであり、
コーチであり、
コミュニティ運営者であり、
イベントプロデュースであったり、
時にはシンガーソングライターである妻の
マネージャーでもあります。笑
色々なことをやりすぎて常々、
「自分は何者なんだろう・・・?」
ということを考えていました。
肩書きを考えるも、しっくりこない。
「カヌーやってます」
と自己紹介をしても、
「で、仕事は?」
と聞かれるのがオチで
うまく説明できませんでした。
自分の活動を一言で表すことが難しいため、時に疎外感を覚えることもあります。
そんな自分のアイデンティティに悩むような方々にとって、
どういうキャリア設計をしていけないいのか
本書はわかりやすく解説してくれています。
やりたいことは全部やりたい!
そんな欲張りな人にオススメです。
《ポイント》
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マルチ・ポテンシャライト=さまざまなことに興味を持ち、多くのことをクリエイティブに探求する人
「天職は一つ」とは限らない
☆マルチ・ポテンシャライトのスーパーパワー
①アイディアを統合できる
②学習速度が速い
③適応能力が高い
④大局的な視点を持っている
⑤さまざまな分野をつなぐ「通訳になれる」
マルチ・ポテンシャライトは、「仕事」「生産性」「自尊心」で苦労することが多い
科学の世界でノーベル賞を受賞するのは、一つのことに打ち込む天才というより、多くのことに興味を持つ人たちだ。一般的な科学者と比べて、ノーベル賞の受賞者は、俳優やダンサーやマジシャンとしてパフォーマンスをする割合が22倍も高い
マルチ・ポテンシャライトが幸せに生きるために
・まずは「生きるためのニーズ」を満たす
・一つの仕事ではなく、人生全体で「お金」と「意義」を目指す
「お金」「意義」「多様性」という3つの要素を満たす人生を設計
☆マルチ・ポテンシャライトの4つの働き方
その1.グループハグ・アプローチ
一つの多面的な仕事またはビジネスに携わることで、職場で多くの役割を担い、いくつもの分野を行き来できること
その2.スラッシュ・アプローチ
パートタイムの仕事やビジネスをいくつか掛け持ちし、その間を日常的に飛び回っていること
その3.アインシュタイン・アプローチ
生活を支えるのに十分な収入を生み出し、ほかの情熱を追求する時間とエネルギーも残してくれる、フルタイムの仕事かビジネスに携わること
その4.フェニックス・アプローチ
ある業界で数ヵ月、もしくは数年働いたあと、方向転換して、新たな業界で新たなキャリアをスタートさせること
世間の印象とは裏腹に、マルチ・ポテンシャライトは仕事が大変になっても投げ出したりしない。私たちが辞めるのは、仕事が朝飯前になったときだ
マルチ・ポテンシャライトであることは、立派なアイデンティティだ
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こんな本を待ってました!
アスリートの中でも、例えば本田圭佑選手は
現役のサッカー選手でありながら、
実業家や教育者、投資家の顔も持っています。
キャリアはもっと欲張りでいい。柔軟でいい。
ルネサンス人のように生きたいものです。笑
《目次》
1 あなたが「なりたいすべてのもの」になる方法 ようこそ、「マルチ・ポテンシャライト」の世界へ(マルチ・ポテンシャライト―世間にしばられず、複数の天職を追求する人たち
マルチ・ポテンシャライトのスーパーパワー
マルチ・ポテンシャライトが幸せに生きる秘訣)
2 マルチ・ポテンシャライトの4つの働き方十人十色(グループハグ・アプローチ―ある一つの多面的な仕事に就き、その中でいくつもの分野を行き来する
スラッシュ・アプローチ―パートタイムの仕事やビジネスを掛け持ちし、精力的にその間を飛び回る
アインシュタイン・アプローチ―安定した「ほどよい仕事」をしながら、情熱を注げる取り組みをほかに持つ ほか)
3 マルチ・ポテンシャライトたちの課題 “ドラゴン”の倒し方を教えよう(自分に合う「生産性システム」のつくり方
マルチ・ポテンシャライトが抱く「不安」に対処する)