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子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育

子どもへの言葉かけ、寄り添い方のコツを知っていると
ちょっとの工夫で子育てが楽しくなります。

ママからのご相談がありました。

 

「いつでも私はスマホを触ってしまいます。

家で食事中も、トイレに行くときもそうです。

お風呂にも持ち込みます。

先日、保育園で先生から、

○○ちゃんは、自分からお友達と

話すことがありません。

おうちではいかがですか?

と聞かれましたが、

○○は、家では一人で遊んでします。

でも別につまらなそうでもないし、

私に話しかけてくることもないので、

私もビデオを見せたりしています。

○○が友達とコミュニケーションを

取れない子供になっているのは、

私がスマホばかり触って

相手をあまりしないからかもしれない、

とドキッとしました。

でも、スマホをなかなかやめられないんです」

 

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スマホは今や必需品になりました。

仕事でもプライベートでも欠かせない、

という方がほとんどかもしれません。

学校では、スマホのアプリで連絡網が回ってきますし。

 

 

子供たちは、お母さんの事をとてもよく見ています。

そして、お母さんの様子を見て、

不安を覚えたり、忖度したりするんです。

 

呼んでも、生返事だけで振り向いてくれない、

話しかけても、スマホから離れてくれない、

そんなことが続くと、

気を引こうと癇癪を起こしたり、

或いは、諦めて行動をせずに一人でいたり、

 

スマホが悪いというわけではありません。

スマホとの付き合いを一考することが必要です。

 

こちらの絵本は、4年前に出版されて、

多くのママたちの目に留まり、口コミで広がりました。

シンガポールの小学一年生の

作文を基に書かれたものです。

 

幼稚園の男の子が幼稚園で

「大きくなったら何になりたい?」と聞かれて

答えた言葉です。


なかなか自分を見てくれないお母さんに

「ママ、もっと僕を見て!」という思いを物語にしたものです。

賛否両論ありますが、

スマホとの付き合い方を見直すきっかけになる

絵本かもしれません。

普段の生活の中で、ついつい

子どもに対してイライラしてしまうこと、多いですよね。

でも、原因は子供ではありません。

その点について詳しくはこちらをお読みくだされば

お判りいただけると思います。

 ↓

https://www.mag2.com/p/news/18906

 

そして、イライラしたら、

「反応しない」という行動をとってみて下さい。

 

人は、相手に期待するから

不満や怒りを覚えるのです。

その不満や怒りを相手にぶつけると、

後から「言わなきゃよかった・・・」

と反省することになるんです。

 

言葉は消しゴムで消すことはできないですから、

怒りを覚えたら、「反応しない」こと。

 

自分の力ではどうにもならないことに

怒りを覚えても仕方ないですよね。

精神的にも悪いし、

美容にも悪い(笑)

 

○○しなくちゃ、という気持ちも手放して、

反応しないこと、

やってみて下さい、きっとイライラを手放せます。

友だちといるときは、ニコニコ(*'▽')している

でもそれは実際、毎日とっても疲れる

 

なんか、自分を抑えて人に合わせるほど、

独りぼっちな気がする・・・

 

それは、今、あなたに人を求める「寂しい」という

感情があるから。

自分の「寂しい」という気持ちにしっかり向き合わないでいると、

気づかないうちに、感情を殺していたり、

周りの人に合わせて仲のいい振りをしたりして、

自分の気持ちを取り繕っているかもしれません。

 

自分の感情を大事にすることはとっても大切です。

心がマヒしてしまったり、閉じたり、

傷つかないよう守ったりするというのは、

自分の気持ちに蓋をして「心をお留守」の状態にしている、

ということです。

 

そうすると、ますます、寂しく孤立することになってしまいます。

だからこそ、

今の自分の気持ちに正直になって

「今寂しいんだな」と自分に気づいてあげましょう。

心の「凝り」や「詰まり」をほどくことが第一歩です!

 

 

40代半ばのお母様が、

「息子は私を嫌っています。

幼い頃、息子に手を挙げたり、

暴言を吐いたりしました。

虐待したつもりはありません。

でも、息子にしてみたら、虐待かも。

私は、息子にイライラをぶつけて

いじめていたました。

もう、息子とはわかり合えないでしょうか。

2歳の頃の可愛かった息子が懐かしいです」

と下を向きながら話して下さいました。

松下幸之助さんの言葉を

思い出しました。

 

「どんなに悔いても過去は変わらない。

どれほど心配したところで

未来もどうなるものでもない。
いま、現在に最善を尽くすことである。」

 

過ぎてしまったとをくよくよ悩んでも

仕方有りません。

ああすれば良かった、、

こうすれば良かった、

などと思っても時すでに遅し。

 

だからこそ、それだけ悔いているのだからこそ、

今を大切にしましょう。

一瞬、一瞬は、そのときしかないのですから。

 

「こうなりたい」という目標を定めたなら、

そのために今できることを

一生懸命やりましょう。

 

先日は子どものパフォーマンスを上げる方法について

3つお伝えしました。

1、挑戦させること

2、失敗しても受け入れる

3、前向きな考え方を教える

 

もう一つ、大切なことがあります。

それは・・・

『幼少期の記憶をよく思い出せるかどうか』

これはアメリカのニューハンプシャー大学が

2011年に行った研究で明らかになりました。

 

10~15歳の83人の子供たちを対象に行った結果、

より具体的な出来事を思い出せる子供たちの方が、

社会問題に関して解決能力が高いことが分かったのです。

ですから、親として心がけることの一つは、

子どもが、日々の出来事を、

長く記憶しておくことができるように働きかけることです。

 

お勧めは2つ。子どもに対して、

① 出来事の直後にその話をするように促すこと。

② 導入、展開、結末がある話し方をするように促すこと。

 

「いつ」「誰が」「どこで」「何を」と言うような

オープンクエスチョン(開かれた質問)をする方が、

「はい」「いいえ」など返事が一つで済む

クローズドクエスチョンをするよりも、
子どもは覚えている出来事が多く、

その記憶も鮮明なのだそうです。

さあ、今日から是非お子様の記憶を

長くとどめておけるような声かけを!!

 

 

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