物心付いた頃には家にあり、その後、タイプは違いますが、もう40年以上は使い続けている中山式快癒器(なかやましきかいゆき)という少しレトロな名前を持つ、指圧器(確か昭和期にはそう呼ばれていたような・・・)の使い方のご紹介です。
様々な健康器具が“登場して消え、出ては消え”を繰り返してきた中、多分青竹踏み用の切り落としの天然竹と同じくらいのロングセラー。
たぶん、その効果は保証済みということではないでしょうか?
使い方は、付属の取り扱い説明書に記されている通りでかんたんですが、私流の使い方と注意点をご紹介申し上げます。
腰の部分で縦方向に向けて背骨をはさんで体重を使って押圧することで背骨をまっすぐに伸ばすために酷使されている筋肉3つのうちのひとつをゆるめます。
もうひとつの方法は向きを90度変えて、横向きに背骨の両脇にあてる方法。
これは、別の背骨を伸ばす筋肉をゆるめるため。
でも、肋骨(ろっこつ)は絶対に押さないようにお願いします。
体型がスマートな方は避けていただく方が安心ですね。
太り気味の方には効果的かもしれませんが。
この簡単で人気が高いロングセラーの中山式快癒器ですが、やはり欠点があります。
気持ち良すぎるがゆえに生じてしまう問題点。
今までに、気持ち良くて眠ってしまい、気付くと1時間以上も経っていたことが数十回はあります。
そして、軽いぎっくり腰というか軽度の肉離れというか回復までに2週間ほどかかったことが2回ある・・・・・・というのは、ついこの間まで隠し続けていた暗い過去(?)。
本当に気持ち良いので、冗談ではなく、寝不足のときや腰がとてもこっているいるときには、音が大きいタイマーをセットして使うことをおすすめします。
それ以外にも、気持ち良いのでピンポイントで玉を1つだけあてて体を小きざみにグリグリと動かしたため腰や首が軽い寝違えのようになったこともあります。
以下の4つは、必ず守って、気持ち良くてほぐし効果の高いこの器具を有効活用いただければと思います。
・絶対に、眠ってはならない!
・グリグリと体を小刻みに動かす刺激は厳禁!
・骨の痛みを感じる部位では使わない!
・横向きに背骨をはさんで使う時、肋骨には絶対にあてない!
現在、ひじょうに多くのタイプが出ているのですが、私が長年使い続けているタイプをご紹介申し上げます。