ぴーちゃんのブログ

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介護の経験を活かし、訪問介護の仕事について3年。今年、介護福祉士の資格を取りました。介護の仕事のこと、日々の出来事、それから新しくふえた住民について、書いていこうと思います。

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以前気になっていた土地がどうしても気になる。

日当たりの良い広めの土地。

西側には家があるけど、今のところぐるりと周りが空いている。

何にも工夫しなくても、

住みやすい家がたてれそう。


小さい子が描く様な、

三角屋根の小さなお家。

えんとつがあってもいいなニコニコ


庭はほとんど畑で、

実がなる木を植えて、

生きていくための家。


たぶん、そこが生活のすべてになるでしょう。


あの土地を見てから、

老後の日々をいろいろ思い描く。

あの土地なら、

希望がかなえそうおねがい


そしたら、

不動産サイトをちょくちょく覗いていた父ちゃんが、

「あの土地、100万安くなってる。」って。


「え〜、ほんとびっくり


ほしい。ほしい。ぜひぜひほしい。


100万に気を良くした父ちゃんが、

どんなとこなのか調べてくれた。


父ちゃんが外せないコンビニ。

意外と近くにあった。 歩いて10分ほど。

スーパーも自転車で15分ほど。

駅は自転車で20分ほど。

内科のお医者さんが自転車で10分ほど。


崖崩れ警戒区域ではない。

津波の心配はなし。

浸水の心配もなし。

そしておうちコープきてる。


まずまず合格な土地だった。


ばあばの家に通うのは大変になるけど、

父ちゃんが一年後退職になるから、

介護別居もやむなしとすれば、、、、。

なせばなるかも、、、、。


ばあばはなんて言うかしらん?

聞いてみたら、喜んでくれた。

「この家も日当たりが悪くなって、

 いつか引っ越したいと思っていたけど、

 叶わなかった。

 あんたっちも、今動かないと動けなくなる。

 すぐ歳をとっちゃうよ。」って。


そうだね。

チャンスの神様には毛が3本しかないって言うし、つかんじゃおうよ、父ちゃんウインク

 










あれから一ヶ月くらいたつんだね。

早いな。もう、記憶が薄れてく、、、、。


私の住む街は、台風15号の影響で、被害にあった。

うちは、玄関まで水が入り、靴が濡れた。

ばあばっちは、床下浸水。

ご近所さんには、床上浸水の家もあって大変だった。


夜のうちに通過したので、朝目が覚めるまで、

被害に気が付かなかった。

外がにぎやかだったので、外に出ようとしてびっくり‼︎

玄関びしょびしょ。

慌てて外に出たら、庭と道路ドロドロ。

にぎやかだと思ったら、

ご近所さん、泥を洗い流そうと、水を撒いてた。

「すごいね〜。家は大丈夫?」と声をかけあっている。


庭にでて水を流していたら、

ばあばから緊急電話。

「すごい事になっているから、きてや〜。」


急いで行くと、玄関の踏み板まで水が来たようで、泥で真っしろ。


とりあえず泥を流そうと、ホースで流していたら、だんだん水量が減ってきて、心もとなくなってきた。


あれ? 断水?


急いで流しに行って、ペットボトルに溜めたけど、一本いれたら止まってしまった。


水出ない。断水だ。


停電はあるけど、60年この街にすんでいるけど、まだ断水は無い。

なんたって清水。水に困るなんて思わなかった。


地震が来るからと、

非常用のペットボトル用意してて良かった。

風呂場の水は半分ほど残っている。


今日はなんとかなるけど、明日からどうする。


夕方になり、町内放送で、小学校での水の給水を知る。翌朝7時から。


父ちゃんが6時半から並んでくれたけど、

すでに長蛇の列。

2時間並んで目の前で給水車がからになり、

給水車が水をくみにいき、

戻ってくるのにさらに一時間半。

計3時間半かけて、いのちの水をゲット。


市には、給水車が9台しか無いそうな。

お年寄りとかも並んでいて、

この時間は気の毒。

重い水を運ぶのも大変そう。

この地域は、高齢化が進み、

一人暮らしの方も多い。


給水所の人の話では、復旧には1週間以上かかるかもとのこと。


水が出なくなると、こんなに大変で辛いとは思わなかった。


1番のストレスはトイレが流せないこと。

同じくらい手が洗えないのもつらい。

つい、蛇口を捻ってしまい、がっくりする。


1日目は不安しかなかったけど、

県内や、遠くの県からも給水車が来てくれて、

たくさん待たなくても水がもらえるようになった。

娘の住む街からも、給水車がきたよ。


断水の原因は、川の増水により取水口が泥や瓦礫で塞がってしまったせいだったんだけど、

重機が入らず人力でやるしかなくて、

始め市では、復旧の目処が立たないと言っていたんだけど、

自衛隊の方が来て、夜通しの作業をしてくださり、すごい速さで復旧した。

私の地区は、断水から5日で水が出た。

ありがたかった。感謝です。


今回、市からの情報は、ラインでしか届かず、

町内放送は聞き取りづらく、

どこに行けば水がもらえ、車で行っても良いか等、欲しい情報が入ってこなかった。


1番頼りになったのは、SNS。

これによって、断水はうちの区だけで、

隣の区には水が出ると知った。

井戸水が出る方が、水をわけてくださっていたり、スポーツ施設の方や、お店の方がシャワーを無料で使わせてくれていたり、

どこのお店に行けば、ペットボトルや水を運ぶ容器を売っているよとか、

どこの給水所なら待たずに水を貰えるよとか、

いろんな人が、教えてあげなくっちゃと思った情報を発信してくれていて、

大変役立った。


遠くの街から、支援物資を運んできてくれて、

どこどこで分けていますとか、

必要の方、届けますとかのメッセージもあって、

本当に困っている時の、見ず知らずの方がたの親切が身にしみた。


今度どこかで何かあった時は、協力出来る人になりたいと思った。


SNSが届かないばあばには、

ご近所の方がつぎつぎと様子を見に来てくれて、

「玄関まで水入っちゃて、大変だったや〜。

 今、電話して娘が来てくれたから、大丈夫だよ。あんたんとこはどうだね〜?」と、母が答えていた。


ご近所さんは、ありがたい。

ご近所さんとは仲良くしなければと思った。


今回の件での教訓。

風呂の水は捨てない。

ペットボトルの水を備蓄。

水を運ぶ給水容器の準備。

大水の後、まずやる事は水を流しての掃除ではなく、水を溜める事。

トイレの水は大量に流さないと流れない。

防災用の簡易トイレは必須。

東海地震に備えて、訓練積んでいると思っていたけど、平和な時の想像力って、貧弱だった。

これを機会に、防災の備え考え直そうと思う。


ちなみに、断水被害もおさまって、

やれやれと思った頃に、

市の老人福祉課から、6本のペットボトルが、

ばあばっちに届いた。

「もう、水はおぼれそうにあるら〜。

 わしゃ、いらんや〜。」とばあば。


公共の援助はあまり期待せず、

自分で備えなければと強く思った。











ずいぶん、日記さぼっちゃったな。

言い訳だけど、忙しかった。

みんな元気だよ。 ばあばもね^ ^


また、書こうと思ったのは、

スマホの入力方法を教えてもらったから。


パソコン壊れちゃたんだ。

スマホの入力大変。


例えば、あ行の「お」を入れるときなんて、

「あ」を5回も押さなきゃならない。

と、トントンしてたんだけど、

めんどくさい。 


一文字づつトントンしてたら、

書きたい事、わかんなくなっちゃう。

時間もうんとかかるし、

そこまでして書き残したい事もない。

ブログ書くの、諦めちゃった。


しかし、スマホの入力方法を教えてもらったのだ。


実は、訪問ヘルパーの記録にも、情報化の波が。

スマホを使って、記録を書くことになった。


家で練習してたとき、

例のごとくトントンしてたら、

娘が呆れた顔で、

そんなんしてたら、日が暮れるって。


あ行だったら、あを中心に、左上右下と指を動かせば、あいうえお になるって。


そうなんだ? 知らんかった。


便利そうだけど、やってみると難しい。

練習あるのみだね。


利用者さんのとこでもいるんだから、

この入力方法を、是非とも習得したい。


というわけで、

ブログで練習することにした。


若い子は、すごいね。

新しいこと、どんどん吸収して。

昔の人は良かったな〜。

「今時の若いもんは。」と言ってればよかった。


今時のおばちゃんは、若い子から学ぶ。