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「長浜散策」海洋堂フィギュアミュージアム~長浜城

ようやく寒さも和らぎ春めいてきたので、ちょっと車で滋賀県は長浜市まで遠出してきました。


お目当ては長浜市内の黒壁スクエアにある「海洋堂フィギュア
ミュージアム」。

ご存じ精巧なフィギュア製作で有名な海洋堂のフィギュアが展示されているミュージアムです。


海洋堂フィギュア
ミュージアムHP

http://www.ryuyukan.net/





エントランスではなぜか大魔神がお出迎え。


ちなみに黒壁スクエアとは、「黒壁銀行」の愛称で親しまれてきた旧第百三十銀行の取り壊しの危機に際し、旧市街の古建築の保存と再生のために第三セクター方式で黒壁一號館「黒壁ガラス館」としてオープンしたのがはじまりで、伝統的な街並みと建造物を保存したエリアの名称です。


黒壁20號館 カフェ叶匠寿庵


黒壁スクエアができる前の長浜市街に行ったことがありますが、典型的な地方のさびれたアーケード商店街といった風情で、とても今の賑わいは想像できませんでした。


今では年間200万人もの観光客が訪れる観光地となっており、第三セクターによる町おこしの顕著な成功例となっています。


さて、その黒壁スクエアの29號館である海洋堂ミュージアムですが、チョコエッグなどの懐かしの食玩はもちろん、その他にもたくさんのフィギュアが展示されていました。




展示の仕方も凝っていて、テーマごとにジオラマ風の展示がされており、目を凝らして見ていると小さなフィギュアの世界に引き込まれてしまいます。



















変わったところではこんなフィギュアも。。。

(画像クリックで拡大します)





岡本太郎大先生。


その他アニメや映画に関するフィギュアも盛りだくさん。



「進撃の巨人」




「デビルマン」




「ウルトラマン」




「アイアンマン」




「火の鳥」




「スターウォーズ」




「コワモテ三人衆」




阿修羅萌え・・・



とにかくりリアル!



なんとこれもフィギュア!!


展示室自体はそれほど大きくはないのですが、ひとつひとつのジオラマが小さいので、全部じっくり見て回ると結構見ごたえがありました。


・・・・・・


その後、海洋堂ミュージアムを出て、長浜市内を散策していると、なにやら味のあるお店を発見。





「元祖 堅ボーロ本舗」

http://www.katabo-ro.com/



こちらが「元祖 堅ボーロ」。

ボーロと名前がついていますがシャレにならない堅さです。

店頭に貼り出してあった新聞の紹介記事には

「一般的なボーロと著しくかけ離れた堅さ」と書いてありましたが、

まさに言い得て妙。


お味は生姜砂糖がかかっているのですが、

ところどころというか、かなりの割合で生姜砂糖が固まっており、

やたらと甘いのですが、なんだかクセになるお味でした。


・・・・・・



最後に定番の長浜城を訪れました。


「長浜城天守閣

http://www.city.nagahama.shiga.jp/section/rekihaku/


残念ながら鉄骨コンクリート造の模擬復元天守閣です。

内部は長浜城歴史博物館となっていますが、正直展示内容はショボイです。。。


ただし、最上階の展望台からの眺めは一見の価値ありです。


琵琶湖湖が一望。


別の角度からは伊吹山・竹生島・鈴鹿山脈を見渡すことができます。

ちなみに竹生島へは長浜港から竹生島クルーズが出航しています。


長浜には他にも黒壁スクエアのガラス館やオルゴール館など、見どころがたくさんありますので、県外の方で滋賀県へ観光に来られる方にもおすすめです。

「近江八幡ぶらり散策」 bistroだもん亭~アートミュージアムNO-MA~尾賀商店

 今回は男二人で近江八幡へ行ってきました。


同行してくれたのは当ブログでもお馴染みの我が家を設計してくれた友人のM氏。M氏運転のロードスターの幌をフルオープンにして一路近江八幡を目指します


近江八幡は滋賀県の湖東に位置し、近江商人のふるさととして近年観光でも注目されているエリアで、市内には商家の古い町並みやウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の貴重な建築が残っており、建築や町並み好きな人には堪らないスポットが沢山あります。


ちなみに近江八幡で最も観光客が集まっていると思われる、焼き立てのバームクーヘンで有名なクラブハリエ日牟禮館もヴォーリズ建築のひとつです。




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まず最初の目的地は「bistroだもん亭」さん。


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ヴォーリズ建築の中では珍しい日本家屋を改装した予約制のレストランで、アメリカ人のダモンテさんと私の友人でもある奥さんが二人で切り盛りされているカリフォルニア料理とワインのおいしいお店です。


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bistro だもん亭
http://www7b.biglobe.ne.jp/~damontei/


一見すると普通の日本家屋のようですが、よく見ると2階の窓の意匠などにそこはかとなく洋のテイストが取り入れられているのがわかります。



かっこいい玄関ですね~。繊細かつスッキリとした潔い感じが素敵です。

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内部には座敷があったり伝統的な日本家屋の間取りになっている部屋もありますが、今回案内されたのは建物の一番奥のほうにあたる洋室でした。 


三方を窓に囲まれており、その大きな窓から柔らかい日差しが室内に入り込んできてとても気持ちが良く、特別な場所という言葉がピッタリの空間になっています。


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今回はパスタコース¥2,000也をいただきました。
コースの内容は・・・


前菜のサラダ。


家製の天然酵母パン。

梨バターでいただきます。めっちゃオイシイ!


メインのパスタ。

パスタも自家製の手打ちだそうでモッチモチです。

デザートの自家製アイスクリームとブラウニー。

風味がとってもいいです。


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こちらがこの店のご主人、ダレン・ダモンテさん。

気を抜いていると関西弁でクスッと笑えるギャグをかましてこられますw 

気さくでフレンドリーなナイスガイ!



 
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前菜のサラダと天然酵母パンを前にM氏もご満悦w




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天然素材だけで作られたナチュラルコーラ。



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タリアテッレのように平たいパスタは自家製の手打ちです。



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お腹一杯ごちそうさまでした!!



・・・・・・続いては市内に残る古い町並みを散策します。




本来は前述のクラブハリエなどがある日牟禮八幡宮周辺がメインの観光スポットになっているのですが、人気のスポットだけあって観光バスがわんさかと観光客を運んできて混み合っているので、あえて今回はそちらには行きませんでした。

ということで、次に訪問したのは
「ボーダレス・アートミュージアムNO
-MA」。
こちらは町家を改装したミュージアム(ギャラリー?)で障害のある人の表現活動の紹介に核を置いているそうです。


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ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
http://www.no-ma.jp/


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この日は「スーパー・ワールド・オン・ペーパー 古久保憲満と松本寛庸」と題する展示が行われていました。


古久保憲満氏の作品は一見落書きのようですが、近づいて観ている内に細かい書き込み線と同時に執拗なこだわりがはっきりと伝わり、彼の創り出す世界に圧倒される。さながら緻密な創造主のようです。


松本寛庸氏は色彩感覚が独特かつ抜群で、もうこれはセンス!としか言いようがない。才能を感じます。家に飾りたいぐらい気に入りました!

2階は大きな座敷の広間になっており、さながら田舎の集会所(失礼?)のようなゆったりした空気に包まれた空間になっています。



・・・・・・



続いて町をぶらぶら歩いていて偶然見つけたのがこちら「尾賀商店」。


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尾賀商店
http://oga-showten.com/index.html


150年の古民家を改装した個人商店が集まるコンパクトな複合商業施設になっており、はんこ屋さんや鉄を溶接して作った作品を売っておられるお店など、小さいながらに個性的なお店が集まっています。




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こちらはハンコ・書を扱っておられる「江湖庵」の齊藤江湖さん。わびさび -WabiSabi-  

江湖庵

http://www.koukoan.com/top_index.html


インタビュアーさながらに次から次へと質問する私の横でM氏は趣味の写真をバチバチ撮りまくり、知らない人がこの光景を見たら、さながらなんか雑誌の取材のように見えたかもしれませんが、実際はただの知りたがりのオッサン二人(><)。


たまたま入口に近い場所に店を構えておられるというだけで、好奇心?旺盛なオッサン二人にこの施設(尾賀商店)のこと、近江八幡のことなど根掘り葉掘り色々聞かれて迷惑だったと思いますが、嫌な顔ひとつせず丁寧に教えていただきました。感謝です!


 尾賀商店の店内は外から見るより中で広がっており、沢山のお店が入り組んで並んでいる様はさながら市場(マーケット)のようです。


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 この建物の持ち主の方も含め、志を同じくした人と人の結びつきによって運営されている尾賀商店。

 伝統建造物や観光資源としての町並みの保全・街の活性化など、色々な面で勉強になりました。



近江八幡へお越しの際は是非足を運んでみて下さい。

店内の空気感がほっこりした気持ちにさせてくれると思います☆




それでは最後に近江八幡の素敵な町並みをご覧下さい。




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山本医院さん。品よく綺麗に改修されています。



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市指定文化財 旧伴家住宅



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Photo by Taichi Matsuo




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風水について 「信じるものは・・・」

設計の段階で間取りをあーでもないこーでもないとやってるときの鬼門が「風水」です。
間取りを考える際にはいかに限られた敷地の中で効率よくスペースを取るかと頭を悩ますのですが、一旦風水のことを考え出すとただでさえ思うようにならない間取りがそれはもうにっちもさっちもいかなくなってしまいます。

風水は古代中国が発祥といわれ、物の位置(方角)で気の流れを制御するという考え方で、位置による吉凶は下のような図で判断されます。

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ちなみに我が家もご他聞にもれず風水問題には悩まされました。
と、いうのも大体こんな感じかなーと間取りが固まりかけた段階で、一応風水も見ておこうかと軽い気持ちで調べてみたら・・・えらいこっちゃ!ですw

・玄関が北向き・・・×
・玄関が吹き抜け・・・×
・鬼門に水周り(トイレ&風呂)・・・×
・鬼門に欠けあり・・・×

ていうかもう全然ダメなんですw
さんざん間取りをいじくり倒した後だったのでこれには困りました。

解決策は二通り。
1.風水を取り入れた間取りに変更する
2.気にしない

みなさんならどうされますか?

さすがにこれだけ悪いと家が建ってから何かあったときに「あの時風水をちゃんとしていたら」なんて思いそうですし、やっぱり間取りを見直そうか・・・なんて弱気なことも考えないではなかったですが、ネットで風水に関する色んな考え方に触れてみたことで最終的には「2.気にしない」ということに決めました。

もともと占いも全く信じないタイプですし、柄にもなく気にし出したことがそもそもの問題であって、もっと言えば気づいてしまったから気になってしまっただけですし、要するにこれは”気”の問題だと。
いまさら間取りを考え直すとか考えられなかったですし、ある意味自分的には一番現実的な結論でした。

そもそも風水では家の中心を求めてそこから方角を見るのですが、我が家は変形のL字型でもともと2軒の家がつながって1軒の2世帯住宅のようになっている為、家の中心の求め方も色々な考え方があり、家の中心が変われば当然風水でいうところの鬼門の方向も変わってきます。

そんなこんなで色々なサイトを参考にしながら家の中心を調べたりして、あーでもないこーでもないとやっているうちになんだかアホらしくなってきたのです。

ネット上ではそれこそ肯定派から否定派まで様々な意見を目にすることができますが、どちらかというと否定派もしくはそんなに気にしすぎないほうが良いという方の意見のほうが私的には説得力があって共感できるものが多かったように思いました。
そしてなにより肯定派の方のサイトは、なんやら怪しげな「幸運グッズ」を売っていたり、「相談はこちら」みたいに不安を煽って付け込もうとするようなものが目に付きました。
なんだか深みにはまったら壺でも買わされそうですww

結局、風水も占いも「黄色の財布は金運アップ!」とか「今日のラッキーナンバーは9!」とか言いながら楽しんでる分には罪がないのですが、「鬼門にトイレをつくると家族運が悪くなる」などと言われると不安を掻き立てられ、ついつい弱気になってしまうのが人情というもの。その不安に付け込むようなサイトは大体何らかの「ビジネス」に繋がっていると思ったほうがいいかもしれません。

話が横道にそれますが、以前会社で同僚の女性-仮にAさんとします-が詐欺に引っかかったことがありました。
少々長くなりますが今回の風水の話とも関連するところがありますのでお話しようと思います。

ちょっとしたクレーム対応で同行してお客さんの会社へ謝罪に伺った時の話です。
無事謝罪は終わりお客さんと世間話をしていたところ、そのお客さん-仮にB氏とします-は霊感が強く、その霊感を使ってその人に合った印鑑を作ったりしていて、印鑑がいかに人の運命に影響を及ぼすかという話をとうとうと語り始めました。
そのうちAさんに向かって「私は占いも出来るので、名前の漢字と生年月日とできれば生まれた時間、わからなければ午前午後だけでもいいのでここに書いてみなさい」と言い出したのです。

Aさんが素直に書いた紙をB氏に渡すと、「うーん・・・」とひとしきり唸ったまま黙り込んだので、心配になってAさんが「運勢よくないですか?」とたずねたところ、なんとなんと「あなたこのままだったら間違いなく1年以内に死ぬよ」と言い出したのです。

私は横で(えーっ!このヒトまた何ちゅうことを言い出すんや!!)と思いながら聞いていましたが、B氏は続けて「でも私ならアナタの運命を変えることが出来る。印鑑を作ってあげるから15万円用意しなさい」と言ったのです。
Aさんは黙ったまま固まっています。
これはマズイと思った私は急いで話を引き取り、また決心がついてお願いしたいということなら連絡させますから今日のところは失礼しますとかなんとか言って、早々にその場を後にしました。

B氏の会社を出てから「ムチャクチャな話やったなあw しかしあんなんすぐ断ったらよかったのに」と言いましたがAさんは返事をしません。
私が「まさか印鑑頼む気やないやろうな?」と聞くと、Aさんは「1年以内に死ぬとか聞いちゃったからね。印鑑作らなくてもし何かあったらって考えたら・・・、聞かなかったらなんとも思わなかっただろうけど、ああ言われたらもう作るしかないかな。」と言いました。
Aさんにそう言われてしまっては私ももうそれ以上強くやめておけとは言えなくなり、「まあ、印鑑で運命変わるとは思えへんし、じっくり考えてからにしいや」というのが精一杯でした。

その後印鑑の話もすっかり忘れかけた頃、会社に刑事さんがやってきました。
刑事さんの話ではうちのお客さんが詐欺で捕まり余罪を調べているらしく、こちらでも何か被害はなかったか?ということでした。

もうおわかりかと思いますが、逮捕されたのは件の印鑑を作らそうとしていたB氏でした。

B氏と直接対応した社員から話を聞きたいということだったので、Aさんと二人で話をすることになりました。
印鑑を買えと勧められたことを刑事さんに話している最中、ふと気になってAさんに「そういや印鑑って結局どうしたの?」と聞いたところ、なんと!というかやはりというか、Aさんは翌日には15万円を持ってB氏のところへ行っていたのでした。
そしてお金は支払ったものの印鑑をもらう前にB氏とは連絡がつかなくなっていたそうです。

そう、Aさんも被害者だったのです。

ちなみにAさんは当時10名ほどの部下を抱える女性の管理職でした。
時にはシャキッとしない男性の部下にケリを入れるぐらいの男勝りの性格で、とてもインチキ詐欺師に騙されそうには思えないぐらいしっかりしている人でした。
そんなAさんでさえ、不安を煽られることでコロリと騙されてしまったのです。

悪いことを信じてしまえば、その悪いことに心も支配されてしまいます。
風水も悪いからといって心配しすぎるとあまりいいことはないのではないかと思います。

最後に風水を気にしないという決断を後押ししてくれたサイトをご紹介して本日のブログの締めくくりとしたいと思います。

間取り研究家 小池 康壽氏のコラム
http://www.sumaino-hiroba.com/madori/201012_index.html

くたばれ!”家相・風水”
http://www.geocities.jp/kutabare_kaso_fusui/

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