全 日 本 共 和 党
岩手から東京へ。初登庁
臨時都議会で「逆転」当選
―都知事選に見る首長選挙考―
去る7月31日投開票の東京都知事選挙が若し、全日本共和党の提唱に拠る『新「日本国憲法」案』―此処では特に「第68条」と「第120条」を参照―に基づいて行われていたなら、初登庁(8月2日)の様子については前記の如き見出しと成っていたでしょう。
1108万3306(当日有権者数。投票総数は662万407、有効票数は654万6362)分の291万2628。域内全有権者中の.263弱、有効票数中でも.445弱。『自由民主党』(自民党)在籍の儘で同党の推薦や支持も得られぬ儘で今回の選挙に臨んだ「前衆議院議員・元防衛大臣」女史は正に、有効票分の「過半数をも得られぬ」状態で当選、都知事に就きました。――此の結果に対して、こんな疑問を持つのは さて、全日本共和党だけでしょうか。「過半数が得られずして、東京に於ける全有権者の総意と言えるのか?!」。
全日本共和党が提唱する行政首長選挙とは、二段階方式です。
先ず第一段階として、普通選挙―無論、全ての成年者たる域内住民に拠る直接秘密投票―を以て上位の二候補者を決めます。
続く第二段階で、其の上位二候補者の内の何れか一人を、議会に於いて全ての議員が各々の意思で選び―勿論、無記名の秘密投票―、其処で過半数の票を得た候補者が当選者・即ち行政首長と成ります。
但し、一候補者が「当日有権者数中の過半数」の票を得た場合のみ、其の候補者が当選者・即ち行政首長と成ります。
此の方法を今回の都知事選に当て嵌めるなら、開票の2日後にも臨時の都議会を召集の上で、「前衆議院議員・元防衛大臣」女史と其に次いで多くの票を得た「元・岩手県知事後総務大臣」氏(179万3453票)とを対象に、都議会議員全員(定数127人)に拠る投票を行います。其の結果、後者氏を推薦した自民党(60人)と『公明党』(23人)の議員が後者氏に投票した時点で、後者・「元・岩手県知事後総務大臣」氏が都議会の過半数の支持を得て逆転で当選、都知事と成る―と云う運びと成ります。
普通選挙と議会議員に拠る投票との「二段階方式」に拠って、「全ての民の総意に基づく行政」を叶える一方、所謂「衆愚政治」を少しでも防ぎ、亦、立法と行政との円滑な連携―但し、「馴れ合い」とは違う!―に拠って政治が行われる為には、議会に於ける多数派の意思が首長選びにも反映される事が望ましい―と全日本共和党は考えます。
尤も、既存政党が関わってる上位3候補者中の誰が知事と成っても、全日本共和党の思想信条には殆ど叶いませんが。
短過ぎ!内閣の更新時期。
新たな都知事が就任した翌日夕、第三次「再改造」内閣が発足しました。今の総理大臣(首相)に成って(2012年12月)以来、5回目。10箇月弱振りの更新人事です。
是だけ短期間で大臣を入れ換えるのは日本独特の「風習」なんでしょーかね。
行政の業は或る程度、長い眼で観る必要が在るが故、3年間は要員を固定して業を全うすべき―と全日本共和党は考えておりますが……。
▲本文の作成に際しては、『ウイキペディア・フリー百科事典』を一部で参照しております。
〈今回・其の他の参考文献(ホームページ)〉
「東京都知事選挙/投票結果・候補者別得票数」東京都選挙管理委員会
「東京都議会/会派構成・会派略称一覧」
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