さて、連休中のシンガポール。
金曜の夜は、V氏が張り切って、
「今日はグラを連れて駅前のレストランに行くぞ！
あそこのテラス席は犬連れ
だと聞いたんだ。」
駅前・・・うちから片道２０分ぐらいですが、まあ夜風をうけながら楽しく
お散歩するには丁度いいでしょう。
いつも近所の同じフードコートで食べてたから飽きてきた頃です。
お腹がすいた時間帯にレストランの食事に期待しながら元気に歩く
私達二人＋一匹。
お腹がグーッと鳴り出した頃、たどり着いたレストランで衝撃の事実が・・・
なんと、テラス席がなかったのです。
昼間の雨のせいで閉まってしまったのだと思われますが・・・
ガラス張りの店内で美味しそうに食事をする人々がそろってグラッセに
注目していました。
外から中を眺めると、美味しそうな食事に私たちはつばを飲むばかり。
「どこか、近くのフードコートに行ってみよう。」
V氏はさらに駅の向こうのHDB郡に向かって歩き始めました。
さらに１０分歩いたあたりで、またテラス席のあるフードコートを見つけ
ましたが、どこへ行っても、
「No Pet Allowed」の表示が・・・
V氏はグラを抱っこしたままお店の人に確認をしたりしたのですが、
何箇所も断られ続けました。
空腹と疲労で無言で歩く私達を見ながら、たくさんの人達が、
「ワンちゃん可愛い
」
と、言ってました。
可愛いけど・・・ペットお断りなんでしょ(￣＾￣)
Kaorin「うちの近所のフードコートは、店員さんたちがそろってグラッセを
歓迎してくれるのにね・・・」
V氏「しょうがないだろ。普通はそんなもんだ。」
また無言で歩き続ける私達。家はどんどん遠ざかって行きます。
結局１時間ぐらい歩いたでしょうか・・・
「No pet allowed」の表示のあるフードコートのすぐ外にテーブルと椅子が
置いてある休憩所がありました。
V氏がお店の人に確認してみると、ワンコ連れでも気にしないとの事。
よ、よかった～(＝⌒▽⌒＝)
広東料理のレストラン。空腹のV氏は食前にロジャックなんかつまんでました。
これだけ頼んで２５ドルぐらい。
お店の外なのでちょっと薄暗かったけど、かなり美味しかったです。
帰り道、今度はまっすぐ帰ったら３０分ぐらいかかりましたけど・・・
家まであと数十メートルというところで、予想外にグラッセが力尽き、
座り込んでしまいました
偉いぞグラッセ。ご苦労様。
翌日、行きつけの近所のフードコートでお昼を食べてたら、店員のおばちゃんが、
「アリガトーアリガトー」と言いながらグラを抱っこしてくれました。
意味間違って使ってると思うけど、その気持ちがうれしいよね。