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実に三年ぶり、六枚目のオリジナルアルバム。
メンバー全員が作曲（うち三人が作詞）しているので
非常にバラエティ豊かな楽曲陣となっています。
サウンド的にも結構アクロバティックな挑戦があったり
今まででは絶対に使わなかった音色があったり
テクニック的にはもちろん進化があり、聴き応えは充分です。
15曲55分という過去最高のボリューム感を感じさせないのも魅力。
相変わらず音の奔流なんですが、聴き疲れしないのがいいですね。
音数は増えても、一つ一つの音がソリッドになることによって
エッヂの効いた音像になっているのだと思います。
また、中盤は相当曲調に振れ幅が出ますが、アルバムの最初と最後は、
今までのメインソングライターであった滝善充が担当しているので
一本、筋の通った構成になっている気がします。
それと、ボーカルの芯がより一層強くなったと感じました。
フロントマンとしての頼もしさが増したというか。
他のメンバーが書いた歌詞を歌っているのも新鮮ですね。
メンバー自身おっしゃってますが、
前回のクアトロA-Sideシングルの延長戦のようなアルバムです。
ともあれ、今の9mmはとても脂が乗っていて、良い。
初めて9mmを聴く人にもオススメです。
余談ですがアナログ盤も購入しました。
アナログだと耳に入りやすいパートがCDとは違って面白いです。
わかりやすさではCD、じっくり曲と向き合うならアナログでしょうか。
Waltz on Life Line 【アナログ ※初回生産限定】 [Analog]/9mm Parabellum Bullet
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