ビリーフってそもそも何?
ビリーフチェンジセラピーって効果があるの?
と疑問をお持ちではないですか?
この心理学におけるビリーフという考え方の根底には、「信念」や「思い込み」があります。
これらがもしマイナスの信念や思い込みであったら、あなたの人生はどのようになると思いますか?
「私には価値がない」
「私は能力が低い人間」
「私は愛されない人間だ」
「女性であってはいけないと思ってしまう」
という考え方に支配され、自分が思った結果が得られなくなります。
このビリーフというのは、簡単に変えることは出来ません。
しかし、あるカウンセリング手法を使う事で、変えることは可能となります。
そこで、
「ビリーフとは一体どのようなものか?」
「このビリーフを書き換えるカウンセリングとは一体どんなものなのか?」
を初心者の方にでも分かりやすく解説していきます!
ビリーフとは一体なに?
思い込みにも、プラスの思い込みもあれば、マイナスの思い込みもありますよね。
例に挙げると、
この考えから、
「仕事でいつも同じような失敗を繰り返している。」
といったマイナスの結果を生み出します。
思い当たる節はないですか?
でも、これらの思い込みも生まれつきではなく、あるきっかけで形成されます。
では、どのタイミングでこの考え方が形成されるのかを次に説明します。
これらのビリーフが形成されるのはいつ?
ビリーフは、幼少時の6歳ぐらいまでに形成されると言われています。
その時期に、「強い感情を伴う体験」や、「強い影響力を持つ人(主に両親)から言われた言葉や、出来事」によって、身につけるのです。
僕自身もこのビリーフを持っていました。
僕の場合、勉強ができず、親から毎日勉強しなさいとひどく叱られたので、
「ありのままの自分であってはいけない、自分は価値のない人間」
というビリーフを持っていたのです。
この幼少期の経験で、強いマイナスのビリーフを持つことになったのです。
そして、それが根本原因となって、うつになり、7年間も苦しむことになったのです。
では、このビリーフを形成することに一体どんな理由があるのかを説明していきます。
なぜこのようなビリーフを形成するの?
このビリーフの形成にも2つの理由があります。
その①親からの愛情を得るため
小さい頃の自分というのは、親に世話をしてもらうことで、成長していきます。
つまり、まだおむつや母乳を飲んでいる段階だと、全てを親に依存していると言えますよね。
親から愛されること、それがつまり「自分が生きていること」となっているのです。
一方で、親から怒られて受け入れてもらえないことは、「自分が死ぬこと」となるのです。
なので、親に怒られる=自分が死ぬべき存在=自分の存在を否定することから、マイナスのビリーフが形成されるのです。
その②判断力や知識が形成段階なので、正しく考えられない
大人と比べて、幼少期は出来事に対する判断力や知識が形成段階と言えます。
よって、強い感情を伴うような経験をすると、そこに対して、極端な感じ方、考え方を形成してしまうのです。
先程も説明しましたが、僕の経験でいうと
「親から勉強できなくて怒られた」→「自分は価値のない人間」
というビリーフですね。
今、考えると、とても極端ですよね。
大人になれば、勉強ができないだけで、自分に価値がないなんて間違っていると判断できますが、これが幼少期の時には、そこまで判断ができないのです。
このマイナスのビリーフを「リミッティング・ビリーフ」と言います。
次に、この「リミッティング・ビリーフ」を説明していきます。
あなたの結果を妨げる「リミッティングビリーフ」とは
このリミッティング・ビリーフとは、物事の捉え方をネガティブに捉えること・マイナスの固定概念を指します。
自分の考えや感情を否定するという、つまり心にブレーキをかけることを言います。
なので、リミッティング(=制限する)という言葉が使われています。
このリミッティング・ビリーフも、なんと24もの種類があります。
次にこれらの24のリミッティングビリーフについて説明していきます。
24のリミッティングビリーフについて
この24のリミッティング・ビリーフも、大きく「生存・人間関係・成長・精神・自己重要性」の5つに分類されます。
①生存に関するリミッティング・ビリーフ
・ありのままの自分であってはいけない
・自分の性別であってはいけない
・存在してはいけない
見えてはいけない
愛着を感じてはいけない
②人間関係に関するリミッティング・ビリーフ
・人を信じてはいけない
・人に近づいてはいけない
集団に属してはいけない
感謝をしてはいけない
③成長に関するリミッティング・ビリーフ
・成長をしてはいけない
・
セクシーになってはいけない
・子供であってはいけない
・
親から自立してはいけない
・
自由に行動してはいけない
考えてはいけない
④成長・精神に関するリミッティング・ビリーフ
・正気であってはいけない
・
健康であってはいけない
・感じてはいけない
・
楽しんではいけない
・くつろいではいけない
⑤自己重要感に関するリミッティング・ビリーフ
・
重要な存在であってはいけない
・欲しがってはいけない
・
成し遂げてはいけない
・成功を感じてはいけない
どれかに思い当たる節はないですか?
これらの思い込があることで、会社や人間関係が上手くいかない、自分に自身が持てないという思ったような結果が得られない状態となるのです。
このリミッティング・ビリーフも、外せば上手くいくと思われるかもしれませんが、外すことで、1つの側面で上手くいっても、ある側面では上手くいかない状況となってしまうのです。
そこでどうするのかというと、あるプラスのビリーフを使って、書き換えるのです。
次にそのプラスのビリーフについて紹介していきます。
リミッティングビリーフを書き換えるプラスの「エンパワーリング・ビリーフ」とは
このエンパワーリング・ビリーフとは、自分を力づけてくれる思い込み、信念を指します。
これは、能力やモチベーションを高めて、望んでいる結果に相応しい思考や感情行動を生み出します。
このエンパワーリングを使って、リミッティングビリーフを書き換えます。
具体的に言うと、
「自分は存在してはいけない」
ここに書き換えることで、今まで繰り返していた失敗がなくなったり、仕事や恋愛、人間関係が上手くいくといったプラスの結果をもたらします。
僕がカウンセリングでやっている「ビリーフチェンジセラピー」について
マイナスのリミッティングをプラスに書き換えることで、ネガティブな心から開放され、自分の欲しい結果を得て、最高の人生にすることができます。
僕自身も、このリミッティングビリーフを書き換えることで、うつから克服することができました。
この書き換えを「ビリーフチェンジセラピー」と言います。
僕はこの手法を使って、多くのクライアントさんのビリーフを書き換えてきました。
そして、この書き換えによって、クライアントさんは辛かった体験や現状から立ち直り、幸せな生活を手に入れています。
あなたは、一人で、夜も眠れず、つらい思いで悩んでいませんか?
その悩みの解決方法を、僕は知っています。
うつを経験した僕だからこそ、あなたの気持ちに寄り添い、治るまで寄り添う覚悟でカウンセリングを行っています。
ほんの少しの一歩で、笑顔で明日を進んでいくことができるのです。
今の自分がしんどい、苦しくて助けて欲しい、自分を変えたいと感じている方は、是非僕のビリーフチェンジセラピーを受けて頂ければと思います。