微生物も植物も動物もヒト、すべての生物が、生きていくための栄養の微量ミネラルが必要です





生物・ヒトは微量ミネラルによって動いています。

その中心にあるのが亜鉛です、じつは最も重要なミネラルだといわれています。


亜鉛は,私たち人間のからだにも微量ながら含まれており,鉄や銅などとともに,生体内必須微量元素とよばれます。酵素の成分や蛋白質の合成,味覚への関与,インスリンの生成や機能への関与,また免疫能の賦活や生殖機能そのものなどに重要な役割をはたす亜鉛は,その欠乏によって,ちょっとした異常や病気をひきおこすことが知られています。





<亜鉛の役割は多彩です>

「皮膚代謝に対する作用」

亜鉛は,皮膚の新陳代謝に作用し、古くから知られているものとして,創傷の修復促進作用があります。亜鉛欠乏症として,皮膚炎,発疹,皮膚の創傷回復遅延などが一般的にみられ,そのほか脱毛なども知られています。

「成長・発育に対する作用」

亜鉛は,核酸・蛋白合成などに関与し,成長・発育には不可欠な微量元素であることが認められています。1961年,実際は21歳であるにもかかわらず,10歳程度にしか見えない著しい成長の遅延を示したイラン人男性の症例が,亜鉛の摂取不足によるものと報告されて以来,ヒトにおける亜鉛欠乏症が臨床的に注目されるようになりました。亜鉛欠乏症として,発育不全,骨格奇形や関節炎の発生頻度の増加,老人では骨粗鬆症などが知られています。

「ホルモンに対する作用」

亜鉛は,ホルモンの合成,分泌,機能にも影響し,特に性腺ホルモンやインスリンの機能に重要な役割をはたしています。
インスリンについて亜鉛は,ランゲルハンス島のβ細胞のインスリンの合成,貯蔵,分泌に関与しており,亜鉛が不足するとインスリンの分泌遅延により血糖値が上昇し,グルコースの脂肪細胞への取り込みが低下して糖代謝異常の一因となると考えられています。

「感覚機能に対する作用」

亜鉛は,舌の味蕾を形成する成分のひとつで,唾液にも含まれています。最近,味覚障害が注目されていますが,これは亜鉛不足により唾液中の亜鉛含量の低下と味蕾の形態的変化が原因となっていることが多いと考えられています。亜鉛は,味覚・嗅覚など感覚機能にとっても重要です。そのほか,亜鉛欠乏症として,味覚異常に伴う食欲不振などがよくみられます。





食物の消化・吸収・燃焼、物質の合成・分離、血液・リンパ球にまつわる化学変化など、すべての代謝は3000種類と言われる酵素によって動いている。その酵素の中心に座っているのが亜鉛で、亜鉛がないと酵素を作れない。

だから、亜鉛はヒトの生命の根幹をにぎっているわけです。

店長のお勧め:バランスターWZにはミネラルの亜鉛が含んでおります。