　2017年1月1日から、65歳以上の労働者は「高年齢被保険者」として雇用保険の適用対象になります。これまでも65歳より前から雇用保険に加入し、同じ勤務先で65歳以降も引き続いて働く場合には、雇用保険が適用されていました。

　今回の改正では、65歳以降に新たに雇用された場合も雇用保険が適用されるようになったのです。ただし、１週間の所定労働時間が20時間以上で、31日以上の雇用見込みがある場合となります。

　雇用保険に加入することにより、失業して求職活動をする際には、その都度、一時金として「高年齢求職者給付金」を受給できます（下記参照）。

　これは年金と併せて受け取れるもので、さらに要件を満たせば育児休業を取得した場合の育児休業給付金や、介護休業を取得した場合の介護休業給付金の対象にもなります。

　なお、雇用保険に加入しても保険料は2020年3月まで免除されることになっています。

地域の事やお困り事など何なりとお聞かせご相談ください。

直通アドレス→ nagareyama-kanno@mail.goo.ne.jp

私はブレない！

流山市議会議員かんのひろたか

雇用保険法の改正（65歳以上も対象に）