私たち一家が暮らしている町は地方の田舎なので、小学生向けのレベルの高い(と言っては、他に失礼過ぎますが)グループ療育を見かけません。

やっと児童デイが増えてきたところで、その施設ごとに特色のあるやり方で、療育をされています。

うちの子が 2年くらい通っている市内の児童デイは、当初は音楽療法士、理学療法士、作業療法士、などなど、他にも専門知識を持った職員がいらっしゃったんですが、どうしてか優秀な方は、いつの間にかいらっしゃらなくなっていますううっ...

他に移られたり、独立されたり。

むすこ君の担当もちょこちょこ変わるものの、行けば会える方々ばかりなので、慣れています。

月2回だけだけど、思いっきり 発散しに行っています。もう暴れまくりです。

とてもとても、私たち両親には相手出来ないほどです。

でも、若い男性の職員もいらっしゃるので、むすこ君が中学生になっても安心です。今から当てにしています。


むすこ君のようなタイプには ソーシャルスキルトレーニングが必要なんですが、経験が有って、センスのある先生が少なすぎて、残念ながら継続できていません。

そこで、お世話になってた施設のドクターからの勧めで、二つ隣の県の施設まで、小学生向けのグループ療育に通うことにしました。

週一回、通っています。


次回、そこの療育について書こうと思います。
2学期に入ってから、まぁまぁ今のところは調子が良い。

朝は、大遅刻だけど送って行くし、帰りもなるべく迎えに行くことにした。

こっそり、下校の様子を観察していると、下校中が大人の目が無い分、何かあるのかもしれないと感じています。

きっと、夏休み明けで、辛い子が多いんだろうなぁ。

自分より弱い子を作っておかないと 不安なのかもしれない。

私と目が合うと、「しまった」のような目をする子が居るのは気のせい???


昨日も車で近くまで迎えに行き、駐車場で停まってむすこ君を探していると、

同じように子どもを迎えに来ているお母さんがちらほらいらっしゃる。

良く見ると、知り合いでした。しかも、2人も。

ふと考えてみると、3人の子どもは 通級していたお仲間だった目

やっぱり、同じように心配なんだろうなぁ。



夏休みに、むすこ君とゆっくりお話しすることが出来た。

「転校しない?」と聞いてみました。

「しない。どこに行っても 相手にされんよ。今は支援学級に居れるからいい。」とううっ...

泣ける・・・・

この話を 支援学級の担任に話しました。

かんもくのむすこ君の思いは、親でも分かりません。ましてや忙しい先生ならもっと分からないと思います。

むすこ君の言った、この話を担任にすると、絶句されていました。



かんもくだから、話しかけられてもリアクションもしないけど

本当はすごく喜んでいますし、悲しんでいます。

恥ずかしいから、表情を変えないだけ。

恥ずかしいから・・・恥ずかしいから・・・・・

切ないなぁ。