2017年6月2日、
前夜の大雨が嘘のような穏やかな夜、
平岡華奈ワンマンライブ「夏を待ちわびて」を無事に終えることができました。
ワンマンライブを決めたのはおよそ4ヶ月ほど前、
酔夏男の森本店長にご相談をしたところから始まります。
「レコ発で区切るのもいいけど、レコ発はレコ発として、活動休止に入る区切りはあった方がいいんじゃないかな〜」
という一言を聞いて、
「ワンマンをしよう」と決意しました。
ワンマンは約2年ぶり。
自分の身体が母親になるために日々少しずつ変化して行く様子といっしょに準備を進めました。
100%の準備ができたかと言われると怪しいところはありますが、
ずーっと続けてきた音楽の表舞台から一度離れるという事実と自分の気持ちをどう擦り合わせて行くか、
そういう点でも長くて短い4ヶ月間だったなあと思います。
当日は本当に優しくてあたたかいお客様に囲まれて、
感謝の気持ちを伝えることができたと思います。
もっと気の利いたことが言えたらよかったのですが、
なかなか難しいものですね。
正直なところ、ライブの前は「もう戻って来れないかもしれないな」と思っていた自分もいましたが、
ライブの最中には「できるだけ早く戻って来たいな」という気持ちが大きく膨らんでいました。
結局のところ、音楽が好きで、そこに纏わる場所や人が好きで、
ああ、私は離れられないんだな、と実感しました。
きっとそのうち戻りたくなる、そう思います。
何かを続けること、辞めてしまうこと、どちらも困難なことです。
でも、
6月2日にお会いした皆様は「ずーっと待ってるから、いつでも戻ってきて」と、口を揃えて言ってくれて、
私はもうそれだけで報われた気持ちになりました。
全然偉大なアーティストじゃありませんでしたが、
自分が少しずつ積み上げてきたものは、周りの人たちからいただける、優しさもいっしょにあったんだ、と実感しました。
居合わせてくださった方、本当にありがとう。
遠くから応援してくださった方も、本当にありがとう。
とりあえず、
夏に向けて、私は準備を進めて行きたいと思います。
優しい生命と新しく出会う準備です。
皆様、またお会いしましょう、必ずです。
待っててくださいね。
お写真いただいたもの貼っておきます◎
「夏を待ちわびて」セットリスト
イチニツイテ
夜を巡る
くゆる煙のそのむこう
傘越しのあなた
あなたが好きだと言ったから
まわりみち
君と暮らす日々
新曲
休憩
青いエアメイル(荒井由実カバー)
Tower(salyuカバー)
はちみつのような月の光と踊る
大阪駅
僕は幸せだ
このまち
さよならを言った日
en.
ちょっと
茜の空に憧れて