キニナル日記 -3ページ目

Moonlight Surfer ムーンライトサーファー

人それぞれ自分が生きた、ある時代(とき)を思い出す曲がある。
フェイスブックで石川セリの曲を紹介されていて久しぶりに聞いた。

YouTubeで見てみると、あるある、大勢の方が曲と画像を編集して公開している。
そのなかからいくつかピックアップしてみた。

世代によっては「ん~」と思われるかもしれないが自分はまさにストライクゾーン。

学生時代に学園祭の後、九段会館の石川セリのコンサートに行った淡い思い出が・・・

石川セリ「ムーンライトサーファー」


石川セリ「セクシー」


石川セリ「ダンスはうまく踊れない」


石川セリ「さよならの季節」

照和 KAI BAND 原点回帰の瞬間

福岡・天神にある伝説のライブハウス照和1970年にオープン以来数々のアーティストを輩出してきた。

チューリップ、海援隊、KAI BAND、THE MODS、THE ROCKERS、長渕剛など、数多くのアーティストがここから巣立って行った。

昨年、KAI BANDがデビュー35周年を記念して3日間のライブを客席数60名の照和で敢行。

そのドキュメンタリー映画が製作されたが、あいにく見る機会を逸していた。

先日友人のSさんの引き合わせで、この映画をプロデュース/配給元となられた株式会社スタイルジャムの代表取締役甲斐真樹さんとお会いする機会があり、劇場公開を見逃したことを話したら「DVD化されたのでプレゼントします」と頂戴した。

ほぼ同じ時代の空気を吸った甲斐よしひろは変わらずにパワフルな歌を聴かせてくれる。
DVDは2011年6月2日発売
$キニナル日記
昨年公開された映画の予告編をYouTubeで

三社祭

今年の三社祭は東日本大震災・大津波の影響を鑑み神輿の渡御は中止となる。
本日21日土曜日の東京は夏日となり半袖でも暑いくらいだ。
浅草神社では神事が執り行われ、境内ではお囃子が鳴るが本社神輿は神輿庫に飾られたままだ。

訪れる人も少なく寂しい三社祭となった。
各町会も神輿は担がずに各家々の軒先に下げられる提灯も少ないようだ。
全面中止となるのは大戦後初めて、私個人は何故中止にするのか理解できない。

祭はどんちゃん騒ぎではなく、鎮守により安寧や無病息災など住まう人々を守るための行事のはずだ。
真相は「警察権力」による安全な警備が出来ないとの要請が一番大きいのではなかろうか。

「機動隊」が過剰に警備する祭に違和感を持ってはいたが、人員を割くことができなくても街の人々や参加する「担ぎ手」が自覚をもってすれば運営は可能なはずだ。

事実、他の地方で行われている大きな祭でも独自で安全な運営をしているところはたくさんある。
公権力が治安の名の下に仕切る「首都」の悲しさを感じた次第だ。

浅草神社の境内の模様

麦の秋

麦の秋、麦秋、初夏の今頃をさす季語。

都会で暮らすと季節の移ろいを肌や匂いで感じる事はまずない。気温の高低や空模様ぐらいのものだ。

帰省をする折には、この移ろいを風の匂いや目に飛び込む木々の変化が目覚ませてくれる。

麦の秋が初夏の季語と教わっでもピンとこない方が多いだろう。たわわに実った麦畑。
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もうすぐ麦は黄金色に染まり、秋の米収穫時期のような光景に変わる。




iPhoneからの投稿

日本とソ連

東電原発災害と1986年旧ソ連のチェルノブイリ原発災害が比較されるが相似点や相違点はどのようなものだろうか。

事故そのものの原因や背景は原子炉の構造や立地が違うので違ってくるが、取り巻く社会環境が大きく民主的に進展した国と逆転を始めた国との違いは大変興味深い。

ソ連(ソヴィエト社会主義連邦共和国)1922年12月30日に連邦共和国樹立宣言を行い、事実上の建国宣言。
共産党による一党独裁政権が続くも、1985年にゴルバチョフペレストロイカ(改革)グラスノチ(情報公開)を掲げてこれを推進し、腐敗した政治体制の一掃を目指した。
皮肉なことにチェルノブイリ原発事故がこれを大きく後押しすることになり、1991年のソ連崩壊へと繋がっていった。

一方の日本は・・・
東電原発災害を機にインターネットによる風評およびデマを取り締まるとの名目で警察庁による特定のジャーナリストを狙い打ちした事実上の言論統制に注力。

*原発事故と日本のメディアについては、フリージャーナリストの上杉隆氏のレポートを参照くださいメモ

さまざまな「改革」を掲げた民主党による政権交代のはずだったのに、時代は大きく逆転を始めているようだ。
また、東電原発事故により、太平洋(世界の海)に高濃度放射能を垂れ流し続けた犯罪国家として、日本が国際社会で孤立しないことを願うばかりだ。

YouTube映像は、原発災害と日本における言論社会のいびつさをレポートする海外メディア