裏庭上賀茂神社の採取場所では、あぶらぜみ、くまぜみ、にいにいぜみ、つくつくぼうしの抜け殻が見つかります。
あぶらぜみ
幼虫の抜け殻
みんみんぜみやひぐらしの声も聞こえますが、姿は見えません。
裏庭上賀茂ではほとんどあぶらぜみですが、せみ全体に占める割合は
1997年から2006年の10年間 97.3%
2007年から2016年の10年間 93.9%
2017年から2022年の5年間 92.1%
と年々あぶらぜみの割合が減っています。
かといってくまぜみがやや増えてはいるものの、あぶらぜみ以外のせみが増えているわけではありません。
「グラフは年ごとのせみの種類別数」
年ごとに増減はあるものの、全体としてあぶらぜみの減少は顕著で、今年8月3日現在あぶらぜみは307匹、
2001年過去最高を記録したあぶらぜみの数は3257匹と、1/10以下に減っています。
あぶらぜみの割合減少は、せみ全体の分母を減らしているあぶらぜみ自体の減少が原因といえます。
せみ日記 8月3日(水)
あぶらぜみ オス 1匹
メス 1匹
合計 2匹
この夏の合計 335匹