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HORNBY R1082 BR A3 60103 "FLYNG SCOTSMAN"



つい先程更新したばかりですが、また更新します。

というか、さっきの更新はこの記事を書くための前哨戦だった、というのが本当のところです。

 

HORNBY R1082 BR A3 60103 "FLYING SCOTSMAN"

ついに、念願の新金型 A3 国鉄急行塗装仕様が手に入りました。

これが欲しくて欲しくてたまらなかったので、感激です。

 

新金型の国鉄急行塗装のA3は現在、『R1074 'THE MASTER CUTLER' THE BOXED SET』と

『R1082 'THE FLYING SCOTSMAN' PREMIER BOXED SET』の2つのセットの同梱でしか発売されたことが

ありません。

このセットはレールとコントローラー、客車がセットになっている、いわばスターターセットで、

本来は機関車単体で入手することはできません。

非常に高価なものだったのでそもそもの流通数が少なく、欲しがる人の多い機関車単品は

中古市場でも中々お目にかかることがありません。

どちらも同じくらい欲しかったのですが、今回は比較的出回るR1074に含まれている

60052 "PRINCE PALATINE"ではなく、滅多に出回らないR1082の60103 "FLYING SCOTSMAN"を

単品を入手することができました。

 

現行のA3 SUPER DITALと同じボディの金型ですが、同じA3でも少し前のものなので、

シリンダー下の配管が省略されていたり、最近のものと比べると一部ディテールが

異なっているところがあります。

 

R1074の60052 "PRINCE PALATINE"はかつて販売された急行塗装のA3と同じGNRの背の低いテンダーを

連結していますが、このR1082 60103 "FLYING SCOTSMAN"はLNERの背の高いテンダーを連結しています。

ただし実際のA3が現在連結しているコリドーテンダーではありません。

 

さすがSUPER DITALシリーズ、見事なクオリティです。

どこから見ても美しいの一言に尽きます。

 



前述の通り、元々セットに同梱されているものなのでパッケージも同じセットに含まれる

客車やレール・コントローラーが入っている箱と同じ意匠の赤い紙製の化粧箱になっています。

箱が引出も兼ねているので、一ヶ所指を突っ込む穴が開いています。

この箱の色のセンスがまた見事で、全て揃っている完品の状態はとても様になります。

ここらへんのデザインは日本人には真似できないような気がします。

 

新旧両方並べてみました。

R2201も英国製のものに比べればよくできていますが、さすがにSUPER DITAL製品と並べると

見劣りしてしまいます。



A4 "SIR NIGEL GRESLEY"とも並べてみました。

両機ともに現存しているので、いつかこの並びが見れる日が来るかもしれませんね。



さらに6000型 "KING EDWARD Ⅱ"も並べて、国鉄急行塗装が4台になりました。

ここに元LMSのコロネーションの国鉄急行塗装仕様が加われば完璧なのでしょうが、

さすがにここ最近で買いすぎたので当分は自重します。

【再レビュー】HORNBY R2201 BR A3 "ROBERT THE DEVIL"



皆さんお久しぶりです。

最早このブログを見ている人はいるのかわからませんが、自己満足のために

久しぶりに更新しようと思います。

と言ってもタイトル通り以前上げたものの再レビューです。

 

HORNBY R2201 BR A3 60110 "ROBERT THE DEVIL"

約15年ほど前の製品で、生産が中国に移ってからすぐ、テンダードライブとしては最末期のものです。

パッケージには"SUPER DETAIL"の文字がありますが、あくまでもこれより以前の英国製の

モデルと比較してそう見えるだけで、現在のSUPER DETAILシリーズと比べるとさすがに

見劣りしてしまいます。

 

なんだかテンダーが傾いています。

前述のようにテンダードライブで、機関車本体はテンダーに押されて走ります。

そのため発車するときなど、一瞬機関車が押されていることがわかる場面があり、

それを嫌っている人もいるようです。

 


英国国鉄急行塗装をまとったA3のOOゲージ単品の製品は、今のところこれが最後じゃないでしょうか。

塗装は違いますが、この後にボディーの金型は同じながらもロコドライブに改良されたので、

その動力を拝借してロコドライブ仕様に改造、なんてこともできるでしょう。

BACHMANN 32-004 GWR Hall Class "SKETTY HALL"



またもOOゲージのレビューです。

前回と同じ、グレートウェスタン鉄道の蒸気機関車です。

 

BACHMANN 32-004 GWR 4900 Hall Class 4970 "SKETTY HALL"

グレートウェスタン鉄道の中型万能機、4900型ホール・クラスです。

GWR塗装で、煙室戸のナンバープレートがない仕様です。

中古品だったので、オプションパーツの有無はわかりません。

ただし、HONRBY製の蒸気機関車同様、車体裏のブレーキ配管はあります。

前部のカプラーは最初から取り付けられています。

 

映画『ハリー・ポッター』シリーズにホグワーツ急行を牽引する機関車"HOGWARTS CASTLE"として

赤く塗られた5972 "OLTON HALL"が登場しましたが、"HOGWARTS CASTLE"という名前を考えると、

このホール・クラスよりキャッスル・クラスのほうが適任だったような気がします。

 

GWRの技師長 チャールズ・コレットにより4300型を上回る性能の貨客両用万能機として

2900型セイント・クラスを基に設計された単式二気筒テンホイラーの蒸気機関車で、

まさにGWRの車輌設計の概念を具現化したような蒸気機関車です。

他形式の機関車と部品を共用化することによって製造・保守コストを削減し、

なおかつ手堅い設計により新機構を有さずとも十分な性能を発揮する傑作機でした。

1928年から製造が開始され258輌が製造されましたが、1944年に設計に改良が加えられた

6959型モディファイド・ホール・クラスがホール・クラスの続番で1950年までに71輌製造され、

合わせると22年に渡って329輌が製造されたことになります。



定価はHORNBYのRAIL LOADシリーズとスーパーディテールシリーズの中間あたりですが、

ディテールはどちらかと言うとスーパーディテールシリーズのクオリティに近いような気がします。

かなり久しぶりにHORNBYからホール・クラスが発売されますが、どうやら安価なRAIL LOADシリーズは

赤い"HOGWARTS CASTLE"塗装の"OLTON HALL"と、古典的な背の低いテンダーを連結した

GWR塗装の2種で、最も需要のある背の高いテンダーを連結した緑色の仕様は

高価なスーパーディテールシリーズで販売するというなんともセコい売り方なので、

背の高いテンダーのホール・クラスが欲しい人は、どちらかというとHORNBY製より安価な

BACHMANN製を欲しがる人が多いかもしれません。

現在、BACHMANNのホール・クラスの出荷は既に終わっているようで、本国でも新品を見る機会は

少なくなってきているようです。

しかし、そこまで人気がある車種というワケでも極端に生産数が少ないというワケでもないので、

中古でいいというのならしばらくは安泰じゃないでしょうか。


今までキャッスル・クラスやキング・クラス、LNERのA3やA4と言った大型急行旅客機ばかり

集めていたのですが、こういった万能機があると落ち着きます。

やはり、自宅の広くない線路の上では無理やり大型旅客機を走らせるより、

こういった中型万能機や小柄なタンク機関車にこじんまりした編成を牽かせて走らせるほうが

しっくりくるものですね。


HORNBY R3105 GWR Castle Class 5075 "WELLINTON"



前回の更新から二ヶ月半ほど、今回のお題はこちらです。


 

HORNBY R3105 GWR 4073 Castle Class 5075 "WELLINGTON"

発売予告からおおよそ二年、ようやく店頭に並びました。

GWRのロゴで一本煙突、後期のテンダーを連結しています。

 

ユーザー取り付け部品は前部のカプラー/ダミーカプラー、車体裏側のブレーキ配管、

テンダーのエアホースです。

シリンダー下の配管は最初から取り付けられています。

材質が変わったのか、裏側に取り付けるブレーキ配管の軟性が低く、少し曲げると折れてしまいました。

煙室戸のナンバープレートはありません。

今までの蒸気機関車シリーズとパッケージが違い、スチロールの梱包材がレイルロードシリーズや

客車などと同じブリスターパックになり、テンダーも連結された状態で入っています。

 

テンダーは今までのようにドローバーを差し込むのではなく、最初からネジ止めされています。

そのためテンダーを切り離すのが少し面倒です。


人気のキャッスル・クラスの中でも定番のスタイルの製品なので、予告から待たされた人は

結構いるのではないでしょうか。

すらっとしたスマートな古典的なスタイルですが、スーパーディテール製品なので、

同じGWRの比較的安価なキング・クラスと比べるとかなり精密にできています。

よくできているので、飾っているだけでも目で楽しいです。

英国型入門用にもいいのでないでしょうか。

Hornby R3102 BR 6000 Class 6023 'King Edward Ⅱ'



ここ数年はたまーにブログを書いては数ヶ月、下手したら年単位で放置していたのに珍しく連日更新です。

さて、今回のお題はこちら。

 

Hornby R3102 BR 6000 Class 6023 'King Edward Ⅱ'

これを買ったのは2年前の10月、発売当時に新品で買いました。

英国型には詳しくなく、このキング・クラスもメディカル・アートさんのブログに掲載されていた

写真を見て初めてその存在を知ったくらいです。

そして一目ぼれし、買ったというワケです。

当時はまだ円高だったので12,000円と安価でした。

限定1000個で、動態復活仕様です。

画像では先頭にカプラーがついていますがこれはユーザー取り付けのオプションパーツで、

取り付けられていない状態で箱に入っています。

 

なぜかテンダーが傾いています。

一度分解して原因を探したのですが結局わからず、組み立て直したら多少改善されました。

SUPER DITAIL仕様ではないのですが金型は新規のものになっているらしく、よくわからない仕様です。

良くも悪くも金型は新しくなったので、SUPER DITAIL仕様のキング・クラスは当分出ないでしょう。

 

実車は1930年6月に6000型の24号機として登場。

入線区間を選ぶ軸重20t超えの重量級急行機のため、1962年6月に車齢32年とイギリスの蒸気機関車としては

短命に終わり、廃車後は解体される予定であった。

しかし、橋梁の重量耐久試験で6024 'King Edward Ⅰ'と共に死重として使われることになり、解体を免れた。

その後は保管されてはいたものの、海の近くのバリー廃車置き場に放置されていたため腐食が進んだ。

他の蒸気機関車に使用するため部品を取り外され、また廃車置き場での移動を容易にするため

意図的に第3動輪を切断されるなど、状態は最悪であった。

1982年に£15,000で買い取られ修復が始まり、紆余曲折の後に約30年の歳月をかけて修復は完了。

2011年4月に復活を果たした。

第3動輪は新たに作りなおされ、切断されたオリジナルはモニュメントとして飾られている。

復活直後にボイラーの故障が判明、修理が行われ2013年に運用を再開した。



SUPER DITAIL仕様ではないのでキャブ内は塗装されていません。



特徴的な先台車。

曲線通過時の可動範囲確保のため、前輪側のみアウトサイドフレームとなっています。

これも金型が新しくなっているようですが、それでも台枠と先台車の間に大きな隙間ができてしまうため、

黒く塗った厚紙で目隠しを作り、取り付けました。

そのため上り坂では台枠に干渉してしまいますが、そんな場所を走る予定はないので問題なしです。


限定1000個なので所謂「レアアイテム」ではありますが、極端に値上がりしてはいないようです。

というか、中古品を見かけません。

過去のオークションなどを見ても定価とほぼ変わらない価格で落札されているので、

そんなに人気はないようです、



おわり
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