前日の肝臓のCT検査の画像をみせてもらった。
「がんが広がっていますね」
このところ体調がいいのでがんが消えているのを期待していたのでショック。
今までは癌が1ヵ所に集まっていたので割とわかりやすかった。
ところが今度はそれが肝臓内でバラバラになって広がっている。
癌がどれだけどころじゃなくなった。
ちぎれ雲のようにかなり広い範囲にバラバラに広がっている。
癌の範囲が何センチなんて測れなくなった。
ところがそれに加えて新たに胆管が開いています。と言われ更にショック。
胆管と言うから肝臓の中の胆管だと思っていたので、どうもおかしいと思って、ネット検索してみた。
どうやら、肝臓内でないらしい。がんが肝臓の中に出来て思いこんでいたがいたが、気を付けて見てみると、どうもおかしい。
どれもこれも知らない間に肝臓内でなく胆道がんのページにいつのまにか誘導されてしまっていた。
どうも肝臓の外にある胆道も胆管と言うらしい。
肝臓内だと思っていたがそうではなく肝臓の外にある胆道のことだったようだ。
関門と言うところで一つの大きな胆管に纏められて関門と言うところから胆道に出て行く、
肝臓で作られた胆汁は胆道を通って十二指腸に送られる。
胆管が詰まっていることは前から分かっていた。
その胆道が詰まっていると
胆道ががふやけてしまい大きくなる。それが「胆管が開いている」というのだ。
十二指腸の手前で膵臓からくる管とつながっている。そこには胆汁が逆流しないように働く括約筋があるらしく、それがうまく働かないと胆道を通して出てきた胆汁が逆流して肝臓の中に戻ってしまう。その胆汁には膵液が交じっているのでそれが肝臓の機能にダメージを加えてしまう。
それが今回の胆管癌が広がっている原因らしい。
胆道が詰まっているのなら、それを十二指腸に流れるようにしてやればいいのでは、なんて勝手に考えてこの前から積極的に運動をするようにしている。
外は暑くて日中の散歩は無理のようなので真夜中に出て行きいつもより距離を伸ばして歩いている。
体調が良いようでかなり歩数を稼げるようになった。
最初は四千歩から五千歩だったが、今は七千から八千歩歩いても大丈夫のようだ。
家にいる時は、踵(かかと)落としなどして、体に振動を加え胆汁が滞(とどこお)らないようにしている。
これで胆汁の流れが良くなれば肝臓がんも良くなるのではと頑張っている。
血液検査の結果はいいようで、少々の無理はききそうだ。
今度のCT撮影は2ヵ月後のようだ。それで肝臓がんがなくたったと言われないかとひそかに期待している。
このところ天気のいい日が続いている。
天気がいいと太陽の光をさえぎる物がなく、太陽エネルギーが地表に届き、地表の温度を上げてしまう。それが地球の温暖化を招き毎日最高気温を更新しそうな暑い日が続いている。とても日中の散歩ができる状態ではない。
外出できるのはもう少し後になりそうだなりそうだ。