今日まで、いや、正確には、先週の火曜日まで、少々落ち込むことがあった。

落ち込む理由が分かっていれば、いくらかは、救われるもんだ。と思っている。

先週の火曜日、私は、友人と電話している時に、泣いた。



なんの言葉か思い出せない。多分、他愛もない単語だろう。

その単語で、【彼女がどこにもいない事】がどれだけ、自分を

失望させていたのか思い知った。



今年の最初、居場所のない人のための居場所のない人によるサロンに寄った私。

この辺りに書いたけど、たいしたこと(ヾノ・∀・`)ナイナイ

http://ameblo.jp/kakuituteiinakotoba/entry-11761075729.html



は、その中で一際、明るい女の子(生物学的には男。)

に話しかけられた。

居場所のない人による、居場所のない人達のためのサロンで、初参加の私には、

話し相手がいなかったからだそうだ。



外見はどう見ても、4、50代の可愛らしい女の子。

話すと、優しい13歳の少女。



もっと、話すと、彼女には、13歳までの記憶がなく、

むしろ、記憶を取り戻してはいけないと、思わず、叱ってしまいそうな生い立ちの断片。



両親は、居るのだが、彼女も聞いた話でしか知らないらしい。
居なかった方が、彼女にとって、どれだけ、幸せだろう。



(実際には、私は、孤児には、テレビでしか見たことがなかったから、人それぞれなのだろうが・・・)



それから、彼女の精神年齢も13歳で記憶を持った時点で止まっているらしい。

(注:私は精神年齢と性格の善し悪しは、別だと思っています。)



彼女は明るくバックから二つの色の違う手帳を出してくれた。



この光景も初めてだ。



障害者手帳や、愛の手帳、諸々を、名刺のように、見せられる彼女に、

私は、魅せられた。



あああああああー(´Д`)ーああああーこういう人格になってみたいものだ。



「私だって、本当は、付いているけど、可愛い服だけは、褒めてもらいたいのにぃ。」

「ちょっとぉ、二丁目ってひどいー!」

「私だって、将来、結婚して子供が欲しいー!」

「あなたの胸は、ちっちゃくても本物だから、いいじゃないー!」

「ピンクレディとか、キャンデーズとか聴いているの!」

「要らない可愛い服とかあったら、くれない?」



居場所のない人に、その場だけでも、明るい居場所を与える人だった。

私は、もっと、彼女と仲良くなりたいと思った。

何だか、自分が、大事だと思って頭を抱えている問題が、

ことごとく、彼女の感性で、



【どーでもいいこと!】



だと思わせられる。



私「今度のサロンには、来るの?」

彼女「あ、来週は来れない。私、○×さんの炊き出しに行くの。

そういう事していないと、ダメだと思って。」と、



彼女は、手帳を開いて言った。

手帳には、ボランティアの予定がびっしり詰まっていた。

居場所より、彼女は、人に暖かさをあげたい。



サロンより人助け優先なのかぁ。やっぱり、子供の純粋さを持ったまま歳をとったのだ。



と、解釈をした。



私は、毎週土曜日には、疲れていることが多く、

一ヶ月に一、二度途中参加&途中抜け出しで、サロンに立ち寄った。



個人的居場所の説明。@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

私は、誰が何と言おうと、日本が一番好きなのだけど、日本の共同体。
ご近所付き合い。地域の繋がりは、戦後、ずっと、衰えてきている。
孤独死が、問題とされて、余り、時間は経っていないが、
社会からの孤立は、ずっと前から、進んでいると思っている。



二つ前の天下りの続き@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@



私は、結局、派遣契約を二度更新され、現在の目H目からだけではなく、幕僚長、等々。
から派遣の私宛に、「ありがとう。頑張ってね。」等と言う、文句の手紙を一年で
4、5回貰った。

口封じの圧力ようなものを感じる・・・

現在の目H目は、女性大卒を取らない方針を曲げようとしたり、
子会社の正社員にしようとしたが、私には【やりたい事】があり、派遣といえども、
正社員かそれ以上の仕事量を要求され、更に【やりたい事】もやるには、
うつ病に差し障ると思い。派遣会社諸共、退社した。

実際には、上司や、お上の命令や雰囲気にそうのが仕事の一つだとも思う。
私は、たまたま、上司やお上を「仕事していたら、給料をくれるただの人」
だと思っていただけだ。

でも、最近の日本の雇用の問題を省みると、こうやって書くこと自体が、
真面目に地道に働き、就活している人を傷つけそうで、書けなかった。