自殺中継の男性意外な実生活 ブログで楽しげな日々つづり
2010年11月12日17時00分 / 提供:ZAKZAK(夕刊フジ)
 9日早朝、仙台市内のアパートで首をつって死亡した金融機関職員の男性(24)の自殺が波紋を広げている。男性は前日から動画サイトで自殺予告の生中継を行い、“最期の瞬間”もネット上に公開したため、多くのネットユーザーがショックを受けた。ところが男性は、亡くなる数日前まで自分のブログでナンパ三昧の楽しげな日々をつづっていたのだ。自殺とナンパのギャップに、ユーザーは二重の衝撃を受けている。

 ≪21時半、大学行ってないとかいう変な女、自称superflyを連れ出す!≫(10月3日)≪20時からナンパ 原点回帰でオラオラちゃかし系ナンパ≫(同16日)≪一番町でぺたんこしてるみほを発見。仕事の話でなごみーの誕生日の話でなごみーのあっさりバンゲ(=電話番号ゲット)にゃ~!≫(同29日)

 自殺した男性のものとされるブログには、こうした書き込みとともに、実際にナンパした女性の写真も多数掲載されていた。最後の更新となった10月31日も、地元の大学をハシゴし、「学園祭ナンパ」にいそしむ様子を書き残していた。

 その一方で、男性は動画中継サイト「ユーストリーム」で自らの人生観や勤務先への不満、揺れる心情を訴え、自殺を予告。“視聴者”たちは当初、自殺を思いとどまらせる書き込みを多く寄せていた。だが、男性自身が前述のブログのアドレスを明かすと一転、視聴者の書き込みのほとんどは男性を非難するものに変わった。

 ≪いますぐ死ね≫≪死ぬ死ぬ詐欺≫≪早く実行しろ、かまってちゃん≫

 多くのユーザーは、“ナンパ師”が“狂言自殺”を中継していると受け取ったようだ。ところが、男性は本当に首をつってしまった。ユーストリームの運営元によると、男性が自殺した9日午前5時ごろの視聴者は4700人にのぼったという。

 男性が勤めていた金融機関によると、男性は北海道内の大学を卒業した今春入社。配属先の仙台市内のアパートで独り暮らしを始めたが、5月中旬から休みがちになった。6月に復職したものの、8月下旬からは正式に休職、今月下旬に復帰する予定だったという。

 それにしても、ブログとユーストリームのギャップはあまりにも大きい。見知らぬ人たちに非難されながら自らの死をリアルタイムで中継した男性は一体どんな心情だったのか。

 精神科医の和田秀樹氏は、「男性が躁うつを病んでいたなら、死を考える一方でこうした(=ナンパ)行動を繰り返したことも十分理解できます」とし、衆人環視の中で死を迎えた心理状態を次のように語る。

 「人生最期の自己顕示欲を満たした満足感か、あるいは薬の副作用による交錯状態で、正常な思考が失われていた可能性が考えられます。いまや誰でも同様の自殺行為が可能になった以上、サイトの運営者が何らかの規制を施す必要があるでしょう」
http://news.livedoor.com/article/detail/5135800/


本当に病気だったんだろうけど・・・。
ブログは削除されてたけれど まだキャッシュで見られる状態で
うん。確かにあんなの見せたら叩かれるな。。。

模倣して騒ぎを起こす人も出てくるかもだけど
サイトの運営者に規制させるったって
ものすごい数あるチャンネルを 全て監視するなんて無理だ。


過去記事
動画サイトで自殺中継 9日早朝に実行 掲示板であおる書き込みも


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