「手書き投票ならクリントンさんの圧勝」というブログ(11/6)を書きました。勝敗予想は大外れで面目ないのですが、手書きと機械投票の違いを思わせる報道が米国でありました。

 

 CNNが「激戦となった一部の州で票数の不正操作や、コンピューターシステムへの不正侵入があったりした可能性」があると、著名な専門家らのグループが指摘していると報じました。民主党地盤とされながら共和党のドナルド・トランプ氏が制したウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニア各州の集計結果に不審な傾向がみられるというのです。


 専門家らは「これらの州では機械を使った電子投票方式の郡でクリントン氏の獲得票が少なく、投票用紙に記入する方式の郡での票数を7%も下回っていたことが判明した」というのです。

 

 筆者はブログで「手書きするのと押しボタンでは有権者(投票者)の心理も違ってくるように思います。手書きするという事は。それだけ重いのです。自著が押印の代わりと見られるように。押しボタンはちょっと気楽ですよね」と書いています。

 

 CNNの報道では不正の証拠が見つかったわけではないということで、この投票心理の差の現れの可能性も強いように思います。機械投票は、“隠れトランプ支持派”の投票情動に弾みをつけたのでしょうか。