認知症ケアを笑顔で：中嶋です。初めての方はコチラから。　

同級生の武藤芳照医学博士からいただいた教材に「転倒予防の基礎データ」があります。中外製薬さんと彼との共同でなされたものです。

一部画像をお借りしました（クリックしていただくと、画像が大きくなります）。

副題に、患者さんの骨と心豊かな暮らしを守るためのとあります。心温まる表現ですね。

ここで目を引くデータは、脳血管疾患が寝たきりになる原因が、年齢を減るにしたがって減っていくことです。その代わりに「老衰」「転倒・骨折」「認知症」が、寝たきりになる原因として多くなっていくことですね。

高齢者の方が、豊かに暮らすためには、寝たきりを防ぐこと。

脳血管疾患・老衰・認知症は、加令・病気などの要因が絡むので対策は大変ですが、転倒・骨折は、気をつければ、減らせますね。

レビー小体型認知症の母に今一番気を使う在宅介護法は、転倒骨折の予防です。これが原因となっての、寝たきりだけは、何としてでも避けなければなりません。

高齢者の年代別に寝たきりになる原因