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今回は、塾で成績が変わるのか？をお話します。
塾に通わせる保護者の皆様は、「成績を上げたいから塾に通わせている」というと思います。
では逆に、塾を辞めれば成績は下がるでしょうか？
実は、意外と、塾を辞めても成績が落ちたりはしないものです。
※塾講師の私がこんなことを言うのもあれですが・・・。
進学塾の場合、学習カリキュラムが特別なので、成績が落ちるのではなくて、辞めると受験への対応が難しいということです。
つまり、塾に通っても通わなくても、成績は今のままということです。
現実的に、塾にただ行かせて成績が上がるものなら、塾に通っている子は皆成績優秀になるはずなのですが、現実にはそうではありません。
半年間通って、成績が上がらないということは、塾でしっかりと学べていないということです。何かを学び得ていれば、当然成績は上がるものです。
よく言われることですが、塾に通って授業を聞いているだけでは、絶対に成績が上がりません。
意識を持って、家で、しっかり復習している子に関してのみ成績が上がるのです。
たまにあるのですが、６年生から受験勉強を始めて当然塾の授業を理解するのも苦労している生徒が、半年後には、４年生から通塾している生徒よりも算数の偏差値が高くなるなどです。
こういった話は、まさに家庭学習での定着こそが受験の本質だと物語っています。
そして、子供の毎日の勉強について、きちんと見てあげられるのは、なんといっても保護者の皆様です。
親がお子さんに「家庭でさせる事」を見つけて、「家庭で出来ない事」をはっきりさせてから塾に通わせるのであれば意味も効果もありますが、それがないままに漠然と塾に行かせている場合はあまり塾を生かしきれていないと思います。
もちろん、保護者の皆様が勉強を1から10まで教える必要はないですし、感情的になってしまうなら教えない方が良いともいえます。
保護者の皆様はあくまでも、家でさせる事を決めれば良いのです。親が変われば子も変わります。
具体的には、前回お話したとおり、計画を立ててあげたりです。子供のことを一番思っている親がそれをやってやれば、成績はかなりの確立で上がります。
当然、
子供に自主性を持たせる為とか競争心を煽ってもらう為とか、大義名分のもと、塾に子供の丸投げをするのは無益な事なのです。
お子さんのことを一番本気で考えられる親こそが子供の面倒を見られるんですから。ある意味、親こそが最高の先生であるとも言えます。
塾は親が動いたあとに、お金を払って利用すれば良いのです。
さあ、塾を上手く利用できそうでしょうか？
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