撲滅苦愛 -4ページ目

今サッカーやってるね




せっかくだから素人共は接触プレーの瞬間とかよく見てたらいいよ




ちゃんと見てたらサッカーは格闘技だってことがよくわかる




プロはずっと、ぶつかりあってる




頭と顔がぶつかりあうことなんて、しょっちゅうだよ




だから選手はよく顔を抑えてうずくまってたりするよね




競り合いで、ぶつかりあって歯が欠けたとしてもプロは誰も責めたりしないよ




それはサッカーが格闘技だって選手達自身がよく知ってるから




サッカーにケガ人はつきものだからね




例えピッチ上で誰かがケガしたとしても誰も文句なんて言わないよ




てか何ヵ月も前にあったことを、あとからごちゃごちゃ言ってくるなんて絶対ないからね




それが普通なんだよ




でもアタシはごちゃごちゃ言われた




校長と教頭も家にきたしママと2人で謝りに家にも行った




別に喧嘩して歯が欠けたとかじゃないんだよ




サッカー部にいた時に競り合いでアタシの頭と短髪の歯がぶつかって、それで短髪の前歯が欠けたんだよ




短髪は大丈夫だって言ってたんだけどさ




短髪ん家のジジイが出てきて、あとあと面倒くせぇことになったんだよね




かわいい孫のためだか何だか知らねぇけどさ




サッカーやってりゃケガぐらい普通にするっつーんだよね




結局インプラント治療だか何だかで、こっちが何年間か治療費負担しなきゃいけなくなったんだよ




てか、その治療ってのも怪しいもんだよね




歯が欠けたぐらいで何年も歯医者に通わなきゃいけないなんてアタシは聞いたこともない




てか前歯にプラスチック入れるだけで何で、そんなに時間かかんのって普通は思うよね




結局さ




取りたいのは金なんだよ




歯の神経が死んだらハリセンボンの死神の方みたいに歯が茶色くなるとか説明されたけどさ




歯が欠けて神経が死んだら茶色くなるのは確定だとしてもさ




それを白いプラスチックで隠すんなら別に、んな説明こっちにする必要なんかないよね




結局、脅して金取ろうって魂胆だからいらねぇ情報もってくるってことだよ




てか、ちょっと書くつもりだったのに何気にガッツリ書いちゃったワラ




まぁ無意識に自分の中にため込んでたってことだね




んじゃサッカー見る

逃げたペコ

今日アンナん家でアンナと2人で遊んでたんだけど、おもしろいことあったから書く




アンナと2人で、お菓子食べながら借りてきたDVD見てたんだけど、すごい勢いでおばさんが部屋入ってきて「ねぇ、どうしよ?ペコ逃げちゃった!」って言ってきた




ペコってのはアンナん家で飼ってるわんこの名前なんだけど、そのペコが散歩中に逃げたんだよ




アンナのママがペコの首輪ちょっときついんじゃねぇかと思って首輪ゆるめてやったら首輪が抜けて走ってっちゃったらしい




最初はそれ聞いてアタシとアンナも笑ってたんだけどさ




でもアンナのママに「笑いごとじゃないってば、ペコ車に轢かれちゃったらどうするの!?」って言われて、それで笑い声じゃねぇって思った




んでアタシらも探しに行こうってなって急いで靴はいた




アンナのママに「2人とも行くならペコのお菓子持ってって」って言われてビーフジャーキー渡されて、それ持って家出た




アンナは必死にペコの名前呼んで走り回ってたけど、アタシは冷静だった




アンナと逆方向に歩いてって交差点で周り見渡したりしてたらさ




アタシの10メートルぐらい前を知らねぇオヤジがハスキー連れて散歩してたんだよ




何となくこっちかなとか思ってアタシはそのハスキーがいる方向に歩いてった




そのまま普通に歩いてたらおもいっきりハスキーと目があったんだよ




ハスキーの目付き見たらマジでふっくらした狼だった




それで何となく追い越すの躊躇したんだよね




そのハスキーは普通にオヤジの隣歩いて進んでんだけど顔だけをアタシの方に向けて歩いてた




何かアタシがハスキーに、にらまれてるみたいになってたしね




んでアタシもハスキー見ながらちょっとずつ近づいてってハスキーの2メートルぐらい後ろ歩いてたの




そしたら曲がり角からいきなりペコが走って出てきたんだよ




アタシがペコだって思った瞬間ハスキーといきなり喧嘩だよ




ヤバいと思ってアタシ超ダッシュしたよ




んでペコの後ろに回ってペコの両手の後ろに手入れてペコのこと抱え上げた




んでオヤジに「わりー、首輪外れた」って言ったら「あぁ、外れたの?びっくりしたよぉ、いきなり出てくんだもんなぁww」って言われた




でも数秒とは言え、そのオヤジは自分の体をハスキーとペコの間に入れてガッツリ喧嘩すんのを防いでたんだよ




それでケガしてねぇか聞いたら「ケガなんてないないwwウチのはいつもおとなしいんだけどなwwお前どうしたんだ今日は?」ってハスキーの頭撫でながら話しかけてた




まぁアタシが見てた感じだとさ




そこら中を走り回ってたペコが曲がり角曲がったらいきなり目の前にハスキーがいたんで、びっくりしたんだと思うんだよね




それでつい飛びかかっちゃったんだろうね




ハスキーも出会い頭だったしペコ同様びっくりしたんだよ




だから、ああなったんだと思う




だって引き離されたら、お互い1つも吠えなかったからね




だから多分そうだよ




とりあえずアタシから謝ってオヤジそのまま行かせた




てかアンナに捕まえたって知らせたかったんだけど両手でペコ抱えてて連絡もできなかった




しょうがねぇからアンナん家までこのまま連れて帰るかとか思って歩いてたらアンナのママが25メートルぐらい先の曲がり角から出てきて「えーっ!ふじこちゃん捕まえたの!?」って驚いてた




でもアンナのママは、アタシがペコ捕まえたの見て「アンナー!ふじこちゃん捕まえてくれた!こっちにいたよー!アンナー!」って叫んで、そのまま出てきた方向に戻ってった




アタシそれ見てマジかよって1人で突っ込み入れたww




アタシは、おばさんが手に持ってる首輪とリードそのままアタシんとこまで持ってきてくれるもんだと思ってたのにそのまま行っちゃうんだもん




んでペコはペコでおばさん見てから尻尾でアタシの太ももバシバシ叩いて喜んでるしね




ペコの顔上から覗き込んで「お前ん家ってマジみんな天然だよね」って言ったら超楽しそうな顔で見られた




何となくトノに会いたくなった




んじゃ寝る

一生アマチュア

さっき部活やめてきた




最初は当たり負けしねぇっつってたくさん褒められた




でも、それがだんだんラフプレーって呼ばれるようになってって何か違うと思った




梅岡に、これ以上チームメイトに怪我人出すなら考えなきゃいけないって言われてさ




それでアタシはやめるって決めたんだよ




てか正直せいせいしたよ




アタシはプロ向きだからアマチュア野郎共とは合うわけなかった




そもそも考え方が違うんだよ




アタシはいつだって本気だからね




練習だろうと何だろうとアタシは本気で取り組んできた




オフサイドのルールも入部4日目で理解した




おでこでヘディングが出来てないって梅岡に指摘された時もアタシは2日で改善した




よっちやティナに付き合ってもらって深夜まで特訓したよね




そのおかげで、頭のてっぺんにボール当てて狙ったところにパスできるようになった




マジでアタシ一度足りとも競り負けることはなかったよ




こう言っちゃなんだけどさ




ヘディングだけならアタシは澤さんにだって勝てる自信はあるよ




てか梅岡も大概だよ




〇〇のおかげでチームが引き締まったって言ってたのに、何人か怪我人出たぐらいで文句つけやがってよ




結局テメェはなぁなぁで楽しくサッカーやれてりゃよかったんだろ




マジでアマチュア野郎だよ




サッカーってのはフィールド上の格闘技だって言われてるんだよ




だからショルダータックルって名前の技もあるんだよ




スネとスネとのぶつかり合いがあるからこそスネを守る防具もつけるんだよ




小手先の技術だけじゃ勝てる試合も勝てるはずがねぇんだよ




サッカーも人生と同じだよ




闘争心がなきゃダメなんだよ




自分の中にある何かを燃え上がらせなきゃ実力以上のもんなんて絶対に出せねぇからね




まぁサッカー部にも何人かいいヤツはいたけどさ




でもアタシからしたらやっぱ物足りなかったよ




練習キツいとか走りたくないとか練習中なのに愚痴ってばっかだった




だからアマチュアなんだよ




アタシは敢えてそういうことは言わなかったけどね




初心者に負ける屈辱を味わったら何か変わると思ってたからさ




でも何も変わらなかった




アイツら一生アマチュアだよ