ラ・ラ・ランド | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ラ・ラ・ランド

91点

2016年アカデミー賞で史上最多タイの14部門ノミネート。ただ作品賞は例のまさかで逃してしまい逆に話題となった。

夢を追い求めながらもうまくいかない共通点を持つ、男女2人のサクセスストーリー。
基本ミュージカルテイストで各曲はこの映画のオリジナル。ベースとなる音楽はジャズだけど、実に聞きやすく心地良い音楽が物語を引き締めている印象。

なのでもうこの作品の好き嫌いは、主題歌や挿入歌が気に入るかどうかにかかっている。

個人的には、冒頭のハイウェイでのダンスシーンで流れた曲の歌詞がもうツボ。エマ・ストーンの不思議な魅力も手伝い、全編お気に入りで何度も見てる映画。欠点と言ったらライアン・ゴズリングが合ってないことくらいかな。主役が好きな男優だったら100点つけてたかもしれないくらい好き。

まぁ本作が不器用なクオリティで、好き嫌い別れるタイプなのは承知しているが、好みなんか人それぞれだよねぇ。映画の場合、世間の評価が低いとなかなか好きと言い出せない人多いと思うけど、そこは正直に好きなもんは好きと表現できる映画感想でありたいもんです。

 

監督:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、キャリー・ヘルナンデス、ジェシカ・ローゼンバーグ
2016年 128分
原題:LA LA LAND