ルーム(2015) | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ルーム(2015)

78点
小さい部屋で2人暮らしをする母親と幼い息子。実はこの親子はここで7年監禁されていた、という話。
あらすじ見る限りサスペンス/ホラー風。この映画でどうやって感動できるんだろう?と思いきや、映画の後半は監禁から逃げ出し普通の生活を取り戻す。そこで改めて親子の絆を問う展開。
事実をもとにした作品。日本でも似たような事件あったりして、題材はわかりやすく身近に感じられる。ただ衝撃的な内容ではあるので、ストーリーそのものに嫌悪感を抱く人もいるかも。万人にはおすすめできないタイプ。
さて母親役のブリー・ラーソン。こう見えて実はまだこの時24歳。貫禄あるというか老けてるというか(笑)この演技が認められアカデミー主演女優賞を受賞。
子役のジェイコブくんはこの映画のPRで来日。情報番組「スッキリ」に生出演したとき終始ポケットにずっと手を突っ込んだままで、司会の加藤が「手くらい出そうね」と軽くムッとしてたのが印象的でした(笑)

 

監督:レニー・アブラハムソン
出演:ブリー・ラーソン、ジェイコブ・トレンブレイ、ジョアン・アレン、ショーン・ブリジャース
2015年 118分
原題:ROOM