あなたの強みの具体的な伝え方 | 90日で採用される20代・30代・40代のための転職成功術

あなたの強みの具体的な伝え方

こんにちは。

前回はあなた独自の強み「USP(Unique Selling Proposition)」についてお話させていただきました。

そして、USPの2つの特徴についてお話しました。

①ベネフィット(相手に与える事が出来る結果)
②特徴(ベネフィットを与えられる証明)

今日は、もう少し掘り下げて、このUSPについてお話します。

例えば、僕の仕事の中で人事制度を作る仕事があります。
人事制度とは、社員の給与制度や評価制度のことです。
この仕事は、人事戦略コンサルタントが得意としている、専門的な仕事なのですが、僕はコンサルタントではないですが、人事制度を作成することが出来ます。

このスキルは採用試験では大きな利点になりますが、面接でただ「人事制度を作る事が出来ます」と言うのでは、上手くいきません。
それだけでは、USPの「特徴」にあたります。

これでは、意味がありません。

最初に、僕を採用することによって相手企業に与える事が出来るベネフィットを伝える必要があります。

人事制度構築は、その仕事を専門にしている人がいます。
その人たちと比べれば、僕は完全に負けます。

それでは、僕のUSPは何でしょうか?

それは、こうなります。

「コンサルタントを入れずに、人事制度を作成出来ますが、僕の最も強い部分は、人事制度を作成する時に生じる、各部署間の問題を泥臭く調整する事です」(人事制度は給与に直結するため、導入まで各部署間の調整が最も大変なのです。これはコンサルタントでは出来ません)

その後、前職で部署間の調整をした時の成果を、行動ベースのエピソードで証明をします。

つまり、入社したい企業の募集背景をまず理解し、その募集背景に合った一般的ではない自分の強みを考え、そして自分を採用する事のメリット(ベネフィット)を採用担当者に伝え、最後にそれを過去のエピソードで証明します。

このフォーミュラを理解していれば、必ず自分の最もアピールしたい強みが相手企業に伝わります。

企業の募集背景と自分のスキル・経験が合わなければ、どんなに素晴らしい面接をしても落ちるのは当然です。

正しく「ご縁」ですね笑

人材紹介会社が紹介した会社で上手く採用まで至らない場合は、あなたの最もアピールする必要があるスキル・経験と募集している企業の募集背景が合っていない可能性があります。

つまり、あなたは悪くないのです笑


本日もお読みいただきまして、本当に有難うございます。

あなたの幸せを今日も心から、お祈り致します。