JT検定 (聴唱メロディー) | 田中準子音楽学院

田中準子音楽学院

J・Tメソッドの指導法。楽しさこそやる気の原動力・・・音楽を媒体として情操豊かな人格形成をめざす。

J・Tメソッド検定試験要項(3)2012.5.12
聴唱メロディー

<試験方法>
◆最初に試験官がピアノでメロディーを1回通して弾きます。伴奏はつけません。
◆次に1~2小節ずつ区切って弾きますので、すぐに続けてドレミで歌って答えます。
受験者が歌うときに試験官はピアノでメロディーを弾きます。つまり試験官は1~2小節ずつ2回続けてメロディーを弾くので、受験者は1回目に聞いて覚え、2回目に歌います。

<合否判定>
◆音名、リズム、アーティキュレーションなど正しく、試験官の弾いたとおりに歌えれば合格です。少しミスがあっても90%くらい出来ていれば合格です。
◆できればピアノの通りの高さで歌ってください。年齢や、声域によっては正しい高さで歌えていなくても合格です。
◆受験コースや学年によっては、一回で出来なかった場合に、もう一度弾いて聞かせる、半分ずつに区切るなどする場合もありますが、その時に出来ても合格です。
◆黒鍵の音は正しい音程で歌えていれば♯や♭をつけた音名で歌っていなくても合格です。
◆試験官は、調性と拍子は言いません。メロディーを聴いて固定ドで歌ってください。移動ドで歌うと不合格です。ステップによっては途中で転調します。

<申し込み時注意事項>
◆一度にまとめて数ステップを受験する場合、番号の少ないステップ~多いステップ(例:7~9)になるようにご記入ください。試験は番号の少ないステップから行います。
◆飛び級受験の場合、必ず飛マークをつけて2ステップ以上まとめてお申し込みください。連続した2ステップ以上合格した場合に認められます。
例:3合格済みの人が飛び級で申し込む場合は、<飛5~6>のように申し込みます。そして5も6も合格レベルの場合は6合格と認められます。5は合格レベルでも6が不合格レベルだった場合、飛び級5~6不合格と判定されます。

<1ポイント解説>
◆この項目の練習をすることで暗譜に強くなります。
◆書き取りメロディーよりも同じ時間で多くの練習ができます。
◆絶対音感訓練の進み具合によっては音感訓練強化になります。