愛する人へ


本当は何を書けば良いのか分からない。


真理は必ずそこにあるものだけれど、それをあてはめる僕という器は脆く、壊れ安いチープなものだから。


言い訳はしない。
心は何者にもまさって不実であり必死になることは承知であり、それゆえに僕の言葉が真理を網羅し、あなたにとって何かしらの力になり得るとは考えないからだ。


ただ少しでも
あなたのなかでぼくの言葉に思うことがあるのなら、聞いていて欲しい。


愛する人へ。


あなたは美しい。


僕は最初からあなたを愛した。


あなたがまだ若くほろ苦い痛みを覚えていたときからあなたを愛していた。


何故ならあなたを愛する方を僕は愛しているからだ。


その時はまだ、僕はあなたを愛する数多くの人たちのひとりに過ぎなかった。


しかしそれからあなたの多くを見て知るようになった。

あなたの美しさを知るようになった。


あなたが誰かの苦言に思い悩むとき、憐れみが、誰かの苦悩を鑑みて涙を流すとき、あなたの心には善良さが芽生える。


ぼくはあなたから多くを学んで、そして気がついた。


誰かを愛し続けるとは、

その人が本当に必要としている事がらを探し続け、その人の必要に自分から近づくことである、と。


あなたが涙を流したいのならば一緒に泣こう。

思いきり笑いたいのなら可笑しな顔を作ろうじゃないか。

だけど、あなたが本当は何を必要としているのか、ぼくにはまだ分からない。


だから、何を書けば良いのか分からないのだ。


どんな言葉をかければ良いのか分からない。


あなたにとってこちら側にはもはや道は見えないのかも知れない。
そちら側なら輝く将来が見えるのかもしれない。

あなたの真の必要が分からないゆえに、「それで良いのじゃないか」と書いた。


でもぼくはあなたの必要を知りたいと願っている。それを探し続けたいと願っている。


そのためには踏み越えなければならない事がらもあるだろう。


それが僕に対しての批難へと変わるなら、甘んじて受けよう。

ぼくが望んだことの結果なのだから。


ただ、こんなことを書いて、ぼくの何かが変わったなんて思わないで欲しい。


いつまで経っても僕はぼくだし、あなたを愛する方を愛し続けることにも変わりはないのだから。


神を愛すると公言しながら人に媚を売ることに必死になったり、神に祈りながら神を信じないような人間になろうとは思わない。


あなたはあなたの方法で、ぼくはぼくの方法で頑張ろう。


それが最善の決定だと思う。


そしてもう、これ以上の文字を書くことはないだろう。


ぼくには、言葉によらず行動によって愛を示すべき人たちがたくさん待っているから。



愛する人へ。

思えば僕はあなたのことを何も知らない。

だけど、あなたが愛されるべき人だということを知っている。


だからこの言葉を書いておきたい。


愛する人へ。

あまりに不器用で、人を愛することに熱心なあまり自分が愛されることを忘れてしまった人へ。


あなたの志は美しく、一方で儚く見えるけれども、力強くそして気高い。


困難に遭ってはそれを制することが出来る力強さが見える。

涙を拭う姿に勇ましさを感じた。


しかしあなたは訝る。

わたし独りに何が出来るのかと。わたしは甘んじるしかないのだと。


あなたは知らない。


あなたがあなたであることの価値を。


あなたは知らない。
あなたが既に誰かを幸せにしているという事実を。

あなたは知らない。
あなたの笑顔が誰かを支えているということを。


あなたが誰かを好きになるとき、そのひとはすでにあなたのことが好きなんだ。


あなたが誰かの苦言に思い悩むとき、そこにはあなたへの愛情がある。


みんな、あなたが好きなんだ。


とりまく状況が変わっても、世界は決して変わらない。だからみんなずっとあなたのことが好きなんだ。


だから、笑っていて欲しい。


あなたが笑えば、みんなが笑えるようになる。


いちばん怖いのは、あなたが笑い方を忘れてしまうこと。


それはあなたが愛したひとを、そして愛するひとを忘れてしまうということ。


笑い方を忘れるとは人の愛しかたを忘れてしまうということ。


あなたが笑えば、これからどこへ行こうともみんな笑って愛してくれるだろう。


こちらに道は見えないのかもしれない。

そちら側には限りない未来が見えるかもしれない。


でもそれでいいんじゃないだろうか。

先にあるのがどんなものでも、いつかまたどこかで会うことが出来るなら、そのときはその美しい笑顔で、すべてを笑い飛ばしてくれれば、それで良い。


愛する人へ。

あなたは美しい。

容姿だけのことじゃない。

あなたという人間は素晴らしい。


僕はあなたを知らないけれど、あなたが愛されるべき人間であることを知っている。


どんなに時間が流れても、僕は、そんなあなたの味方でいたい。




とあるアメンバ様に影響されて今回はサッカーネタですww



わたくしが応援するチームはイングランド プレミアリーグ、アーセナル。


昨日(日本時間では今日)行われた試合はチャンピオンリーグと言って、ヨーロッパのサッカークラブチームにはとっては、とっても大切な大会の試合。


アーセナルはこの大会のベスト8を決める試合の前半で相手に4-0と大敗。


ベスト8を決める後半が昨日の試合なのでした。


前半戦を大敗していたため、最初から攻めるしかないアーセナル。

けど、積極的な攻撃が功を奏し、前半6分、ロラン・コシエルニがヘディングで先制!!

そのままアーセナルはリズムを掴むと、前半26分、トマシュ・ロシツキのゴールで2点目!!


もう、おせおせの雰囲気のまま、前半ロスタイム直前、18歳若武者アレクサンダー・マーク・デイヴィッド“アレックス”・オックスレイド・チェンバレン(名前長すぎ)の突破からPKを獲得!!これをエースのロビン・ファンペルシが決めて前半だけで3得点!!!


来たコレwww



3-0という奇跡的なスコアで前半を折り返します。


ところが、前半飛ばし過ぎて疲れが見え始め、相手プレーヤーの決定的なチャンスもいくつか出始めてきました。


それでもアーセナルは攻め、ジェルビーニョのシュートをキーパー弾いたトコをファンペルシが詰めた!!…がキーパーの超人的な反応でシュートは弾きだされるなど、決定機を逃しまくります。


そしてまさかのCF3人投入体制で捨て身の猛攻に出ますが相手のディフェンスは崩れないまま後半終了万事休す。


この試合は3-0で勝ったけど、前回4-0で負けてるから、総合で4-3でアーセナルの敗退が決定しました。



こんな感じでアーセナルの欧州での今年の調整は幕を閉じたのでした。


ちょっと悔しかったけど、久しぶりにアーセナルらしい面白いサッカーを見れたので大変満足です!!


アーセナル、来年はベスト8に行ってね!!


いやぁ、サッカーってホントに良いものですねぇ…



それではまた来週。