と、思ったものですが。御存知の通り「ワイルドスピード」シリーズは、その後。空前の大ヒットシリーズになりました。『コカイン・ベア』もそんな感じです。1作目は、これぐらいにしといて、2作目からはハイテンションでなんでもありにしますよ! って伏線なのかもしれません。しかし、興行的には…。
監督は女優でもあるエリザベス・バンクス。
サム・ライミ監督の「スパイダーマン」シリーズとかに出てます。ジェームズ・ガン監督の『スリザー』とかにも出てます。
なので、サム・ライミとかジェームズ・ガンの洗礼を受けているので『コカイン・ベア』もそういった作品になってはいるんですけど。なんというか、こういった監督の作品を教科書通りに『コカイン・ベア』撮ってることが。逆に真面目か! と、ツッコンでしまう。変にしっかりしすぎなんですよねぇ。例えばジャンプスケアのシーン。双眼鏡をのぞいて、次にコカイン・ベアのアップだろうなぁ~。と、思ったらそのまんま! ビックリしますが。これ、見たことあるジャンプスケアだよなぁ~、とか。
銃で頭が吹っ飛び穴が開くシーンも、どこかで見た穴のあきよう。まぁ、書いてることがホラーなんですけど。(笑)監督はスプラッターホラー・コメディー映画の優等生すぎました。もしかしたらそこらへんとかがアメリカ映画評論家の『コカイン・ベア』評価が低いとこかなのかも知れませんが…。でも、最近のアメリカの映画評論家って、ちょっと女優さんが監督している作品に低評価つけすぎなんじゃない?
『ドント・ウォーリー・ダーリン』(僕は最高傑作)とか。
もし、女性が、とくに女優が監督しているからとか云う批評だったら。僕は『コカイン・ベア』を擁護します。キャスリン・ビグロー監督も、男勝りな映画を女なのに撮ってるからねぇ。みたいな考え方をしているアメリカの映画評論家がいるなら。(どうもそんな感じがするんだよなぁ~。)正直、憶測でしかないんだけど、だとしたら僕は『コカイン・ベア』支持しますけどね。
『コカイン・ベア』も、ちゃんとアジア人、黒人と多様化したキャストにしてますが。これも、正直ほんとうに多様化の意味がわかっているんだろうか? 出せばいいんじゃない。とか思ってないだろうか?
『コカイン・ベア』は、80年代が舞台設定なんだけど、当時のアメリカでの日本人ってかなりバカにされてなかった?なんか、最近のハリウッド映画って、なんでもかんでも人種を多様化すれは丸くOKみたいになってないかなぁ~。時代背景とか無視して、日本の戦国時代に織田信長の家臣で…。とか、映画化するならヒスパニック系とかも出すんだろうな。出せよ! だって、ハリウッドでやってる多様化ってそういった程度しかないんだから。
『コカイン・ベア』の製作はフィル・ロード、クリス・ミラーの『LEGOムービー』『スパイダーマン:スパイダーバース』の作品。なので『ピラニア』や『アリゲーター』などの作品から遺伝子操作、放射能ではなく。コカインで動物が
人間に逆襲する話を思いつくのはわかりますが…。まぁ、『コカイン・ベア』の続編に期待したいです。作られるかはわからないですけど。
では(--、)ヾ(^^ )