講師はコスタリカ研究家の足立力也さん


コスタリカは

中米で、紛争の絶えないところでありながら、

軍隊を捨て、積極的,

永世非武装中立宣言をしています。


それが出来たのは

近隣の紛争が絶えない国のファーストレディ達の力です。

彼女たちは自分自身や子どもまでもがテロの標的であり、

夫を説得して和平の話し合いのテーブルにつかせました。


積極的,永世非武装中立宣言というのは、

もし紛争が起きた場合積極的に紛争を終わらせるため

仲介をすることで、

スイスのようにどちらにも味方しない、

勝手にやれという中立宣言ではありません。



ちなみにスイスは強力な軍事力をもち、

自国に被害が及べば武力行使する態度を

強力に世界に発しています。

中米では積極的にかかわらなければ、

すぐに自国に被害が及びます。


コスタリカは、経済豊かな国ではありませんが
子どもから、平和、人権、権利教育をしています。
その一環として、国政選挙の折には

選挙権をもたない子どもたちも
投票し、その結果はもちろん投票数には

反映されませんが、

発表され本選挙に影響を与えています。


子ども選挙と本選挙結果はほぼ同じだそうです。

子どもというのは年齢制限ははなく、

投票権のない18歳未満で
字は読めなくても、色や写真を見て判断でき、

自分で筆記用具で印がつけられれば

2歳でもいいのです。


投票用紙は本物と全く同じで

候補者の名前のほかに写真と

シンボルカラー、シンボルマークなどが

書いてあり

選んだところに指印を押すだけです。



コスタリカのように日本が無武装で

やれるかは別として、

軍隊をもたずに平和を今のところ

維持している国がある。

しかし日本は中米ではない。



アジアにあり、日本国土を狙う

周辺の国々に狙われている。

アメリカだよりの自衛隊では

何の役にも立っていない。



アメリカはアメリカを守るために

日本を盾にしているだけである。

またそれが当然だ。


何をアメリカびいきの

日本人は甘い夢を見ているのか

アメリカが日本を守ってくれると思っている。


アメリカが日本を守るはずがない。


日本を盾にし本国への被害を食い止める。

日本で戦い日本を戦場にする。


それ以外にアメリカが日本に駐留する目的は考えられません。