アナスタシアの一族は先祖代々シベリアのタイガの森の奥で暮らし、文明
社会とはかけ離れた生活をしています。当然、資本主義の毒には染まって
いません。食事は自分の欲する時に、欲する物を口にします。動物性蛋白
は全く口にしません。アナスタシアは、創造主は、ひとが肉体を養える様
植物を創造されたと語っています。種のまき方により、植物は、その人に
最も適切な成分を供給するそうです。で、アナスタシアは、生存の為の労
働を自ら行うことは無いそうです。そのメカニズムは、彼女の先祖から受
け継がれた物なので一朝一夕と言う訳ではなさそうです。
彼女はそうなる為の提言をしました。
「政府が無償で1ヘクタールの土地を各家庭に提供し、その土地とそこで
生産される作物に対し一切課税をしないこと。そしてこれらはその子孫に
無償で引き継がれる事。又1ヘクタールの4分の3もしくは半分を森とす
ること」まさにロシア版天産自給自足経済圏が成り立つわけです。
ロシアの緯度では栽培期間が121日と短いにもかかわらず、国内農産物
の50%もが有機農業であり、自給で生産されているそうです。又、大規
模農場でも伝統的に有機肥料や天然肥料を使うことを好み、化学薬品を使
用しない傾向が強いとの事。
さらに、ロシアでは、遺伝子組み換え作物の開発は禁じられています。
そこにもってきて、アナスタシアの提案が受け入れられたたかのように、
ロシア市民は無料で国から1~3ヘクタールの土地を受け取れる「私有菜
園地法」が2003年に立法されました。
今では、この運動が主な都市で組織化され、独自の政党を持ち、プーチン
を支援する政党と提携しています。
日本では、全く逆の道を歩まされていて、TPPを推進する政党が勝って
しまい、(もう1度TPP実情のユーチューブのURLを貼らせていただ
↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=HLVKAalmD48
きます)自給自足経済圏はおろか在来種の存在さえも危惧しなければなら
ない状況です。
それに、日本にはロシアみたいな広大な土地は無く、政府が無償で土地
を与える事は不可能です。でも、工夫か閃きで、何らかの道は開けるは
ずです。ところで、アナスタシアも私利私欲のために世界中の人々を自
由自在に操っている、ごく限られたこれらの存在を、闇の勢力と呼び、
世界に9名いると言っています。彼らを打倒しようと暴力で立ち向かっ
てもダメです。彼らの罠にはまるだけです。
母親が、子の過ちを赦し抱擁するように、闇を包み込める器と意識を私達
一人ひとりが持たなければ為らないそうです(そうは言っても難しい)。ま
さに、日月神示で、「悪は抱き参らさなくてはならない」と言っているの
と同じですね。
私は前々回のブログで、女性性のパワーを秘めた「聖なる杖」が、日本を
選んでやって来て、今、比嘉御夫妻の手元に在ると書きました。
「聖なる杖」に額を付けて祈りを捧げるマリアさん。
何が起こるか分かりませんが、必要だから来たのです。
私たちの心に強い愛の絆が育まれ、彼らの闇を吹き払わなければならない
時が、いよいよやって来たのかもしれません。
書籍案内
「アナスタシア」ウラジーミル・メグレ著 水木綾子 訳 岩砂晶子 監修
ナチュラルスピリット刊 定価1700円(税別)