手術が終わった夜は、本当に、長い長〜い、夜でした。

気になって眠れないガーン

指につけられた洗濯バサミのような〜クリップみたいな〜
パルスオキシメーター?
痛くも痒くもないのだけれど、なぜだか、鬱陶しいとにかく気になる〜

次に鼻から入れられたチューブが喉の奥で、ツンツンと当たって痛い
おまけに、酸素マスクが鬱陶しいムキー

全部!外してぇぇぇ〜!
叫びたくなるのを
なんとか、やり過ごした夜。
頑張ったおねがい私。

朝になり、部屋の明かりがついて、
ポータブルのレントゲン装置と共に現れた技師さん2名。

お腹の写真を撮るとのことキョロキョロ
そういえば、腫瘍を取り出すときに、尿管損傷予防にステントを入れるって、
Drが仰ってたな〜と、ぼやっとした頭で考えていたら、

ちょっとお腹触りますね〜
技師の言葉とともに、お腹に一撃叫び叫び叫び
触るとかじゃ〜ないじゃん

まだ体に残っていたであろう麻酔もぶっ飛ぶ一撃!忘れない。
よーく目が覚めましたドクロ


今回、卵巣癌になって、
久々に大きな病院で診て貰いました。
特に特定機能病院の制度ができてからは、大病院は初めてキョロキョロ

一つ一つの事に、いちいち驚いたり、感心したり〜

外来で診て下っているDrが執刀医だったのだけれど、
入院して、ベットの頭上のプレートに書いてある主治医は、知らないお名前。

Drが変わるとかのお話はなかったし、どうなっているのか〜分からない〜
でも、聞けない性格キョロキョロ

分からないことついでに、
看護師さん達のユニフォームが色とりどり。Vネックの上着にパンツスタイル。
看護師さんのシンボル、ナースキャップがない〜
お医者さん達は、白衣を着ているけど、それを脱ぐと、看護師さんと同じ。

だから、女医さんは、パッと見、看護師さんと区別がつかな〜い

手術が終わった夜、喉が渇いて渇いて、
水は、飲めないけど、口に含んで吐き出すのはOKで〜
様子を診に来た方にお水をお願いしたら、
朝が来て、女医さんだったことが分かって、びっくり。

看護師さんなのか〜女医さんなのか〜
よく分からない〜


そして、分からない事がもう一つ。

手術が終わって、
執刀医から、
腫瘍は、綺麗に取れたよと伺ってはいたけれど.....

でも〜それ以外、何もない

体調が落ち着いたら、
癌について、詳しい説明があると思っていたけど.....
ない叫び

術中の病理検査の結果とか〜
お腹開けて、どうだったとか、はっきりしたと思うのだけれど、詳しいお話が〜
ないドクロ

娘も、腫瘍は見たけど、
詳しい事は、聞いていないよと。

退院が近づいても、ない
でも、聞けない性格キョロキョロ

でもでも、当然にいろいろ気になる


だから勇気を出して、
なかなか抜けなかった、お腹の右側のドレーンを抜く時に、主治医に聞きました。

先生〜ヅラは、いつ頃準備したらいいですか?
なぜだか、ストレートに聞けない性格キョロキョロ


主治医「JENNYさん、気が早いです」

.....それだけ

なんと!想定外な回答.....

いやいや、そういう事じゃ〜なくて〜
癌の種類とか〜Stageとか〜抗がん剤のこととか〜

知りたいけど、聞けない
踏み込んで聞けない性格キョロキョロ

あれか〜確か〜
正確な病理検査の結果は、出るまでに3週間位かかるって〜
術前説明でDrが仰ってた...
もしかして、出るまでは言えないってことなの〜

よく分からな〜い〜
大病院のシステム?執刀医の方針?


そして、いよいよ退院の日、事務の方が病室に来て、
「病理検査の都合で、手術の保険点数が決定しないので、お会計は今度、外来の診察の時にお願いします。ご迷惑をおかけします」

よく分からな〜い〜
大病院のシステムびっくり

結局、私、
癌だという事は〜
間違いないのだろうけれど
癌の事も費用の事も、何も分からないまま大病院を後にしました



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