12月31日 大晦日


毎年この日は、弊社が運営している飲食店の製作した

おせちをご注文いただいたところへ配達をするのが私の

日課ならぬ年課です。


朝5時に家を出て宮崎の店舗まで取りに行き、都城の店舗に

卸してそれから各家庭に配達をし、ほぼ丸一日軽ワゴンを

運転します。


昨年の今日は、2014年の幕開けとともにいよいよ始まる

都城青年会議所理事長の職務に、楽しみと少しの不安が

入り混じりながら、これから始まる1年を妄想しながら運転を

していました。

今日は、そんな2014年度を漠然とではありますが、色々と

思い出しては、楽しかった出来事に思いを馳せたり、うまく

いかなかったこと反省をしたりと、思いを巡らしながら1日の

配達をしてまいりました。


思えば、2013年7月の通常総会において理事長候補者と

してお認めをいただき、自分の考えるJCというものを見つめ、

所信にしたため、事業計画として起こし、委員長をはじめと

するメンバーの皆様のご尽力のもと実際に例会や事業として

具現化してまいりました。


私の拙い所信・事業計画ではあっても、副理事長、委員長の

皆様が私の想いを私が思う以上に汲んでくださり、おかげさま

ですべての例会、事業において私が思い描く以上の中身を

創り上げていただきました。


そうした中、本年度、私がそうした例会・事業の中身以上に

こだわったのが、こうしたものを担当委員会任せにすることなく、

いかに都城青年会議所の一員としてすべてにおいて当事者

意識を持って臨んでくださるかということでした。


JCに入るくらい意識の高いメンバーなのですから、ある程度の

レベルの例会の構築はたやすくできる。でも、我々が当事者

意識を持っていなければどんなにすばらしい事業であっても

市民の皆様の心に届く運動とはなりえない。


ですので、何をするか(What)よりも、どうやってするか(How)と

いう部分に力を入れていきたい。


そうした想いのもと、2014年度は

「みんなで動こう。みんなで変わろう。みんなで創りあげよう」

というスローガンを掲げさせていただきました。


よくJCは広報下手だといわれます。

事業はすべて議案として理事会の承認を得ないといけないから

広報が行き届かないといった言い訳もよく聞かれます。


ですけど、我々が当事者意識に立たない限りは実施1年前から

広報をしようと結果は同じことだと思います。


逆に、我々みんなが本気を出せば、実施1ヵ月だってMJの

大ホールを埋め尽くすことができるし、会員拡大であっても簡単に

30人増だってできるはずなんです。

メンバー一人ひとりの能力、スキルは高いことは私が理事長という

立場から身をもって知ることができました。

だからこれからも、それを出し惜しみせずに、すべての事において

フルスロットルで取り組んでほしい。


そうすることが、結果的に、自分のためならず、家族のため、会社の

ためになると信じています。




頼りない理事長を支えてくださったすべてのメンバー、そして各地

会員会議所の皆様、シニア会をはじめとする先輩の皆様、行政、

各種団体、そして市民の皆様に心より感謝申し上げます。


そして、高ぶる想いを乗せて勢いそのままに突き進んだ本理事長

ブログは本日をもって終わらせていただきます。


次年度の担いと重なっていくにつれ勢いが落ちていってしまい自分

自身の意思の弱さを感じずにはいられない。そんな反省ばかりでは

ございますが、いつもこまめにチェックしてくださりエールを送って

くださいました皆様に感謝申し上げます。


万感の思いを持って、筆ならぬキーボードを置かせていただきます。

一年間本当にお世話になりました。