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水分を取りまくって、頑張っています。2人目でも母乳がでなくて苦労するとは。


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日本から送ってもらったAMOMAのハーブティー、ミルクアップブレンド、効果が出てきた気がします。海外のVELEDAのものより飲みやすい。

さて、第2子でも母乳の出が悪く、きっと体質だろうな、と気がついてしまった私ですが、今回はカナダのパブリックナースに大分サポートしてもらいました。
そして、このカナダ式の指導を元に、第一子のときに気がつかなかったことも、客観的に振りかえることが出来、今では母乳育児も軌道に乗ってきました。

一人目を生んだのは日本なので、一週間入院で、母子別室。3時間に一度、授乳室に通い、赤ちゃんの体重をはかって飲めた母乳の量を計算し、不足分はミルクで補い、退院後はミルクを足さずにひたすらおっぱいを吸わせるように、との指導でした。

当時私は4日くらい母乳が殆ど出ずに、授乳室でもかなりの劣等生でしたが、ベテランナースにそのうち出るようになると励まされ、ミルクを足してたので、赤ちゃんの成長も順調、お腹もみたされているので、スヤスヤ寝てくれました。だから、特に心配することもありませんでした。
退院後、息子は空腹のため、置けば泣き、四六時中おっぱいに食いつく子に変身。本当に辛かったけど、今思えば、可哀想に、母乳が足りてなかったのだと思います。

さて、今回はさすが2回目。初日から絞れば数滴でてきました。病院ではその量で赤ちゃんもスヤスヤ。さすが二人目、順調ーっと、そのうち、たくさん出るようになるもの、始めは多少飲まなくても大丈夫で、体重が減るのも当たり前、と、経験上わかっていたので、特に心配していませんでした。病院では、母乳コンサルタントから、ミルクは母乳育児の敵、2-3時間に一度、一日8-12回吸わせるように、とのアドバイスがありました。

しかし、退院後、まだ生後1日なのに、赤ちゃんはギャン泣き。"また寝ないタイプか"と覚悟しました。欲しがるだけあげれば、間隔は1時間も空かないし、回数は20回以上あげてるのでは、という事態に。

その後は前回の記事に書いたようにヘロヘロに。

でも、カナダのナースは細かく母乳育児についてサポートしてくれました。

まず、母乳がでないならミルクを足すこと、ダラダラ長時間吸わせるより、赤ちゃんの飲み方がダラダラしてきたらおっぱいから離すこと、ミルクを足した分は搾乳機で絞っておっぱいに刺激を与えること、との的確な指導。

レンタルした病院用の搾乳機は、高性能。赤ちゃんの体重が増え始めるまで、家にナースが来てくれてアドバイスしてくれたり、public health centerまで呼びだされたり、毎日電話がかかってきたりして、2週間強の間、私の母乳の出を気にかけてくれて、様々なアドバイスをくれました。
赤ちゃんにおっぱいを吸わせるポジションや、その時々に応じたミルクの追加量など。

日本の産院でも、1週間いいアドバイスをくれたけど、自分の母乳育児が軌道にのるまで3週間くらいかかったので、退院後に自分だけで試行錯誤してしまい、第一子のときは、必ずしも上手く母乳育児を進められなかったかもしれません。

母乳が足りてないかもと思い続け、欲しがれば四六時中おっぱいを与えてしまい、泣いたらおっぱい、を癖にしてしまいました。夜中も添い乳で、おっぱいがおしゃぶり代わりになってしまいました。

第二子の娘は、おっぱいはおしゃぶりではなく食事とするために、一度にしっかり飲ませて、生後1ヶ月までは最低2時間、今は最低3時間は授乳間隔を開けるようにしました。
泣いてるとつい授乳したくなりますが、旦那さんも厳しく、協力もしてくれます。
すると、昼も夜もとても長く眠るようになってきました。

泣いたらおっぱい、としなくても、1ヶ月検診で5キロ超え。ちょこちょこ飲みせずに、一度に纏めて飲んでくれるので、外出もしやすいし、楽になってきました。
栄養も足りてるようで、機嫌もいいです。

カナダのパブリックナースの指導、そして指導内容を実践するのをサポートしてくれた旦那に感謝。

それにしても、おっぱいが出にくい体質だと、母乳育児って難しい。

それでもやっぱり、母乳で育ってる子は病気しにくいし、母親のダイエットにもなるから、おっぱい狂になって苦しんでしまった私でした。


iPhoneからの投稿

病院では初めての母子同室。
産後すぐの赤ちゃんって、羊水を吐いてむせたりするんですね。2回目の育児なのに、一人目は母子別室で授乳しかしてなかったから、分からないことも。

夜の間は、赤ちゃんが羊水を吐く度に起きてたら、お母さんが眠れないから、預けにきてもいいよ、とのナースの言葉に甘え、ナーサリーに預けて授乳の度に、連れてきてもらうことに。

ゆっくり休めた気がします。

本当は産後36時間はいてもよかったみたいだけど、上の子も心配だったし、ご飯がまずくて長居したくなかったので、産後29時間後の翌日の夕方に退院。

そこからが、大変でした[みんな:01]

生後1日:
退院の日。夜、娘が空腹で激しく泣き続け、授乳し続けて、ほぼ一睡も出来ず。
息子も身体が痒くなって、ママ、掻いてーと、泣き、大変すぎな夜。
上の子には気を使って、今まで以上に夫婦で気を使うから、辛くても放置できないし。でも、うちの上の子、食事とお風呂と寝かしつけは、母親以外だと嫌がるから、結局私がやることに。下の子の面倒を旦那さんに任せられる点でいいし、体調よければできるだけ構ってあげたいけど、イキナリしんどい。。

生後2日:
パブリックナースが我が家を訪問してくれて、私と娘の様子をみてくれる。
私は問題ないけど、娘の黄疸検査の結果、値が標準値より高め。血液検査をしようと、かかとに傷をつけて採血。
ナースがタクシーを呼んでくれて、タクシーが血液サンプルをピックアップして、病院まで届けてくれました。検査結果は、電話がくるとのこと。

数時間後に連絡があり、黄疸が気になるので、翌日にコミュニティヘルスセンター(保健所みたいなとこかな?)にくるように、とのこと。

この日も娘は寝てくれず、ミルク足そうかかなり迷うも、母乳育児のために、頻回授乳を続ける。息子も起きるし、疲れはMaxに。

生後3日:
コミュニティヘルスセンターにて。
黄疸も気になるけど、体重測定で、出生時より、500gも体重が減少していました。生後の体重減少は正常だけど、3日で17パーセントも減るのは、減りすぎで、かつ、黄疸を治すには、おしっこをたくさん出して代謝をよくしたほうがいい、かつ、私も2児の育児に、極度の睡眠不足に疲れてみえたのか、ミルクを足すことをすすめられる。
そして、病院用の高性能の搾乳機を5日間貸してもらえることに。

ナースの親切なアドバイス、優しい言葉に涙が出てきました。(きっと、この時の私は、二人の育児に体力的に無理を感じてて、精神不安定。)

帰宅して、生後初めてミルクをあげたら、娘がスヤスヤ眠るように。
ミルクって、素晴らしい。

息子はむにゃむにゃ夜泣きするけど、やっと細切れでも寝れるようになったー。

生後4日目;
通院は大変だろうから、と、またパブリックナースが訪問してくれることに。
今後のミルクの足し方について、アドバイスをもらう。搾乳機でしぼっても取れる量はわずかで、母乳は足りないけど、ミルクを足して、うんちの形状が変わって、おしっこの量も増えてる。自分では、新生児の顔色の悪さって気がつかなかったのだけど、顔色もよくなっている様子。
何より、ミルクを足して満腹なのか、よく寝るし、機嫌がいい。

生後5日目;
主治医による検診の日。
黄疸については、もう大丈夫とのこと。よかったあ。
母乳もそのうちでると思うからしばらくたったら飲んでほしい、と、母乳がでる薬を処方してもらう。
あまりにおっぱいがでないので、早速服用を開始してしまいましたが。

旦那さんは、私が退院の日に休暇を1日とって、後は定時勤務宣言をして、出社して定時で帰ってきて、ベビーシッターさんと交代する感じで育児をサポートしてくれました。ヘルスセンターから呼び出しがある度に、帰ってきてもらって、車で連れていってもらって。9-18時の間はベビーシッターさんに上の子の面倒をお願いして。

パブリックナースが訪問してくれた2回、家では新生児と母親が寝室にこもって、ベビーシッターに預けられた上の子が、ママーっと呼んでるけど、相手できてなくて、母親が疲れて母乳も出ずに、上の子の相手も満足にできずに、自己嫌悪気味。コミュニティヘルスセンターに行ったときも、旦那さんはビジネスマンスーツで、正に仕事帰り。
カルガリーに他に家族はいないし、「あなたは頑張ってるわ。黄疸の子は育てるの難しいの。」と励まされ、ナースに相当心配された感じがします。

旦那さんも夜は寝れないし、昼間は仕事があるし、定時に帰らせてもらったり、抜けさせてもらったりで気を使うし、夕方は子供たちの世話、特に上の子の精神的ケアが待ってるし、ハードな一週間でした。

そして、初めての週末。
旦那さんにBBQを焼いてもらい、ステーキを食べました。
土日はベビーシッターさんがいないから、また、夫婦二人で子供の相手で、どっと疲れましたが、産後一週間で、いつもみたいに自宅でBBQしてるのは、優雅な気がしました。
私も少しずつ元気になってきました。

それにしても、退院から一週間、結局毎日、ナースに来てもらうか、こちらから出かけていくかで、疲れるし大変で、疲労困憊。そんなに要観察なら、ずっと病院にいてもいいんじゃ?、日本の入院期間が一週間なのも納得。

まあ、医療費が公費負担のカナダでは、一週間の入院は必要ないと思うし、実際に里帰りして一週間入院したら、上の子も可哀想で、実家も大変すぎるだろうから、カナダ流でいい気もしますけどね。

私と赤ちゃんのことだけ考えたら、日本の病院のほうがいいんですけどね。
上の子の気持ちや、旦那さん、日本の両親の負担を考えたら、カナダで産んで正解だったような。

そして、お友達にも、ご飯や買い物等、いろいろ助けてもらいました。
ありがたすぎて、感動です。

弱ってるときは、優しくしてもらうと涙がでますね。

旦那さんの会社でも、皆忙しいのに、理解してくれて早く帰してもらっちゃって、皆さんにサポートしてもらっています。

本当にありがたいことです。


はじめの一週間(そして、二週間目も)、母乳の調子はどう?と、毎日のようにパブリックナースから電話がかかってきました。

しんどかった産後一週間も、ミルクを足したおかげで、娘がスヤスヤ寝るようになり、乗り切ることができました。


現在、産後17日目。

母乳はふんだんに出るわけじゃないけど、なんとかミルクを足さなくてもいいようになってきました。


iPhoneからの投稿



日々の忙しさと、妊娠の悪阻による体調不良がきっかけとなり、長期にわたりブログを放置しましたが、5月27日に、カルガリーにて第2子となる女の子を出産しました。



Rockyview General Hospitalにて。

初めての旦那さん立会いのもと、とても満足のいくお産ができました。



出産翌日に退院して、2児のお世話に、産後の母子の状態に、目の回るような忙しさですが、搾乳機で搾乳しながら、忘れないうちに、娘の出産体験記を書こうと思います。



出産の流れは、以下の通り。



5月26日(土)

予定日を4日過ぎても、生まれる兆候なし。



18:00 家でくつろいでいる時に破水。そして、おしるし。でも、陣痛は来ない。家族3人で病院へ。



18:30 病院で、歩いて羊水をパッドにたくさん出すよう言われて、病院内を歩き回るが、そんなにたくさん出て来ない。結局、内診で羊水を採取し、破水したことは確定されたけれど、陣痛が来ないので、家に帰されることに。

陣痛が来なくても、翌朝8時にくるように、陣痛が来たらもっと早くくるように、とのこと。



20:30 帰宅。作って置いた夕飯を食べて、いつもの通り、息子の寝かしつけに入る。寝る準備して、絵本を読んで、部屋を真っ暗にして添い寝していると、あれ?痛いかも、という痛みを感じるように。でも、病院に行くなら寝かしつけちゃってから行きたい、と思い、様子見。早く寝てーと思いながら、息子が寝付くまでに3回の痛みあり。



23:00 息子が眠ったのを確認して、ベビーシッターさんに息子をお願いして、旦那さんと病院に出発。今度は本当に生まれる気がしたから、冷凍おにぎりなど、自分用のお弁当をもって。

(食事は食パンにジャムしか出ないと聞いていたし、病院で電子レンジが使えることを確認してたので。)



23:20 病院に到着。陣痛の間隔はとんどん短くなり、



5月27日(日)

0:00 痛みの緩和を望むかと、ナースに訪ねられ、迷わずyes!

そして、初期の陣痛を和らげるためと、お尻にモルヒネを注射。



数分でモルヒネが効いて、効果は6時間続く、とのことだったのに、痛みは強まるばかり。

旦那さんに励ましてもらい、ヒッヒッフー、で、耐えました。



2:00 2時間痛みに耐えたけど、モルヒネの効果が全く感じられず、旦那さんにナースを呼んでもらう。ナース曰く、モルヒネを打っても4割くらいの痛みは残る、とのことだったけど、打つ前の4割どころか、痛みは増し、陣痛間隔は短くなってる。

そのことを旦那さんがナースに指摘してくれて、内診してもらう。すると、子宮口が5-6センチまで開いてるから、部屋を変えよう、エピデュラル(硬膜外麻酔)は希望するか、とのことで、こちらも迷わずYes.



2:30 LDR(labor delivery room)の部屋に案内され、麻酔科医の先生に、エピデュラルの点滴を背中に投入してもらうと、急に楽になる。

本当に陣痛の痛みが消えた!!!

子宮口が全開になるまで寝ててね、と言われ、本当に痛くなかったので、ウトウトする。

旦那さんも、付き添い用のソファーベッドをベッドにしてもらい、ウトウト。看護師さんが、適宜陣痛モニターをチェックに来てくれる。

寝ながら子宮口が全開になるのを待つなんて、第一子の息子を産んだときの苦しみを考えると感動的。


快適すぎる。



6:30 内診して、子宮口が9センチ強開いてるとのこと。いきみたい感覚は?と、訪ねられるも、全くなし。

とりあえず、待つことに。



8:30頃 子宮口が全開に。でも、陣痛を感じるどころか、いきみたい感覚も全くなし。麻酔、効き過ぎ?しばらく待つことに。



10:00 ここまで待っても、いきみたい感覚がない。とりあえず、感で、お腹が固くなったら陣痛のピーク、ということで、いきんでみることに。



何度かいきんでも変化なし。そこに、ドクター登場。



赤ちゃんの向きが悪いのかしら?、と、子宮に腕をつっこんで、赤ちゃんの向きを変えてくれる。

(旦那さん曰く、ドクターが太い腕をつっこんで、家畜のお産みたいだった、とのこと、苦笑)



陣痛が弱ってきている、とのことで、陣痛促進剤を投与。



向きをかえたのと、促進剤がよかったのか、いきんだらどんどん出てきた様子。

(でも、麻酔が効き過ぎて感覚なし。)



11:30 モニターをみていたドクターが、急に心拍数が下がった、とのことで、吸引分娩をしてくれて、無事赤ちゃん誕生!



最後は赤ちゃんの肩がひっかかってしまったとのこと。赤ちゃんが酸欠になる前にひっぱりだしてもらえてよかった。


ドクターの素早い判断と対応に感謝です。


感動の対面。


3640gのBig Baby。


カンガルーケアというのかな?へその緒が付いた状態で、すぐに胸の上に抱かせてもらい、そこでへその緒をカットしてもらいました。


お腹が空いてるみたいで、すぐにおっぱいに食いついてくれました。




息子の生まれたときにそっくり~。旦那さんの赤ちゃんの頃に似てるかも~。


無事生まれてきてくれて、ホッとしました。子宮口が全開になってから、すぐかな?って思ったのに、結構長かった。可愛いくて、生まれてきてくれてありがとう、という気持ちに。




産んだ後にすぐシャワーを浴びて、車いすで病室に移動。病室は、40ドルで個室にできました。そして、元気に29時間後に退院しましたよ~。

混んでると医者もいなくて放置される、と聞いていたのですが、空いていたのか(それとも、私、難産だった?)、医者、レジデント、インターン、複数のナースがみてくれて、生まれる瞬間は、旦那さん他、たくさんの人に応援される中で、赤ちゃんを産めました。

LDRの部屋も、広くて、ソファベッドまであって、ロッキー山脈の景色がきれいで、大満足。個室も入れたし。
陣痛が始まってから、2日半だけだったけど、病院スタッフの対応も大満足。
ご飯は、食パンにピーナッツバターとはちみつだけ、とか、噂通り最悪だったけど、短い入院時間だし、自分でたくさん持ち込んだし、差し入れもあったし。

国民皆保険の国だから、医療費、ほぼ無料だしね。その割には、しっかりした医療とサービスで大満足。


何より、旦那さんが仕事を休まずに、子どもたちと触れ合う時間が多いこと、おもちゃもたくさんあって、安全な我が家で過ごせること、ママがすぐに病院から帰ってきたことは、上の子にとって、ハッピーだったのかな、と思います。

不安も大きかった海外出産ですが、挑戦してみて良かった。
産後のサポートも大満足。
だんだん、カルガリーが好きになってきました。

産後1週間は大変だったんですけどね。
その話は、また後日。

つづく

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