『シルディ サイババ アバター ~その総括的プロフィール~』 (24) | 奇跡の聖者 シルディ・サイババ

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『シルディ サイババ アバター ~その総括的プロフィール~』 (S.P.ルヘラ著、渡部英機・訳、siba・編) 


【7、ババの帰依者】


 (下)



 カシナス・ゴビンド・ウパサニ・マハラジは、サイババの最も気に入りの弟子だった。ババは彼に、自分の能力を全て与えた。彼はシルディ近くのサコリに、名高いカニヤクマリ・シュタンを設立した。それは、女性が霊的理想を求めるために生涯を捧げるインドで唯一の女子修道所である。

 M.S.ディキシット氏は、少年の頃に叔父H.R.ディキシットと一緒にシルディババに会ったことがある。また、サイババに会い、「シルディ・マ」と呼ばれ、ババから「サティヤ・サイババ」として生まれ変わると告げられた女性ポッツ・ボツは、スリ・サティヤ・サイババのプランシャンティ・ニラヤム・アシュラムで余生を送った。

 このように、シルディババ当時の多くの帰依者が最近まで生存していたり、今なお生きていたり、あるいはスリ・サティヤ・サイババの近くで他の生涯を生きている。この本の序言で、私はシルディババの親密な帰依者の中の唯一の生存者である102歳の老女シバンマ・タイのことを書いた。私たちは彼女の感動的な思い出『スリ・シルディ・サイババとの私の生涯』を出版しようとしている。その本の中で、彼女はババの神性の恵みの傘の下に始めて入った1906年以来経験したことや、目にした奇跡を思い起こしている。



 (続く)