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★[投票] 何を“守る”か?ベンチのコシェルニーとアダムスが語る守備の重要性

by ガナり娘

コシェルニー:「チャンスはきっと訪れる」

 我による離脱をきっかけに先発から外れているローラン・コシェルニー
昨年、随分短期間のうちに頼りがいのあるCBへと成長したその存在を、今季はまだベンチでしか見られなくなっているのはいささか寂しいところ。

とは言え、現在のヴェルマーレンのパートナー、メルテザッカーも当初と比べてより堅実なパフォーマンスを見せるようになっていて、シーズン頭の3試合の無失点にも代表されるように、ここ7年ほどで初めて守備面の強さが見えている今シーズンのアーセナルを形作る1ピースとなっていることは間違いありません。

監督も恐らく今上手く事が運んでいる後衛を下手にいじることはしたくないはず。
しかし実際、ベストなCBペアはどの二人なのか?というのは、意見が分かれるところではないでしょうか。また、突っ込んで言えば、対戦チームの性格によって、メルテザッカーの空中戦の強さが有利になる場合と、コシェルニーのスピードや小回りの利く守備が求められる場合とがあると言えますが、今のところそういった起用は見られていません。

コシェルニーvsヴェルマーレン


フランスのサイト、Foot-Expressに語ったとされるコシェルニーのコメントが英語に翻訳・引用されていました。

『いや、懸念はない。シーズン初旬で怪我をしたから出だしが遅れたのは事実だけれど、今はフィットしているし、後は監督の決断だった。
現時点でセンターバックの組み合わせは上手くいっているし、変えろというのが難しいと思う。

監督が決めたことだし、その選択を尊重するよ。僕自身はポジションを取り戻せるように懸命にトレーニングをしているし、この時期アーセナルは多くの試合が控えているから、そのうち僕にもプレーチャンスが回ってくるはずさ。必ずね。』


複数言語の翻訳を介してなので、どこまで正確かは見えないところではありますが、その姿勢は願わんばかりの優等生。
実際このクオリティでのディフェンダーの選択肢、バックアップがある現状は、悩みの種でありながら、これまでを考えると新鮮で嬉しい贅沢と言えます。どう今月切り詰めて食いつないでいくかの悩み、ではなく、今日は焼肉とお寿司どちらを食べようか決められない悩み、のような。



ベストなペアを選ぶとすれば?

 んな中でヨハン・ジュルーがチャンスを獲得していくのはやはり難しいのは明らかですが、ナポリへの移籍の噂もあった彼について、ヴェンゲル監督は、
『彼の放出を認めなかったのは、彼を選手として好んでいるし、彼もクラブを愛しているからだ。』
説明していた様子。

右サイドトップにアンケート表を設置しましたので、良かったら皆さんのご意見も聞かせて下さい。




守れ!アダムスのクラブへの愛と批判

 ーセナルのレジェンド、トニー・アダムスが最近、「タレント売却クラブ」のようにベストプレーヤーたちを放出し続け、クラブの信用を落としているアーセナルの現状を批判し、今のチームはトップレベルでの戦いでは勝ち抜くことはできないとしつつ、守備面とメンタリティの強さの重要性を語っています

トニー・アダムス


『元選手や批評家としてではなく、いちファンとして、ファンが一般的に考え、感じていることを言えば、この7年間、クラブは一つまた一つと信用を落としてきた。ベストプレーヤーを売ることもその一つだ。
僕にとって過去7年間の不満はチームの守備面の脆さだった。ゴールキーパー、後衛、センターミッドフィールダーもそうだし、チームのメンタリティ自体のね。
(省略)
例年、守備の強いチームがリーグを制し、一番守備が長けているチームがチャンピオンズリーグの優勝杯を手にするのを我々は見てきてる。なぜもっと多くのチームが守備に力を入れないのか疑問に感じるほどにね。
(省略)
僕が間違っていることを証明して欲しいと願うけど、より強力な相手を前に今のチームはやはり十分ではないと思う。』




キーパー争い

 ェチェスニーが負傷している今、ヴィト・マンノーネがそのファーストキーパーの座はく奪への挑戦を仕掛けていますが、この争いもどうなることか。
まだどちらも成長の余地がある若手キーパーたちだけに、持っている才能のみならず、より多くの試合経験を得ることは今後のポジション確保において有利につながることは間違いありません。
個人的にまだシェチェスニーのほうが安心なところがありますが、彼の復帰のタイミングも今後の選択に大きな影響を与えそうです。

今の守備陣の真の実力が試されることになるシティ戦。怖さと楽しみが混合するところです。
 

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