★ジェルビーニョの決勝ゴールとウィンガーのポジション争い | Japan Gooners~アーセナルニュースネットワーク

★ジェルビーニョの決勝ゴールとウィンガーのポジション争い

by ガナり娘



日はアフリカに出張中のジェルビーニョが、マリと対戦した準決勝で決勝ゴール ― しかも劇的プレー!― を決め、自国コートジボアールを決勝へと導きました。

同試合のハイライトはこちら(得点シーンは2分を過ぎたあたりから)。




て最近は、監督が“ゆりかご”に入れて大事に大事に守っていた(?)オックスこと、アレックス・チェンバレンが、やっとその可能性を世界に知らしめる機会を与えられるようになりました。何年も休火山だった火山がいきなり噴火したような7-1の勝利で燃えた先日のブラックバーン戦では、プレミアリーグ初ゴール+1という活躍も見せました。そして、負傷の悪魔にやっと解放して頂いたらしいロビン・ファン・ペルシーは、ハットトリックを決めてその得点王の記録を更新。そのうち2ゴールは、チェンバレンのゴールもアシストしたウォルコットとの連携から生まれたゴールでした。


ェンバレンとの比較が囁かれる中、先発チームに一定して名を連ね、ほぼ通しでプレーしている最近のウォルコット。彼の経験とスピードが確かにチーム内で花を咲かせることもあり、実際にアシストでは結果も出しているのは確かなのですが、やはりピッチ上でのビジョン、決断力、スマートなポジショニングによるプレー創造への貢献、一対一の状況に対応できるスキル、シュートの正確性など、まだまだ期待のレベルに届いていない面は多く残ると感じます。彼の欠点にも気づいているはずの監督ですが、得意の忍耐でその成長を見守っている様子。そのおかげか、少しながら改善が見られる試合も出てきたのは事実。彼の強みがスピードであることは全宇宙の対戦相手が知っているわけで、その対策はもうすでに立てられていることが大半。彼の中に眠る可能性の大きさは見えないわけではないのですが、それを活かしながら、かつ相手の予測を裏切るプレーというのが、まだまだ欠けていると思うわけです。


するチェンバレンは、参照できる試合数が限られることは前提として、時に甘いミスを犯すなど、やはりまだ未熟な面をちらつかせることはあるものの、そのスキルやビジョン、精神的エネルギーは一目置くもの(という表現を越えて、時に興奮モノ)があります。これまでの数試合を見ていても、ウォルコットよりもずっと危険な雰囲気を漂わせていることが多かったと感じるのは私だけではないはず。ジェルビーニョも、もう少しゴール近くでの決断力や、より効果的なパスワークが望まれることは折々あるものの、そのスキルとカバー力の広さ、勝利への熱意がチームにもたらすものは大きいと思います。


ェルビーニョがアフリカンカップから帰還した後の ― と言っても、帰還直後はフィットネス調整のため先発はないでしょうが ―、このウィンガー3人のポジション争いは気になるところですが、皆さんどのようにお考えでしょうか?アルシャビンをどうするのかはまた別の話になってきますが・・・。持ち味も違うので、状況によって柔軟にローテーションすることは一案ですが、とりあえずは公平に競争をさせて結果を見てみたいところ。監督はどうチームを組んでいくのか、興味津々に見守っております。


して今更ですが、ご無沙汰しておりました・・そろそろ恒例行事になりつつあります(苦笑)。書きかけのまま埃をかぶった記事ばかり溜まっており、ツイッターも一人お留守番させていましたが、最近少し落ち着いてきたので、また少しずつ更新再開できたらと思っております。
すっかり年も明けてしまいましたが、今年もアーセナルにとって、皆様にとって多くの幸せを運んできてくれる年となりますように。


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