秋が深まり、立冬も過ぎ、冬支度本番です。

 

先月に続き、1ヶ月も遅い更新となりましたが、10月20日に愛媛西条で開催されてきた岡本よりたかさんを講師に迎えての連続セミナーの最終回が開催されました。

連続講座へご参加くださった皆さまとは様々な意見交換ができたり、相談ができたり、素敵な出会いとなりました。

単発でご参加くださったみなさまとも、楽しい講座時間を過ごすことができて、とても素晴らしい体験となりました。

 

よりたかさん、ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました。

 

当日の愛媛は、週末に台風21号の来襲が予想されていたお天気。

朝から降っている雨も気になるので、まずは、座学。

春夏野菜の総括や、畑でとても大切な土づくりのお話を先月よりもさらに詳しくお話ししていただきました。

 

 

雑草堆肥や草木灰の作り方、そして、その供給の仕方、畑へ有効に使える自然から手に入るもののお話。

そして、イヤシロチを作り、畑に気の流れをつくること。

畑で作物を育てるときにとても重要となる、風を設計することの大切さを教えていただきました。

 

本来なら眠たくなってしまう座学。

内容の面白さとお昼ご飯前ということで、誰一人として眠ってしまうことなく終了となりました(笑)

今日の昼食には、スタッフが用意した「芋炊き」。

少し肌寒くなってきた季節にとてもよく、合いました♪

 

 

講座で育てたきゅうりのお漬物、かぼちゃの煮物も好評でした♪

 

午後からは秋冬野菜の考察。

 

 

 

白菜やキャベツなど葉物野菜の中にいるであろう虫を退治するために割り箸を手に取り、観察。

大きなカタツムリをそっと取り除いたよりたかさんでした(笑)

 

その後は、小雨が降り始める中、雑草堆肥を作りました。

先生に作業をさせてしまう生徒達…。

 

 

えへへ。

まずは、見学。そして実践。

 

 

米ぬかをかけて、土で覆います。

今後、時々、かき混ぜて様子を見ながら、堆肥を作っていきます。

 

 

畑での実習最後は、玉ねぎの種蒔。

雑草堆肥と米ぬかくん炭を混ぜた土にすじ蒔き。

そして、最後にピートモス。

今後、玉ねぎのお世話をみちこさんにお願いをして、発芽して育ち始めたら、この畑に植え付けます。

 

よりたかさんから学びたいことは、まだまだ、たくさんありますが、愛媛西条での講座はこの日で終わりです。

最後に3回以上参加された方々へよりたかさんから修了証を手渡ししていただきました。

 

 

うれしいですね!!

 

私自身、スタッフとして参加したこの連続講座。

よりたかさんから学ぶことだけではなく、畑から、お野菜から、参加者の方々から学ぶことがたくさんありました。

県外からの参加者が多い中、皆様が、何事もなく会場にご到着されたこと、そして、無事に家までお帰りになられたこと、そして何よりも、最後まで講座を開催することが出来たことにホッとしています(笑)。

 

連続で講座へご参加くださった方々や、単発での数回参加の方々とは、やはり、お話しする機会も多く、Facebookでつながり、さらなる交流へと発展しました。

それぞれの畑での経験を地元にいながらにして知ることのできる素晴らしい交流です♪

 

半年間、講座へ参加することで、さらに思いが深まったのは、農家さんへの感謝の気持ちです。

当たり前に手にしているお野菜。

そして、口にしているお野菜。

どれだけの手がかかり、手間をかけ、愛情を注ぎ、私たちの元へ届けているのかを知ることができました。

少しずつですが、私も自分の畑やプランターで実践していこうと思います。

 

最後に…。

よりたかさんは、

「俺はどこへでも行くよ。」

と、一言。

 

これからの農のお話、種のお話、食のお話、その他のお話。

よりたかさんが発信している情報の全てを、知りたい方々のいるところへ行きたいと。

 

よりたかさんとの時間が、これから出会う人達にとっても、素晴らしい時間、経験になりますように!!

 

みなさま、どうもありがとうございました。

 

ちなみに、こちらのブログは、畑の手入れとともに、ぼちぼち更新してく予定です。

今後もどうぞ、よろしくお願いいたします♪

 

もう、すでに一か月も過ぎてしまいましたが、9月15日(金)によりたかさん講座の第五回目が開催されました。

台風が近づいていて、天気が心配な日程でしたが、無事に開催することが出来ました。

よりたかさん、ご参加くださった皆様、どうもありがとうございます。

 

 

まずは、雨が降り始めないうちに、春夏野菜から秋冬野菜へ切り替えていくため、参加者の皆様と畑での作業。

 

 

野菜作りをしていて悩みどころとなる、いつになったら次のお野菜へ切り替えるか…。

講座での実習だから、思い切って踏み切れたのだけれど、これが、自分の畑で実行するとなると、とても難しい。

それは、まだまだ、実をつけるお野菜を楽しみたいと思う気持ちや、その実をもう少し大きくさせて収穫させたい欲求が、それを躊躇させる…。

 

 

特に、この丹原の畑では、カボチャがびっくりするぐらい大きく育ち、まだまだ、成長する予定の実がたくさんついていたので、皆様の手を借りて実を収穫し、カボチャを取り払っていく作業でなかったら、いつ、どのタイミングで始めていいのかわからなかったと思う。

 

自然界では雑草が秋冬へ変わり始めているため、このタイミングでの切り替えをしないと、秋冬野菜が育たないそう。

いつまでも採れる、トマトやきゅうりは抜いてしまい、根っこを畑へ落とし、土をリセットする。

抜いた野菜の茎や葉は一つにまとめて、米ぬかをかけて土をかぶせてたい肥にする。

 

 

今回も種取り実習。

ザルとボウルを用意して、種を取出し、水洗い。

発芽抑制物質と呼ばれるヌルヌルをきれいに洗い、浮いてくる種をよけて、種を確保。

種がぬるぬるしたものの中にあるものは、水洗いをしても大丈夫!!

春菊などの乾いているものはだめ!!

てっとり早く、キッチンペーパーを使っちゃいそうになるけど…。

さらしや、布巾の上で種を乾かしたほうがいいそうですよ。

キッチンペーパーだと、取りづらい。

 

種の乾燥は、陽射しにあてるのではなく、室内干しで。

しっかり乾燥してから瓶での保存。

シリカゲルなどの乾燥剤を入れておくのもポイントです。

 

 

人参の種は花が枯れてきて、種が黒くなるまで待つそうです。

 

午後からは、座学。

「無肥料栽培を実現する」ための土づくりの話をがっつり聞く。

これ、もう、化学です。

 

植物に必要な元素、植物が育つことに必要な要素、草や雑草で土の状態を知ること、そして、そこにどんな手を入れていくのかなど、春夏野菜の総括も含めてのお話。

よりたかさんの経験からの学びを合わせてお話してくださるので、伝わりやすい。

 

 

座学が終わって、もう一度、畑での実習。

今回は白菜の定植。

 

 

秋冬野菜でも、もちろん、コンパニオンプランツが大活躍。

ナス科の後には、マメ科やアブラナ科のお野菜がむいているらしい。

白菜の周りには、同じアブラナ科の小松菜を。

競争意識の強いアブラナ科はこうすることで種をたくさんつけるらしい。

彼岸花科のねぎは立ち枯れ、青枯れを防ぐ。

キク科の春菊で虫除け。

 

プランターの中でなら、いろいろと一緒に育てるイメージがわいてはくるのだけど、畑でお野菜が混植しているのは、本当におもしろい。

 

 

最後にソラマメときぬさやの豆まき。

特にそら豆は、どうやって播いた種が一番早く芽吹くかという実験付き。

黒い方を上にしたもの、横向き、黒い方を下にしたもの。

 

すでに、結果は出ておりますが、この答えは、また今度。

 

 

そして、講座終了後には、畑で採れたお野菜たちを料理して、収穫祭。

メニューは

※夏野菜カレー(自然栽培米)

※ポテトとかぼちゃのサラダ

※ピザ

※お漬物

 

 

スタッフだけではなく、参加者の方々にもお手伝いをしていただき、おいしくいただきました。

ごちそうさまでした。

 

今回も天候の悪いなか、足をお運びいただいたよりたかさん、参加者の方々、どうもありがとうございました。

次回、10月20日(金)の最終回は、この半年間の総括となる予定です。

単発でのご参加でも十分楽しめる内容となっております。

ぜひ、お問い合わせくださいね。

2017年5月13日に開催された三浦伸章さんとのコラボセミナーからの連続講座の六回目です。
 
第六回目 「夏野菜の終わり方と秋冬野菜の手入れ」
 
天気が良ければ、畑での実習と古民家での座学、雨になれば古民家での座学となる予定です。
質疑応答の時間もあります。
今までの講座を逃された方でも十分に楽しめる内容です。
今回の連続講座の最終回となります。
ぜひ、ご参加ください。
 
2017年10月20日(金)
 
<開催場所> 愛媛県西条市丹原町長野 
田野郵便局近く 古民家
 
<時間>
午前の部 10:30~12:30
午後の部 14:00~16:00 
 
<受講料> 9,000円
 連続講座ではありますが、各回への単発参加が可能です。
 ぜひ、お問い合わせください。
 
<定員> 25名
<持ち物> 筆記用具、汚れてもいい服装・靴、軍手、飲み物、昼食、天候により雨具
ご希望の方には、500円で食事を準備いたします。
 
※お子様連れの参加はOKですが、託児コーナーは特に設けておりません。
お子様の人数も必ずご連絡ください。
 
 <申込方法>
参加ご希望の方は、下記の内容をメールにてお知らせください。
複数でお申し込みの場合は、代表者に○をし、全員の①②③も合わせてお知らせください。
 
①お名前
②ご住所
③連絡先
④メールアドレス
⑤参加人数
⑥他の方の車に乗り合わせて来られる場合は、乗り合わせとお書きください。
(車の台数確認のため)
⑦食事の有無
 
折り返し、入金先をお知らせいたします。
入金案内から、2週間以内に入金をお願いいたします。
ご入金を持ちまして、申込み完了とさせていただきます。
2週間以内に入金確認が取れない場合はキャンセルとさせていただきます。
振込手数料は、ご負担いただきますようお願いいたします。
また、キャンセルによる返金には、応じかねますので予めご了承ください。
御自身が参加出来ないときは振替参加も可能です。振替受講についてはご相談ください。
 
<連絡先> いよのたねとり
Mail iyonotanetori@gmail.com
いよのたねとりFacebookページ
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