(こちらの記事は2014年に遡って書いています)


私の周りにいた香港人は広東語、北京語、英語を上手に操っていました。


香港の会社では英語が共通語でしたが、香港人同士はもちろん広東語で、北京語が得意な日本人は香港人と北京語で、日本人と香港人が一緒の会議では日本人同士でも英語で話していたので、日々いろんな言葉が飛び交っていました。


そして、香港に移住して1ヶ月くらい経った時に驚きの現象が。。(*^^*)


大学時代に北京語を勉強していたので、その時に学んだ北京語語録が物凄いスピードで蘇ってきて、北京語が得意な日本人が香港人と話している会話内容がところどころ分かるようになりました!

そして、理解できる北京語だけおうむ返しで発音してみると、周りの香港人に「どうして?なんで分かる?!」って驚かれました(^^;;

北京語が話せる日本人の同僚は、その後内緒話がしづらくなったと言っていました笑


10年以上封印していた言葉なのに、耳が慣れてくるとどこにその記憶がしまわれていたの?!って思うくらい溢れ出してくるんですね。

言葉の力は、本気で学んだり必要に迫られたりすると裏切らないのかもしれません。


歳を重ねても自分の記憶力に驚くことがまだまだありそうです。


それにしても、香港人(特に金融機関で働く香港人)はみんな英語がペラペ~ラなので、香港の英語教育の高さにも驚かされます。

中途半端な自分の英語力に愕然としたり、ちょっとだけ北京語が話せると褒められたり、毎日が言葉との闘いでしたが、その時は言葉の面白さに日々ワクワクしていました。


【香港あるある】 

七、香港のデパートのエスカレーターは一階飛ばしや二階飛ばしが多いのでなかなか目的地にたどり着けないヽ(´o`;何回も地上に降ろされたり違う階に行ったりするので、建物内をぐるぐる回っていたのは私だけだったのかな?



八、ある日、お部屋に備え付けのエアコンに暖房機能がないことに気付きました。(冷房とドライのみ)香港は暖かい気候だから暖房は必要ないのかな?とその時は納得しましたが、2014年の香港の冬は結構寒かったので、足元だけでも暖めようとミニヒーターを買って部屋の中では厚着をして過ごしていました。



(こちらの記事は2014年に遡って書いています)


ー知識は富をつくるー

当時働いていた香港の会社のチームリーダー(金融機関を渡り歩いている同い年くらい?の香港人男性エドリック)が教えてくれた言葉です。


エドリックは英語がペラペラで情報収集能力も高く、どんな質問にも的確に答えてくれるので、入社したての日本人メンバーは彼に頼りっきりでした。


彼が仕切るモーニング・ブリーフィングで繰り広げられる議論が楽しくて、金融のことや香港のこと、日々の生活のことなど、学びがありすぎてついて行くのがやっとの状態(^^;;


私の素朴な質問にもエドリックはいつも一生懸命答えてくれたので、そのうちのいくつかを「香港あるある」として挙げたいと思います。


【香港あるある】

四、中国最大の原発運営会社(CGNパワー)が香港市場に上場した日、香港の電気事情について聞いてみたところ、香港から50キロ圏内のシンセンに大きな原発があることを知りました。エドリック曰く、「この百万ドルの夜景の電気はどこから来てると思う?」。一瞬で納得しましたσ(^_^;)笑

因みに、彼はこの会社の株が抽選で当たったようで、上場日の株価を見て嬉しそうにしてました。 


五、海外ドラマの続きが観たくて、香港のレンタルビデオ屋さんについて聞いてみたところ、「ん??」「なんでドラマ観るのにお金払うの?」と言われてしまいました。あまり大きな声では言えませんが、彼はすぐに私のiPadに海外ドラマや日本のドラマや日本の漫画が無料で観られるアプリをダウンロードしてくれました。但し、漫画は中国語onlyでしたが^_^;


六、高級レストランにやたら詳しい彼に普段の食事情を聞いてみたところ、「普段は安く済ませているよ。」とのこと。例えば、香港にある吉野家の牛丼は3:00pm-5:00pmの時間帯だけ半額になるらしい。また、香港のマックポテトはLサイズを頼むよりSサイズを2つ頼む方がお得らしい。

きっとメリハリのある食生活を送っているのでしょう笑


エドリックは毎日make money、save moneyの方法を教えてくれましたが、香港人がみんなこんな感じではないのであしからず(^◇^;)



(オフィスから見た景色①)


(オフィスから見た景色②)


(オフィスから見た景色③)


(こちらの記事は2014年に遡って書いています)

香港の物価は日本の約1.5倍、家賃は日本の約2倍だったので、デフレの日本で育った私は初めてインフレ体験をしました。 

お給料は香港ドル建て(香港ドルは米ドルにペッグされているため、米ドルとほぼ同じ動きをします。)で、さらに、2014年10月末のハロウィン緩和以降、香港ドルは円に対してドル高円安に動いていたので、物価の高い香港で買うより、香港ドルを使って日本でお買い物する方が断然有利!

 日本のデフレと円安効果で、同僚の香港人たちは年に3-4回日本に行ってお買い物を楽しんでいました。 

私も香港ではあまり物を買わず、日本に一時帰国した時に服や食料をまとめ買いしていたくらいですσ(^_^;)


また、香港では人と外食しない時は極力自炊しようと思い、高級スーパーからローカルスーパーまでひととおり見て回りました。 

日本の紀ノ国屋に近い高級スーパーの「city super」は世界中の食材やお菓子やお酒や調味料等々が揃っていたので見て回るのは楽しかったけれど、大したものを買っていないのに気が付いたら1万円超えのお会計になることもf^_^;)
でも日本食の品揃えがよかったので月1程度で通うくらいが丁度よかったかな。 

 中間クラスの「MARKET PLACE」はそこそこ品数があって、輸入ものと中国産のものが7:3くらい。値段もcity superよりは若干安かったので、お財布にも優しかったですo(^▽^)o 

ローカルスーパーは「パークンスーパー」が自宅近くにありましたが、食材はTHE中国産!のものが多かったので、水とか雑貨品とかを買う時に利用していました(^◇^;) 

結論、日本のスーパーはどこに行っても安心な物を安く買えるので、円の価値が4割近く下落したとしても「円の現金価値はまだまだ高いんだな~」と実感しました(^^) 

写真はお世話になった「MARKET PLACE」の店内です(^-^)/