歌舞伎一幕見せられてしまった。
台詞とか何言ってるか全然解らないから雰囲気ものだけど、
ストーリーは単純明快だからそんなもんかぁ。
江戸時代とか、日常的な会話がこの調子だったら、
笑い過ぎて死んじゃうかもね。
いや、そもそも歌舞伎は大爆笑この上ない芝居だったのかもしれないね。
全てがオーバーアクション、オーバーリアクションだもね、笑えちゃうだろう。
いっこうとして進まない自分の先行きに、既に胃腸は限界に近付いた。
最終治療の時をも上回る胃痛に、暫くは、うどんだけの日々を送った。
先生から胃腸薬を処方してもらって、これでやっと人並みの物が食えそうだよ。
やはり、うどんだけではスタミナも体調も維持は難しいみたい。
身障者向けの求職者支援のスクールの募集はすぐにはないみたいだし、どうせ勉強しなおさないで受けてもおっこっちゃうかもしれないので、一般の求職者支援に応募する。
胃の痛みもなおんねぇし、首も痛いし肩も痛い、背中まで痛くなって、面接を一週間後に控えた、歩けないほどの激痛とともに、脇の下から不気味に広がるぶつぶつした水泡。
帯状疱疹だね。
しかも、運悪く激しいヤツ。
初め、歩き続けてると息が出来なくなってしまうほどの痛みは、寝違いかなんかかと思ってたんだけど、これも帯状疱疹の症状らしい。
疱疹じたいは、そんないうほどいたくねぇじゃんなんてたかをくくていたが、背中の痛みが引いて行くのと反比例してだんだんと痛みが増して、いまわそれだけでも結構痺れる感じ。
まさかここにきて入院するなんて思ってもいなかったもんだからWi-Fiのやめちゃってて、一週間強ネットのない生活をよぎなくさせられたいた。
そして今、退院して世間と繋がってみたのだが。
あれほどやりたかったのに、なんか冷めちゃってる。
でも、覚悟が決めれた入院でした。
ポロリ・・・。
ある日、唐突に取れちゃった。
でも、痛くない。
下から現れた爪は、薄いけど柔らかくはない。
よく使う指の爪は伸びやすいみたいで、その通りに左の人差し指が一番だった。
それを皮切りに、どいつもこいつも生え換わりの準備をする。
痛っ!
あちこちぶつけて右手の人差指の爪がもげそうになる。
出血大サービスだ。
この中途半端な状態を過ごさなきゃいけないのかとびくびくしていたら、次の日、何事もなく取れちゃった。
ポロリ、ポロリ・・・。
あっ! て思った瞬間、小指の爪も取れていた。
次は左の親指か中指だね。
まだまだ、後遺症は糸を引きそうだよ。
ず~~~っとチリチリしていた胃痛もだいぶ怪しくなってきたし、今日も暑いと言う事で、どうしようもないからのどをうるおすえねっ。
焦燥しきった現状で、絵に描いたかの様に堕落してる毎日。
そんな時あけちゃったね、ついつい。
何年かぶりの缶ビール。
発泡酒でも第三のビールでも新ジャンルでもない。
LAGER!
らが~~び~る!
忘れていた感覚に、咽喉なる。
旨い! 旨いよぉ!
炭酸スピリッツが霞んで消えていく。
今まで、自らをごまかしてしまっていたのですね。
昭和の味だぜ。
そんなもんだから、当然、不摂生は深みにはまっていく。
いやいやまったく、久しぶりにほろ酔いだ。
これじゃ身体に良いわきゃないよ、わかっちゃ・・・。
うわっ!? ぽろりっといってしまった。
爪がね、右足の小指の爪が、めくれたかと思ったら簡単に取れちゃった。
良く見ると、皮が厚くなってるのか? 薄っぺらい爪がなんとか生えてるのか? ブヨブヨしちゃってるよ。
今日はね、手の爪も反対から反り返り続出で痛いやら滲みるやらで気が気でなかったのに、そんな中の出来ごとだったよ。
でも、痛くない。
ちょうど麻痺してて痛くなかったのか、ただ生え換わったぐらいののりなのか、痛くない。
堅くて頑丈な爪が目の前にある。
ここのところ折角、箸を握れそうな気配がある。
指の感覚は、日によって時間によってまちまちだけど、無意識が多くなってきてる様な気がする。
昨日は、履歴書を10枚が10枚失敗しちゃったけど・・・。
くどいようだけど、爪がね、爪が、先っちょの辺りがブランブランだよ。
もう遠くない未来・・・、1本や2本なら可愛いんだけどね・・・。
そげる、そげる。
気付かないうちに、無くなってしまってる。
注意できる爪は、まだ良かったのかもね。
ここのところめっきり筋肉ってやつが激減してるみたいだ。
やっと認識してみる。
身体中の痛みに・・・、言葉が浮かばないよ。
まぁ、最終治療を施した後悩まされ続けてきた身体の痛みも、四肢が和らいでいき、頭、首、肩と続いて、脇周り、胸周り、腹筋、内臓と、そろそろ大人しくしてもらいたいもんだ。
ずっと原因不明だと言っていたので、勝手にリンパ節痛だとか再発だとか慄いていたが、ある日主治医は線維性筋痛症かもしれないというのでそうなのか? とも思ったが、最近じゃ狭心症さえ疑いを持っちゃったりして・・・。
とにかく、超大量の抗がん剤の影響が凄まじかったってことには変わりない。
体重は、めっきり測ることを忘れてるのだけれども(血圧なんかもとっくだな)、他人に指摘されるくらい筋肉がヤバい感じらしい。
そういやぁ、膝のカクリはことさら増え、右手の不自由も相変わらずだが、何やら左手も融通が利かなくなってる様な気がする。
それに加えて、おつむも弱っちくなってるわけだから、ひきこもりたくなるのも解るわな。
それでも世界は動き続け、小洒落たオチじゃ済まなくなってきている。
生きる。
儲ける。
逸る。
ニヒる。
人、死ぬし。
殺しちゃうし。
明るみに出ちゃうし。
すごいなぁ世間は・・・。
( ̄□ ̄;)!! 関係なしに廻ってるじゃん。
ソゲル
ソゲル
そげてるな・・・。