中学生の勉強 ゼロからの特別進学プログラム

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中学生の勉強 ゼロからの特別進学プログラムメールマガジン 学校成績に悩む中学生、やる気に悩む中学生の保護者向けメールマガジン。 平成16年12月、教室に通う中学生に触れ合いながら、教育の現場最前線から勉強について保護者向けに情報を配信しつづけている。
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こんにちは、石嶌之広です。 
 
 
自宅から教室に向かうと、梅や早咲き桜の木がうっすらと色付きはじめています。 
 
そんな木の脇に車を止めてお昼寝という最高に贅沢な時間を過ごしてみたこの頃です。 
 
 
 
 
昨日は勉強会の日、1年生2年生はテスト前勉強会、3年生は公立入試対策で長文読解を行いました。 
 
3年生の公立入試対策向け基礎学習の勉強会は今回が最後、次回からは実践問題への取組み中心になります。 
 
 
 
今回は模擬試験についてお話してみようと思います。 
 
 
入試対策の後半には実践的な取組みとして模試を活用することがあります。 
 
今回は入試対策後半に行う実践問題取組時以外の模試についてです。 
 
 
 
模試をするのが学習塾の学習セットとして定着してからもう何十年も経っていると思います。 
 
私の教室では中学3年生になると年間で7回位、多い年は8回・9回と模試を実施してきました。 
 
模試を行って次の土日には模試問題を使った勉強会を開いてきました。 
 
 
 
でも一昨年から模試について少し考えることにして開催日数を減らしていきました。 
 
入試対策時も模試に使う1日を入試対策課題そのものに使っていくことにしました。 
 
学習塾は模試を学習機会の彩りとして使いますが、それについて思考しなくなっていた自分に気が付いたのです。 
 
 
 
学校成績が平均前後位の生徒達を中心に個別指導しているという塾。 
 
この塾が模試後の勉強機会をしっかりとっていない全員参加必須の模擬試験を実施するとすれば、それはブレブレの学習環境を作っているということになります。 
 
 
私の教室は2年前までそれに近い塾だったのです。 
 
模試の翌週から2回ほど土曜と日曜を使った勉強会をセットにしていましたが参加率は低い。 
 
そしてずいぶんと時間を取らないと模試問題の消化もままならないのです。 
 
学校成績が平均前後位の生徒たちですと1教科にかかる時間はずいぶんなものになります。 
 
 
 
 
いま模試を使った学習についてはこう考えています。 
 
 
 
先ず二つの選択があります。 
 
 
1.模擬試験を行わない・参加しないという模試を使わない選択 
 
2.模擬試験を行う・参加するという模試を使う選択 
 
 
 
ひとつずつ説明していきます。 
 
 
 
1.模擬試験を行わない・参加しないという模試を使わない選択 
 
模擬試験を使わないという選択はとても重要だと思います。 
 
 
普段の学校テストで8割がたの正答率があり、ある程度の成績である場合は模試はとても有効な学習機会になります。 
 
あらゆる学習機会を通して習熟洗練させていくことができる状態になっているからです。 
 
 
しかしいつも正答率は5割前後、学校成績も平均前後くらいであるならば模試に参加することによる学習効果はぐんと減り、逆にマイナスになる可能性はとても高くなります。 
 
 
なぜならば点が取れないからです。普段の勉強は学校授業や学校テストを意識した内容になっています。 
そこで突然に模試を受けても点はとれない。 
 
 
テストのタイプがまるで違うからです。出てきた分析結果をみても学習意欲を削ぐだけです。 
 
「いままでの勉強はなんだったのか」ということになる可能性はずいぶんと高いものになります。 
 
 
 
それでいままでのやり方に不安をもって、学習方法を変えてしまったということになるのであれば、さらにとんでもないことになります。 
 
 
 
事前に模試対策をやったら・・・。普段の勉強時間をそうした時間に使うのは避けたいものです。 
 
模試のあとに模試問題で間違えたとろやできなかったところをやったら・・・。これも普段の勉強時間を割いてまでは避けたいものです。 
 
 
 
何故ならば、学校テストで正答率は5割前後、学校成績も平均前後ときは、まだまだやらなければならない重要なことがあるからです。 
 
 
 
普段の学習に使っている通年テキストが現在の学校授業の2単元3単元先まで8割以上学習されているでしょうか。 
 
模擬とその問題の学習にその時間を使うのであれば、通年テキストの習熟に時間を使いたいものです。 
 
 
 
 
2.模擬試験を行う・参加するという模試を使う選択 
 
学習塾で模擬試験が実施される場合。 
 
部活もなくて用事もなく家でゴロゴロしていても仕方がないというのであれは参加するという選択になります。 
 
 
その場合、「模試結果は一切気にしない」。(思わず良かった時は気にして自分をほめる) 
 
そして模試問題を使った勉強会には必ず参加する。(勉強会が無いなら模試に参加しない) 
 
 
模試問題を使った勉強は今の実力で出来るところはガッチリやる、できないところは出来るだけやるというスタンスで利用する。 
 
 
 
というのが模試の使い方になります。 
 
 
 
 
 
今回は以上です。 
 
 
石嶌之広 
 
 
 
 
 
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気まぐれ更新
 
 
よろしくお願いします。
 
 
こんにちは、石嶌之広です。 
 
気がつけば、家の小庭には梅が咲き、街のあちこちで早咲きの桜が満開の季節になり 
ました。 
 
春ですね。高校入試対策そして合格発表が終わり、一息ついているこの頃です。 
 
 
今回のお話は、「高校入試を終えた3年生のみなさんに伝えたいこと」です。 
 
ここから 
↓ 
 
高校入試にあたって選択という過程があった。 
 
その選択は自分で決めただろうか。 
 
選択は自分でしなければならないことを誰かに言われたのではないだろうか。 
結果のすべてを受け容れるために。 
 
選択と決心の大切さを今は十分理解できると思う。 
 
 
入試は合格と不合格のいずれしかない。 
 
 
人には感情があり、合格すれば嬉しい、不合格なら悲しい。 
 
その感情に抗う(あらがう)ことはできない。そして素直にならなければならない。 
嬉しいときは素直に喜び、悲しいときは素直に悲しむ。ごまかしてはいけない。 
すべてありのまま受け容れよう。 
 
 
肝心ことはその次にある。 
 
 
合格したことは入試の成功ではない、不合格であったことは入試の失敗ではない。 
合格・不合格は他人が決めたものであり、それによって成功・不成功が決まるわけではない。 
 
 
合格と不合格はただ道が決まったにすぎない。 
 
 
成功・不成功はその先にある。 
 
入試によって決まった道でどう行動するかによって本当の成功・不成功が決まる。 
 
 
合格した喜びのまま日常に戻っていないだろうか。不合格の悲しみにいつまでも浸り続けていないだろうか。 
 
合否発表の直後にある感情をしっかり受けとめたら、次の準備を始めることだ。 
 
 
本当の成功を掴むために。 
 
 
今回は以上です。 
 
 
 
石嶌之広 
 
 
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