~TEAM NACS×人形劇×西遊記~
『TEAM NACS×人形劇×西遊記 西遊記外伝 モンキーパーマ』は、主に独立局中心に放送されている人形劇シリーズ。2014年4月から6月放送。
TEAM NACSのメンバーが出演する、西遊記をモチーフにした人形劇。
番組は、4部構成↓
◆Aパート
スタッフと話しているような悟空の一人しゃべりからオープニングをはさみ客が来る。
◆Bパート
客として来た妖怪の正体を暴き成仏させる。
◆Cパート
三蔵が経典の言葉を思い出す。
◆Dパート
悟空がその回のサブタイトルになっている歌を口ずさみながら成仏させた妖怪に思いを馳せる。
◆ミニコーナー
「オッティ・オットマン」とTEAM NACSメンバー1人ずつが対談。
◆Season2あらすじ
喫茶店「ゴー・ダイ・ゴー」から徒歩で3か月かけてやってきた「ゴー・ダイ・ゴー」2号店で働き始めた西遊記御一行。ところが、玉龍が大事な経典をトイレットペーパーの代わりに使ってしまった。そしてそのことを知らずに経典を狙う妖怪も現れて・・・。
◆登場人物・キャスト
一部の出演者とミニコーナーの出演者以外は、全て声での出演。TEAM NACSおよび三宅をはじめとして、出演者の殆どはアミューズおよびその関連劇団(CREATIVE OFFICE CUE、スーパー・エキセントリック・シアター)所属者。
○西遊記一行(「ゴー・ダイ・ゴー」従業員)
5人ともTEAM NACSメンバー。人形はそれぞれの演者の顔に似せて作られている。
・孫悟空 - 大泉洋
三蔵とともに旅をしてきた天然パーマの猿の妖怪で、本作の主人公。喫茶店の客として登場する妖怪を、毎回その巧みな話術で成仏させている。
動物全般が苦手であるが、特に猫が苦手。
妖怪退治の際の決め台詞は、「巻いて巻かれて巻かれて巻いて、口から生まれたパーマの猿が煙(けむ)に巻きますあなたの心、人呼んで斉天大聖、またの名を孫悟空」が歌になっている。
紹介映像では「口八丁の手八丁、舌先三寸」と言われている。
・三蔵法師 - 森崎博之
天竺まで経典を貰いに来た僧侶。悟空曰く「エロくて偉い人」。他の人形より顔が一回り大きい。方言フェチ。
頭の上の頭巾が妖怪アンテナになっており、店内に妖怪らしき人物がいると悟空に言われるとアンテナが伸び本人が「妖怪アンテナ・バリ3(さん)」と叫ぶ。ただし、その人物が本当に妖怪かどうかの確認には悟空を行かせる。
緊箍児(悟空の頭の輪っか)を締める呪文は「チリチリチリチリ…」、緩める場合は「チリチリ…」の最後に「パーマ」と叫ぶ。
紹介映像では「声と顔だけでっかいリーダー」と言われている。
・沙悟浄 - 戸次重幸
三蔵とともに旅をしてきた河童の妖怪。人形の顔は直線的にデザインされており、また戸次のガンダム好きを反映したのか、左の肩当てにザクのようなスパイクがある。また、胸の部分に大砲が仕込まれている。ツインテールフェチ。
紹介映像では「残念、残念また残念、ザッツ残念」と言われている。
・猪八戒 - 音尾琢真
三蔵とともに旅をしてきた豚の妖怪。まかないで作るカレーは絶品。鎖骨フェチ。絶品の「ちりちり拉麺(ラーメン)」を開発している。
紹介映像では「目と目の距離は一万里、延々年下」と言われている。
・玉龍 - 安田顕
三蔵の愛馬だが白馬ではなく普通の茶色い老馬。なぜかいつもけだるそうな渋い声でしゃべっている。このため、ラジオで「馬方謙三の試みの水平線」という番組を放送している(実際は三蔵が脱法妖術を使い玉龍にやらせているらしい)。時々タバコをくわえている。女性が裸足で踏んだぬかるみフェチ。
BパートのCM明けでの話数とサブタイトル、第3話以降は登場妖怪の名前は彼が読み上げている。
紹介映像では「老いぼれて、なお老いぼれて」と言われている。
Season1最終回では経費削減のためのリストラと称して腕慢に中の人(操演者)もろとも倒されたが、20徳玉を食べケンタウロス玉龍として甦った。
本名は山田龍だが十代の頃、政略結婚で玉(ぎょく)家の婿養子となり玉龍となったことがSeason2第11話で明らかとなった。
・マッチョ玉龍 - 安田顕(演・町井寿一)
バイモグラのエキスでマッチョになった玉龍。ただし見た目はマッチョな人が馬のマスクを被っているだけ。
・ケンタウロス玉龍 - 安田顕
20徳玉を食べ上半身が安田に似たケンタウロスの姿になって甦った玉龍。姿や声が若返っている。
Season2第1話の時点では、エネルギーを使い果たし元の玉龍に戻っているが、第7話や第11話にも登場している。
○その他出演者
・ナレーション - 坂本知子
オープニング後のあらすじ、Season1第3話以降は登場人物紹介と妖怪が本性を現した際の紹介を担当。
・親玉妖怪・閻魔体毛(えんまたいもう) - 小倉久寛
三蔵一行の持っている経典を狙う毛むくじゃらの悪い妖怪。本体は心も体も小さい毛玉のような妖怪。正体は喫茶ゴー・ダイ・ゴー2号店を右手に乗せた巨大な仏様。最後は店を持ったままいずこかへ飛び去ってしまった。
・本音妖怪・佛知自棄(ぶっちゃけ) - 大関真(7)
見つめた相手に本音をぶっちゃけさせることで周囲をギスギスさせる妖怪。本社から視察に来た社員として登場。
○ミニコーナー
・オッティ・オットマン - 音尾琢真
番組のエンディング曲を担当している、緊急来日した海外の大物ロック歌手らしき人物。レゲエ歌手のような風貌をしている。
・インタビュアー - 山本舞衣子
番組最後のミニコーナーで「オッティ・オットマン」へのインタビューを担当している。
○Season2#7サブタイトル・登場妖怪・思い出した経典の教え
☆サブタイトル
secret base ~君がくれたもの~
☆登場妖怪
本音妖怪・佛知自棄(ぶっちゃけ)
☆思い出した経典の教え
言っていいことと悪いことがある
*サブタイトルは曲のタイトルを用いている。
◆オープニングテーマ
・オープニング曲 - 金剛地武志
◆エンディングテーマ
・Trouble - Ottey Ottoman(オッティ・オットマン)(1-11)
・さすらい - 奥田民生、 三蔵一行(12)
◆公式HP