その日も、夕飯食べて、テレビ見て、

お風呂に入って、

さあ寝ようってところまではいつもと一緒。

いつもと変わらない今日。

明日も今日の続きと

母も疑わなかったに違いない。

 

母が自宅階段で転倒(転落)したのは

ちょうど1年前、3/24の22時半ごろ。

 

この日のことは一生忘れられない。。。

 

救急搬送され、頭がい骨を外して、血腫を取り除き、

何とか一命は取り留めたものの、

急性硬膜下血腫・脳挫傷・遷延性意識障害・脳梗塞と診断。

気管切開・胃ろう、全介助となってしまった。

 

食いしん坊で、演歌が大好きで、

料理が大好きで、掃除が大好きで、

ちょっとしたことでいつも笑ってて、

お花が大好きで、美容やおしゃれが大好きで、

ちっちゃくてまん丸で。。。

それなりに楽しく生活してた。

私は小さいころからお母さんが大好きで、

いつもお母さんのそばにまとわりついていた。

お母さんと一緒にいたくて、

私は結婚しなくてもいいと思ってたし、

結婚する相手の条件は「自分の親と一緒に住んでくれる人」だった。

そして、現にそんな相手と結婚し、7年前から晴れて同居していた。

母の助けがあってこそ、私は外で自分の好きな仕事ができたし、

娘も母(ばあば)がいたから安心して学校から帰ってこれたし、

おやつもご飯も食べさせてもらったし、

バスや電車に乗って一緒にお出掛けを楽しんだり、

料理を教えてもらったりもできた。

 

でも、もうお母さんはこの世にいないんだなぁ。

 

遺影のお母さんは、いつもの笑顔なのに。

 

もう一度、お母さんの声が聴きたい。

元気なころのお母さんに会いたい。