日本人ホッケー選手初のインドリーグ参戦なるか? | 【Samurai Diary】サムライダイアリー

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名古屋フラーテルホッケーチーム #9藤本一平のブログ



明日、9月17日(木)にホッケーインドリーグの選手オークションが開催されます。
(インドリーグについては過去の記事でも書いています→クリック




ざっくりというと、インドリーグとは、



・世界各国の代表選手とインド人選手がミックスされたチームで戦う
・1月末から2月末ごろにかけて約1か月間、開催されるリーグ戦
・これまで3回開催され、2016年大会が4回目となる
・今年も6チームで開催



という大会です。





インドはホッケーが盛んな国のひとつで、男女ともにインド代表はリオ五輪の出場権を獲得しています。





さて、そのインドリーグに参戦すべく、今年は名古屋フラーテルの選手も参加希望書類を提出し、オークションにノミネートしています。



粥川選手、川上啓選手、長澤選手、山下選手、森嶋選手、吉原選手、新本選手、藤本がノミネート。

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こちらのPDFファイルでオークションにノミネートしている選手一覧を見ることができます。
(容量が重いので表示に時間がかかるかもしれません。)
http://league.hockeyindia.org/images/pdfs/2015/Final-HIL-Auction-player-profile.pdf



日本選手のノミネート番号と氏名
151 森嶋
152 新本
177 粥川
178 山下
200 長澤
201 川上啓
247 藤本 
276 吉原



オーストラリアの
ジェイミー・ドワイヤー
グレン・ターナー
ロブ・ハモンド
サイモン・オーチャード
スワン


ドイツの
モリッツ
ハウケ
フックス
ヤコビ
ラベンテ


アルゼンチンの
ルーカス・ビラ
ペイラット
レイ兄弟
イバーラ


ニュージーランドの
アーチボルト
フィリップ・バローズ
シャー・マカリース
アンディー・ヘイワード
パンチア


マレーシアの
ラズィー
クマ
ケビン



などなど有名どころがリストに入っています。
(個人的に好きな選手もピックアップしています。発音は怪しいです、すいません。)



インドの主将、サルダー・シンがどのチームに落札されるかも注目です。



オーストラリアのマーク・ノウルズ、ニュージーランドのサイモン・チャイルド、イングランドのアシュリー・ジャクソンなどは昨年度のチームがそのまま「確保しておきたい選手のリスト」に入ったため、オークションにはかけられません。





現時点で発表されているルールやレギュレーション、また選手オークションの情報についてまとめてみます。



<チーム編成>
・1チーム20名
・そのうち12名はインド人選手
・8名は海外選手
・GKは必ず2名以上ベンチに入れること
・どの試合も20名全員がベンチ入りすることができる




<海外選手の参加枠>
・海外選手の枠は各チーム8名×6チーム=48名
・すでに昨年度の所属先に確保されている海外選手=15名
・オークションでの枠数は481533
・今回のオークションには、海外選手137名がエントリー

よって、137人中33名という、かなり狭き門です。
(厳しそうだけど、まず、挑戦しなければはじまらない。)



<各チームの予算と選手の確保>
・予算は各チーム統一。上限額=US$725,000
(1ドル120円とすると、8千7百万円)
・この予算内で20名を編成
・昨年度チームに所属していた選手をインド人選手最大3名、海外選手最大3名の合計6名まで、確保しておくことができる。(その場合、その選手を確保しておくために使った資金は予算から減らされる)


下の図は6チームが昨年度の所属選手を何名確保しているか、です。↓

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左側が確保した人数、右側がオークションで指名する人数。黄色がインド人選手、ピンクが海外選手。6名確保したチームもあれば、3名しか確保していないチームも。
出典→クリック




こちらは予算がどれくらい残っているか。↓

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ピンクが昨年度から確保している選手に使った金額。イエローがオークションに使うことできる金額です。
出典→クリック


右から2番目のチーム・RANCHI RAYS(昨年の覇者)は昨年度のMVPアシュリー・ジャクソン(イングランド代表)をはじめ、有力選手6
名を確保。その分、オークションにかけられる資金も少ないです。


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昨年度のMVP アシュリー・ジャクソン
(たぶんこの小切手の賞金は4000万円を超えている)





ちなみにRANCHI RAYSのオーナーは有名なクリケット選手:マヘンドラ・シン・ドーニ選手。

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インド、クリケットが非常に盛ん。







また、先日、2016年のインドリーグでは新しい得点方式が採用されると発表されました↓
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フィールドゴールは2得点、ペナルティーコーナーからのゴールは1得点というルールを試験的に導入して開催されるようです。

出典→クリック


これはおもしろい試みだと思います。







最後に、明日のオークションはYouTubeやインドリーグのHP、またインドリーグのアプリで生中継されるとのこと。↓

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日本時間のお昼過ぎ、12:30から生中継。


YouTube↓
https://youtu.be/MpjmXJI2Dc8



ちなみに・・・
昨年度、もっとも高値が付いた選手は、ベルギー代表のトム・ブーン選手。↓




US$103,000


1ドル120円だとすると、日本円で1236万円(ノ゚ο゚)ノ





今年の最高落札価格はいかに。



また、日本人選手の落札はあるのか・・・。




ドラフト会議みたいで楽しみですね。



(画像の出典:インドリーグ Facebookページ





<リンク一覧>

インドリーグHP↓
http://league.hockeyindia.org/

インドリーグ Facebookページ↓
https://www.facebook.com/TheHockeyIndiaLeague/

インドリーグ Twitter
https://twitter.com/HockeyIndiaLeag





それではまた!