腸内フローラは5歳までに決まる!? | サプリメントアドバイザー@hiroの健康ブログ

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腸内フローラは5歳までに決まる!?

生まれたばかりの赤ちゃんは、菌の種類が少なく、腸内フローラが未発達です。 

生後6か月ほど経つと、ビフィズス菌が90%以上を占めるようになります。 

 

次第に、他の種類の菌が増え、ビフィズス菌の割合は減っていきます。 

多種多様な菌が棲むようになっていくことを、「多様性の獲得」などと呼びます。 

 

この多様性が、大人の腸内フローラの健康度を表す指標になります。 

どんな菌が、どのくらいの割合で棲みつくのかは、人それぞれまったく違います。 

 

だいたい5歳ぐらいまでに腸内フローラの構成が決まってしまい、 

その後は、大人になっても、ほとんど変わることはありません。 

 

ただし、食生活などで小さな変化は絶えず起きています。 

その小さな変化が、健康を大きく左右するのです。 

 

そして、老化が始まると、腸内細菌の種類が少しずつ減り、 

〝多様性”が失われていくことがわかっています。 

 

さて、私たちの腸内に棲む、多種多様な細菌たちは、 

母親から受け継いだものだけではないとすると、どこからきたのでしょうか?

 

日本人にだけ、海藻を消化する腸内細菌が棲んでいるワケ

便の中に含まれる細菌の遺伝子を分析することで、 

どの種類の細菌がどのくらいいるのか調べることができます。 

 

「種」で分類すると、数百種類になってしまうので、 

それよりひとつ大きなグループわけである「属」という分類で上位5つまで調べます。 

 

この割合はいつ調べても、ほぼ変動せず、個人個人でかなり安定しています。 

こうした構成は、100人調べれば100通りの結果が出ます。 

 

ある人にいる菌が、別の人にいないことは、よくあります。 

腸内フローラは、まるで指紋のように、個人個人で違っています。 

 

でも、一見、まったく違う2人でも、詳細に比較してみると「似ている」と言える場合もあります。 

例えば、日本人同士を比較した場合似ているところが多く、国ごとに特徴があるのです。 

腸内細菌の構成を調べるだけで、どこの国の人か判定できてしまうほどです。 

 

日本人同士で比較しているうちは共通点がないように見えても、 

外国人と比較をしてみると、日本人同士はかなり近いのです。 

 

国ごとに違いが現れる理由は、大きくふたつ考えられます。 

ひとつめの理由は、食生活です。 

 

私たちが食べるものは、腸内細菌のエサでもありますから、 

似たような食生活をしている人は、似たような腸内フローラになるでしょう。 

 

しかし、食べ物がいくら同じでも、もともと住み着いている菌が違っていたら、 

同じ腸内フローラになるはずがありません。 

 

そもそも、ある菌が腸内にいる・いないを決めている仕組みは別にあるのです。 

それがもう一つの理由、「感染」です。 

 

私たちの腸内細菌は、生まれたあとで、なんらかの形で入ってきたものです。 

これは、いわゆる「感染症」の仕組みと同じで、 どこかで菌に接触することによって、もらってくるものです。 

 

どんな菌に感染するかは、その国でどんな菌が〝流行”しているかによって決まります。 

腸内細菌は人から人へ、ある世代から次の世代へと、感染していくものなのです。 

 

人間の場合、腸内細菌を母から子へ直接受け継ぐ個人レベルの継承と、 

もっと大きな集団としての継承、 

たとえば日本人というグループ全体としての継承があります。 

 

その証拠となる、ちょっと面白い話があります。 

日本人の腸内フローラを遺伝子解析すると、「海藻を消化する遺伝子」が見つかります。 

これは、他の国の人の腸内フローラからは見つかっておらず、 

「スシ・ファクター」などとも呼ばれているそうです。 

 

コアラにロンピネラ菌が棲んでいるように、

日本人の腸内には〝海藻消化菌”がいるのです。 

 

海に囲まれて暮らす日本人の祖先は、 

いつのころからか〝海藻消化菌”を腸内に住まわせるようになり、 

私たちはそれを代々受け継いできたと考えられます。 

私たちのお腹の中にいる細菌たちは、

ご先祖様から授かった大切な財産なのです。  

 

 

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