「なぜ?」と「何?」の使い方。 | 数学美術館 

「なぜ?」と「何?」の使い方。

こんにちは。

パーソナル数学コーチの八田陽児です。


今日も生徒さんから教えられたことがあります。



小学校低学年の勉強の様子を見ていた時、あまりに変な間違い方をしたので、思わず


「ええ!?」


と声に出して驚いてしまいました。


すると前に座っていた子が


「先生、『ええ?』はないでしょ~。」


と言いました。




いきなり横で驚かれると「え?今なんかマズいことをしたかな?」と思ってしまい、大人が横にいることに憶病になってしまいます。よろしくない影響を与えないよう、教師たるもの常に平常心を保っておきたいですね。


いい学びになりました。





さて、子どものモチベーションを上げる声かけとして、テクニックを一つお伝えします。

本来、テクニックは本質を理解していて初めて機能するものですが、ここではテクニックだけお伝えします。




●なぜこんなこともできないの?


この言い方をされるとどのように感じるでしょうか??

このような「なぜ+否定疑問文」の言い方にはトゲを感じる方も多いのではないでしょうか??


「なぜ?」はときとして否定形の意味合いを持つことがあります。


だから「なぜ?」を「何?」に置き換えると言われるのです。



●何があってこれができなかったの?


こう言われると、何が原因でできなかったのか、その物事にフォーカスします。





一方、「なぜ?」をうまく使う方法はどんなものでしょうか?



それは「なぜ?」+「褒め言葉」を使うのです。



●なぜ君はいつも100点以上なの??


こう言われると嬉しくありませんか??




「なぜ?」はほめ言葉に使うと、効力をUPさせます。



ぜひほめるときに「なぜ?」を使ってみてくださいね!!